メイプルわっふるGさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

メイプルわっふるG

メイプルわっふるG

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THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.5

ノルウェーの真面目な自然災害映画。
『トロール・ハンター』といい、ノルウェー映画は当たりが多い(私見)。

冴えない風体のパパが実は優秀で格好良い。
地震大国の日本同様、フィヨルドで数百の不安定を抱え
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Z Inc. ゼット・インク(2017年製作の映画)

3.5

ウイルス感染、アウトブレイク、感染経路、一定期間の隔離などなど。
今の状況(コロナ禍)だからこそ連日ニュースで取り上げられ膾炙しているものの、感染モノの製作時にはこれほど一般的な知識になるとは思いもし
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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

-

homie
【俗】名詞
発音:ホーミー
①仲間、友人。
②アメリカのメキシコ系ギャング、チカーノのメンバー同士がお互いを呼び合う呼称。
③家族。

耳鼻削いだりびっこにしたり
昔やったことは消えないし
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怒りのガンマン/銀山の大虐殺(1969年製作の映画)

3.8

リー・ヴァン・クリーフ vs.サクソン三兄弟
仏のサンソン家ではない

富と名誉の長男、義憤と感情の次男、悪逆非道の三男。
元保安官(リー・ヴァン・クリーフ)が冤罪の若者を手助けしつつ死体を積み上げて
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沈黙の標的(2003年製作の映画)

2.5

中華ネタ満載の復讐劇。
妻を殺されたセガールが単なる考古学者の訳がない。
世紀の大泥棒"亡霊"と呼ばれた裏社会の人間だった。
一週間後の妻の葬儀までに敵全員を始末する誓いを立てる。

マイケル・オブロ
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忍びの国(2017年製作の映画)

3.5

下忍衆がなにかを唱えながら押し寄せて来るのは『天と地と』の上杉軍の真言のようで格好良い。
全体通してコミカルな雰囲気とはいえ、子供の無邪気さと残酷さをそのままに育った故と考えると背筋が薄ら寒くなるとい
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キラー・シャーク 殺人鮫(2005年製作の映画)

3.1

ザ・シネマ「海は危険でいっぱい!海洋パニック映画特集」PG12相当

サメの細胞を移植された人間、シャークマン誕生。
進化するサメ人間、シュモクザメ・サピエンス。水陸両棲の怪物。神出鬼没。その正体はマ
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シャーク・イン・ベニス(2008年製作の映画)

3.0

ザ・シネマ「海は危険でいっぱい!海洋パニック映画特集」

美しいヴェニスの水路と街並み。ヴェニス観賞としても楽しめる。
ジェロム・レ・バンナ風の博士が財宝を狙うマフィアに粘着されてすったもんだ。
サメ
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H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964年製作の映画)

3.0

妄想がちな老人の話は事実だった。
老人の回想で明らかになる月世界最初の人間。

SF文学の古典を特撮レイ・ハリーハウゼンで映画化。
同じくH・G・ウェルズ作『宇宙戦争』の終息との類似はそれだけウェルズ
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ゾンビ大陸 アフリカン(2010年製作の映画)

3.5

古式ゆかしきスローなゾンビ。真面目なゾンビ映画なので雰囲気とも合致。
ノロノロなスピードのままカプッと噛み付いてくる非動物的な動き。遅いのにじわじわ追い詰められていく恐怖。
ひさびさ王道ゾンビを堪能。
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.2

死んだ友人と話すために周りを巻き込んでウィジャ・ボード。〜降霊術、こっくりさんみたいなもの
呼び出されたのは前の住人の悪霊だった。

過去数回、途中まで見ては中断。祝日外出自粛の機会に、改めて通して鑑
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アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

3.5

特集 生誕100年レイ・ハリーハウゼン(2020.04)
シネフィルWOWOW カラーライズ版

前王の子ジェイソン。父の仇と国を取り戻すため神々の宝物"黄金の羊の毛皮"を入手するアルゴ号航海の物語。
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トカレフ(2014年製作の映画)

3.0

犯人が分からない焦燥感。自ら地獄に突き進んだ挙げ句、切ない展開とやるせないラスト。

ロシアンマフィアや警察、再婚相手など、疑わしい面々が多数登場。
そんな中、仲間のオジサマたちが格好良い。
ナイスミ
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皇帝ペンギン(2005年製作の映画)

3.6

姿や動きの愛らしさ。その反面、過酷な自然と生き様。
ありがちな癒しものではなく厳しい現実をこれでもかと詰め込み、情操教育にすらなりそうな内容。

もっとも、昔語りから始まり「魔法のように不思議な習性」
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ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年製作の映画)

3.0

笑いとゴアと好き要素多くて楽しい。
あくまで真面目な言動。それで吹き出してしまうことまま有り。
こういう制作陣の愛情、思い入れや悪ノリが伝わってくるのは、惰性や作業的な作品と違ってそれだけで好印象。
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梟の城(1999年製作の映画)

3.0

時代劇専門チャンネル「ニンニン忍者祭り」2020.02.22(土)放映

この時代の歴史や小説が好きなので面白かったけれども、海外のニンジャ大好き欧米人の方には難しいとも思う。

五大老五奉行を誰が演
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.5

ミラ・ジョヴォヴィッチの常にトンでいる目が凄い。
ずっとそんな表情していたら本当に正気を失いそう。

甲冑がステキすぎる。リアルベルセルクな世界。
ヴァンサン・カッセルの両手フレイルなどは歴史ものなの
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暁の用心棒(1966年製作の映画)

3.2

トニー・アンソニー"よそ者"シリーズの原点。
初主演にして最大の当たり役となった作品。

イケメンというよりチャック・ノリスやブロンソン系を童顔にしてやさぐれたような愛嬌ある顔。

決してイケメンが軽
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オクトパス(2000年製作の映画)

