teaserverさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シャニダールの花(2012年製作の映画)

2.4

黒木華さんは良かったな。でも、もう少し観念的というか哲学っぽい暗喩要素が欲しかったかも…。
やや中途半端(ーー;)

ヴィクトル・ユゴー 笑う男(2012年製作の映画)

3.8

古典文学の雰囲気が心地よいゴシックストーリー。
ダークだけど、やっぱりユゴーは好きな世界観であり系譜の作家であり作品なんだよね(^^;;と再認識

31年目の夫婦げんか(2012年製作の映画)

3.5

メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズの結婚31年目のベテラン夫婦。
妻は希望を見出したいのに、夫は無関心。無関心って、時に罪。
夫婦セラピーを通じて、不器用な大人の赤裸々でもどかしい愛の修復劇
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.0

古典的名作をようやく見る。
人生に、たら・ればは、無いと分かってても、考えてしまう。
老人の過去との邂逅。編集が秀逸で、『市民ケーン』を想起させる。
失われてしまったものは、永遠に失われてしまったもの
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ブロークン(2012年製作の映画)

4.2

昨日観てた映画。
負の連鎖が切なかったけど、主人公の女の子のイノセントに、救われた。
かけ違ったボタンが、暴力を産み、暴力が悲劇と絶望を呼び寄せ、真っ暗な世界に落ちていくなかでの、ひとすじの光。
郊外
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

4.0

理不尽な先生VS子供たち。
インドの少年たちの天真爛漫さに感動。

ところで、インドのお弁当(*^^*)
日本のお弁当とはもちろん違う雰囲気なんだけど、それぞれの個性やこだわり、家族の味があったりで、
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トゥ・ザ・ワンダー(2012年製作の映画)

3.2

恋の始まりと終わりの叙情詩。

ただただ、映像が美しくて、コマ割りでスチールにしたくなるような自然美。

あまりに美しい映像だったから、ストーリーがつまらないとか、超越しちゃった感。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

かなり久々に観た。いつまでも色あせない名作。

エンディングのベン・アフレックとケイシー・アフレックの微笑みが、セリフ以上に多くを語ってて、このラストシーンの為に、この映画はあるんじゃないかとすら、思
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昼下がり、ローマの恋(2011年製作の映画)

4.0

青年と中年と塾年のそれぞれの恋物語。それぞれに、ユーモアと指南があり、いくつになっても恋はいいなぁと思える作品。

愛さえあれば(2012年製作の映画)

4.1

期待しないで観たせいか、素敵な大人の恋愛ストーリー。

いろいろ乗り越えて来たからこそ、解ることってあって、恋愛だけじゃなくて、本当に残りの人生の時間を過ごしたい人について考える。

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.8

全ての恋はローマに通ず?
陽気なイタリアーノにNYテイスト。ウッディ作品らしい演出込みで安心して楽しめます。

シャワーで美声のオペラ歌手(本当は葬儀屋さん)とか
リアリティショーなセレブ風刺とか、面
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恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.8

人は恋に踊るのか踊らされるのか、ウッディ・アレン特有なアイロニーもたっぷりで、翻弄されて一喜一憂。悲喜こもごもな恋愛喜劇群像w楽しかった

映画と恋とウディ・アレン(2011年製作の映画)

3.8

ウッディ・アレン監督は、もはやジャンル映画にカテゴライズされて良いとすら思う。そして、私は彼の監督作品はもちろん大好き。

NY的な洗練されたジョーク。神経衰弱すれすれのユダヤ人な監督アイコン。描かれ
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

4.0

とても美しく、演劇的で深みのあるストーリーに釘付け。名作過ぎてつい見逃してたことを後悔な作品でした。

劇中劇のバチストのマイムも最高!

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.6

劇場でも観たんだけど、やっぱり何度観ても楽しい。
タランティーノ版マカロニウエスタン最高(*^^*)

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

2.0

何と言うか、良くも悪くもハーモニー・コリンなフィルムワーク。

少女たちの夢と現実が、カラフルな喧騒の中、危ういからこそ空虚で残酷に絡み合う。

ジェームス・フランコのドレッドヘア&金歯男が、サイテー
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.0

WOWOWの先行放送にて視聴。
カンヌ映画祭の出品作品。

たんたんと美しく、時に醜く残酷だけど、全てを内包する自然と人があり、「生きる」メッセージが込められた作品。

余韻が叙情的な素敵な映画作品で
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アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち(2011年製作の映画)

3.6

ひとは誰もが不完全。
問題を抱えて、もがき苦しみながら生きていて、ある日それが一気に表面化したりする。

家族や親戚の集まりとか。

長男の結婚式に呼ばれて、久々に再会一堂に会する今と前の家族たち、雑
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妹の誘惑(2011年製作の映画)