2.9

ザ・シネマ「海は危険でいっぱい!海洋パニック映画特集」

巨大タコの荒々しさとピンポイントな器用さに感心
太く凶悪な足もおぞましい口元も造形が好み

冒頭、ソ連原潜を米軍が撃沈、爆弾テロで身近な人々が
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アローン・イン・ザ・ゼット(2016年製作の映画)

-

謎の感染病の猛威で都市は荒廃。森でひっそりサバイバルする女性の現在と過去回想が展開されていく。
内容は原題『Here Alone』の通りなのだけれど。。この邦題では似たタイトルのゲームや映画ジャンルと
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.5

古美術商カワウソ、詐欺師同然の元陶芸家。
過去良いように使われたり騙されたりした二人がリベンジ。
重そうな境遇と展開だというのにぜんぜん暗さのない終始面白おかしいドタバタ映画。
取り巻く家族や仲間(共
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チェルノブイリ爆発(2014年製作の映画)

-

イロモノ作品のようなジャケに惹かれての鑑賞。正直ナチオカルト系や『ハザード・マテリアル』なんかを期待していた。
製作ウクライナ映画って初めてかも。ロシア表記だけれど。

冒頭では耽美な美人姉妹の登場や
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X-コンタクト(2015年製作の映画)

3.1

製作陣の「『遊星からの物体X』好きすぎて自分たちで作っちゃった」感が微笑ましい。
そしてランス・ヘンリクセン船長が渋くて格好良い。

巨大進化クマムシ?も好みの造形。
ゲル状、ドロドロ、鋭角なヴェノム
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ジャッジメント・フライ(2013年製作の映画)

2.6

ワンシチュ機内もの。
チャリオット計画。命の救済。三次大戦勃発時、選ばれし者だけが救われる。

うん、それって選民救済。
不測の事態において、選ばれし者たちの行動が注目されるのだそうだ。
では、観測者
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窓・ベッドルームの女(1986年製作の映画)

3.5

不運じゃない。自業自得だ。
一番最初、不倫というやってはいけないことをやった時点でアリ地獄にハマるのが確定したダメ男ストーリー。

犯人の歪んだ家庭環境などは掘り下げず潔い。
邦題の「女」不要。
エリ
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星空の用心棒(1967年製作の映画)

3.0

冤罪と父の仇
悪党地主コッブ、部下ゴメス、保安官、将軍(ほぼ盗賊集団)
蒸気機関車 武器密輸
猫目美人ガブリエッラ・ジョルジェッリ
絞首台 死刑執行人のキャラ濃い
ラストのキャンプファイヤーじみた全員
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レッド・ドラゴン レクター博士の沈黙/刑事グラハム 凍りついた欲望(1986年製作の映画)

4.2

ハンニバル・レクター博士の初映画作品。
犯罪ものとしてならこちらの方が好みかも。

スター性あるエドワード・ノートンではなく、根っからの捜査官(役)のウィリアム・ピーターセン。
長身痩躯、異相、剛力の
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南から来た用心棒(1966年製作の映画)

4.3

再鑑賞 2020.04.18 シネフィルWOWOW(録画)

アリゾナ・コルト 土地+銃 偽名?
刑務所でもダンディなジュリアーノ・ジェンマ
常に甘いマスクで笑顔が絶えない
カウンターではミルク注文(
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.1

[2020.04.17]
ザ・シネマ「海は危険でいっぱい!海洋パニック映画特集」

サメ映画の原点にしてサメブームの火付け役、レジェンド、王道、オリジナル、…うん、言い尽くせないトップ独走映画。

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さらばバルデス(1973年製作の映画)

3.5

先住民の混血チノ・バルデス(チャールズ・ブロンソン)
生業は野生馬の管理と売買&ブリード
放浪少年転がり込んできて何となく雇うことに

広い土地は実は地主のもの
地主の妹とデキたけど当然大反対で邪魔さ
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

巨大化したゴリラ、オオカミ、ワニ。そしてロック様が大乱闘。
巨獣たちとロック様の筋肉と活躍をたっぷり堪能できる異種間バトルロイヤル。

手話で意思疎通するゴリラのジョージ。
棘針を飛ばしたり飛膜で空中
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.5

フレンチ・フィルム・ノワール。
フランス製ギャング映画の古典的名作。

モノクロと時代が相まって物語と同じくらい世界観が素敵。
ストーリーの秀逸さは言うに及ばず。

ジャン・ギャバンの存在感が半端ない
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ロボコップ(2014年製作の映画)

3.5

『ロボコップ』(1987)をスタイリッシュにリブート。
通算4作目。
好みは別としてこれはこれで格好良い。

マイケル・キートンCEOとゲイリー・オールドマン博士による人とマシンの合体。
ED209は
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.5

"友人はマーフィー、お前たちはロボコップと呼ぶ"
今度のロボコップは空を飛ぶ。

地域開発と強制退去。
私設特殊部隊リハッブ vs. 地域住民&市警。
警官たちがバッジを外すシーンは記憶に残る。
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.8

新型ロボコップ2号は犯罪者の脳を使用。
脳と脊髄と目玉の入ったガラスケースがそこはかとなく未来的。

1作目では荒れた街並みを埃まみれのパトカーで感じたけども、今作では街全体が退廃的に作られている。
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ロボコップ(1987年製作の映画)

4.1

子供のヒーローっぽい主役なのに結構グロい。
昔見たときは子供ながらに口周りを撃たれたらどうしようと心配したもの。右手吹っ飛びは衝撃的だった記憶。

二足歩行ロボット、まさかの階段昇降できないという。
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