2.8

タイトルで、ややB級お色気映画なのかもと思ったら、主人公メテの心の揺らぎが描かれた、なかなかに良い映画でした^_−☆

妹役の子も小悪魔的でかわいい

ただ、筆跡鑑定士のくだりの話をもっと膨らませてた
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.6

仇討ちドキュメンタリー見てるみたいな気分になった。
ビン・ラディンを見つけて、殺す…。
ミッションは果たせたかもだけど、失われたものも大きくて、改めてテロとの戦いの不毛さを思った。

塀の中のジュリアス・シーザー(2012年製作の映画)

3.6

刑務所の中、重犯罪者が演じるシェイクスピア劇。
刑務所内での簡素な演出も、演技者たちの演技を際立たせ、独特の凄みがあって、効果的。

照明予算節約とか、アート志向とかからかもだけど、囚人たちが演じる『
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キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け(2012年製作の映画)

3.2

良くも悪くも。リチャード・ギア映画。
虚飾の裏で問題抱えて、破綻しつつも、ギリギリで持ちこたえてて。ギリギリ感にハラハラしながら、最後まで見ちゃう。

脇役陣が豪華で、もっと見せ場あげてよーとかも思い
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リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

ダニエル=デイ・ルイスのリンカーンが、想像以上にリンカーンで、感動。

映画で描いたのは、確かにリンカーンのドラマチックな人生の一部かもだけど、集約されたドラマで、スピルバーグ監督演出やっぱりすごい!

ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

2.8

「ジャックと豆の木」的なファンタジー想像して見たら、もっといろいろダイナミックな冒険アクションでした(*^^*)
でも、娯楽作品としては、ちゃんと及第点!面白かった。

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

3.3

予告で、もっとコメディ要素たっぷりかと思って見始めたら、案外シリアスでした。

法王は、人格者で神に一番近い人!くらいなイメージだけど、当たり前だけど、やっぱり聖職者だって人間で、改めて枢機卿や法王に
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アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

2.8

舞台を使った演出が、劇中劇みたいで面白かったけど、ロシア文学特有な重厚さとか、トルストイ文学の宗教性が薄れちゃった感じがして、残念な気もする。

シーンごとに賛否両論意見考えちゃう。けど、入り口として
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ビートルズと私(2011年製作の映画)

3.6

誰もがみんなビートルズのエピソードを持っている(*^^*)
ビートルズ大好きな監督が、インタビューして集めた色んな人のビートルズとのお話。もう豪華布陣でクラクラf^_^;
誰もがみんなビートルズへの愛
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.5

ザック・スナイダー版スーパー・マン。

オリジナル版から設定とか少し変わってて、あれ?な部分もあったけど、アクションシーンも圧巻で、やっぱり劇場で見るべきだったなーと悔やまれる(^^;;

賛否両論あ
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.7

親友だからからなのかな。親友だけどなのかな。
三角関係のライバル同志の微妙は駆け引きと探り合い、嫉妬や羨望の緊張感の機微が絶妙!
一気に、監督のファンになりました(*^^*)
他の作品も要チェック!

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

4.0

全く期待してなかったので、嬉しい誤算。意外に楽しいゾンビ映画w
ツッコミどころ満載!ロンドンというか、イギリスネタ上等(笑)素敵なB級感が最高でした。
ゾンビVS老人…互角じゃん(笑)

だれもがクジラを愛してる。(2012年製作の映画)

3.0

★★★3.0点
映画観ながら、そーいえばそんなニュースあった!と思い出した。
アラスカで本当にあった、流氷で閉じ込められちゃったクジラの親子救出大作戦のお話。

手彫りで厚い氷に穴を開け、怯えるクジラ
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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

4.2

アナログからデジタルへ

映画フィルムを通して語られるそれぞれの特性、利点・難点、課題。それは、映画を通じて開発されてきた技術の歴史であり、未来への展望。

時代を築いてきた監督たち、製作スタッフだか
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.0

色彩の使い方が印象的。
全編を通じて流れる張り詰めた空気感と不快感が、母と息子の関係性を表してる気がする。
美しく残酷。でも、忘れられない印象的な映画。

レボリューション6(2002年製作の映画)

4.5

敢えてベタな作りと展開が、最高にカッコ悪カッコイイ。
久々同窓会みたいな映画

TAXI NY(2004年製作の映画)

3.4

NYらしいイエローキャブと自転車便活躍なアメリカ版TAXI✨✨✨

クィーン・ラティファの姉御っぷりが大好きなので、それだけ観れたから満足

三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

3.8

クリスマスイブに見たい映画の一つ✨✨✨
サンタ裁判。
時に、常識に囚われず信じることも大事なのです❗️
リメイク版が好きな作品だったけど、白黒オリジナル版も良かったです