こうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

こう

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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

リズアーメッドは毎回目が良いな、自らが失ったものや動揺、苦慮が瞳から伝わってくる。
思っていたよりも繊細で、かなり真摯な作品でとても好感が持てる。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

このシリーズのすごいところは3作通しての時系列で、いい加減ジョンを休ませてあげろよ。
前作からずっと継続してるからオープニングからクライマックスで、映画開始10分で受けるような傷じゃなくて笑った。
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.8

やっぱりサスペンス楽しいな。
真犯人のミスリードは結構ありがちな選択だと思ったけど、設定が分かってからも面白い。
ずっと雨降ってんのも物語に溶け込める感じがして良かった。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.7

頭おかしいやつとマザコンの親和性ってなんでこんなに高いんだろうな。
あとばっちりブルーノって見えるネクタイもかなり嫌だ。

気持ち悪さのピークの前半、アクションと化す後半の両メリーゴーランドが最高。

EXIT(2019年製作の映画)

3.7

王道路線のパニックコメディの殻をかぶっているようで、"ボルダリング技術“一点のみで切り抜けていくのは新鮮で面白かった。
見るからに冴えない見た目の主人公も良い。

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.9

普段もっぱら洋画だけど、これとか「太陽を盗んだ男」を観てじわじわと邦画への興味が高まってきている。

掴みどころのないふわふわとした誘拐劇と、謎のエネルギーを感じる雰囲気がめちゃくちゃ良い。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.7

なんだ、今まで全く思ったことなかったけど、幼少期は絶対にオーウェン・ウィルソンに育てられたい。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

たとえ10年経っても俺たちのジェシーアイゼンバーグはずっと同じ容姿でいてくれて、俳優像も全くブレないな。
もはやこのシリーズは、どうやってビル・マーレイで楽しませてくれるかの映画だと心得ている。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.8

失恋してスケートパークで号泣するジェイコブ・トレンブレイめちゃくちゃ可愛かったな。
ところでWinter is Comingは海外ではもはや慣用句みたいに使われているわけ?

ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

-

びっくりするくらいつまらなかった。
キャラの豊富さに全振りするのは別にいいけど、"みんなこれを観たいを“押し付けられてる感じがしてすごく嫌だ。

ビー・バッド・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.8

最近訳もなくThis Is How We Do itを聴きまくってたから嬉しかったな。
良い意味で自分の人生に何も影響してこないような映画で、脚本も制作もみんなずっと葉っぱ吸ってるとしか思えない感じが
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

トンデモおじさんのドキュメンタリーかと思ったら素敵すぎた。や、羨ましいとさえ思った。

ケルプの森で映る神秘的な映像と生物としてのリアル、人間との交流がどれをとっても美しくて見惚れてしまう。
あの映像
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.7

はなればなれにのダンスシーンは最高だったけど、こちらも得てしてかなり良かった。
ああいう忘れ難いシーンが1つあるだけで良い映画みたと思える。

初期二作品くらいのジム・ジャームッシュを少し感じたかな。

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.9

これはヒッチコックの中でもかなり好きだな。
緻密な犯罪劇と静かな双方のやりとりから、やはり彼がサスペンス界の頂点かという気持ちになる。

当時ってこんなに短くてもインターミッション入れてたの?

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

面白かったけど、あぁなんかハマらなかったなあ。
途中からダサい邦画と同じ匂いを感じてしまって、やっぱり韓国映画はもっとねっとりした気持ち悪さとグロさのあるオールドボーイみたいな方がいいかな。

ドクタ
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.8

ハンヒョジュを見たいその一心で選んだけど、普通に面白かった。
犯罪組織と監視者たちが邂逅するシーンは緊張感があってわりかし楽しめた。

ただ、尾行とかってハンヒョジュくらい綺麗な人だとノイズにならない
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.9

ムンバイ8 Mile。
現実が鬱々していればいるほど烈烈たるラップが生まれると思ってるから、その点スラムに住む青年が何かを訴えていくには持ってこいだと思った。

やっぱりアーリアーバットは可愛いなって
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.1

息を呑むような映像が完璧すぎて、内容も半身不随や失恋にまつわる自殺願望とかじゃなくてもっと崇高なものであってほしかったと勝手に思った。
難解な内容でこちらに考える余白を与えて欲しかったんだけど、裏を返
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.7

現実に起こったかなり杜撰な学生の強盗を本人達の回想交えて映した作品。
本作を通して「アクトオブキリング」がいかに衝撃的で尾を引く作品であったかということを回顧した。
エンタメとしては当然こちらに分があ
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.8

実在のスケートクルーが出演しているだけあって、ストリートカルチャーに没頭するティーンエイジャーの空気感がよりリアルに伝わってくる。

彼女らがかっこよくて、観賞後すぐにインスタでskate kitch
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ジム&アンディ(2017年製作の映画)

3.9

ジムキャリーがそういう俳優なのはわかってたけど、こんなにもだとは思ってなかった。
こんなの絶対野放しにできる精神状態ではないけど、「アンディを演じているときはジムから解放される」って言っててあぁ完全に
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディアレンはいつまで同じ映画を撮り続けるのか、そして自分はいつまで同じ映画を見続けるんだろうか。
ウィットに富んだ会話の節々に感じるウディアレンの偏見とひねくれた視点。
好かれる理由も嫌われる理由も
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

なんか第七世代の漫才見てるような、卑下じゃなく自己肯定感に長けた世界にアガる演出が付与されたゴキゲン映画だった。
ジョナヒルの妹は「マニアック」で痩せこけてたジョナヒルそっくりだったな。

あとモリー
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.8

通常回と同じテンションと過激さで、失速せずに長編できるのすごいな。
劇中歌は歌詞は案の定だけど作曲はちゃんとミュージカルしてて、そういう点も含めて最高。

ケニーは今回は死ぬのめちゃくちゃ早かったな。

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.8

最初から不穏な感じありありで、とはいえ物語の印象が途中でコロコロ変わってくる。
真相が明らかになるくらいからだだだっと駆け込むような展開。

ガエルガルシアベルナルは可愛い。

ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

3.7

ビッグホリデーを先に観ちゃったけど、これはティムバートンが監督してたのか。
ポールルーベンスの型破りなキャラクターとティムバートンのらしさが垣間見れた。

ただラージマージの後にも何にも残らない下りだ
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.4

そう、もうソフィーマルソーの魅力はひしひしと伝わってくるけど内容は別になんてことはない。

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

4.0

アンディ・カウフマンがSNLの初回から出ていたなんて知らなんだ。
後々過去のSNL出演シーンの動画をさらって観たけど、ジムキャリーの役者としての技量を見た気がする。

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.7

狭いフィールドで盲目という設定をうまく使ったサスペンス。
かなりハンデのある状況に幾度も立たされる中、機転を利かせて1人で立ち向かう姿にハラハラさせられる。

ホンモノの気持ち(2018年製作の映画)

3.8

T2の後だから坊主なの?坊主ユアンはやっぱりめちゃくちゃかわいい。

アンニュイな佇まいのレアセドゥも切ない表情の本作の役にピッタシあっていて、雰囲気だけならかなり良い作品だった。

スポンジ・ボブ スポンジ・オン・ザ・ラン(2020年製作の映画)

3.7

スポンジボブの映画シリーズの好きなところは壮大な悪ふざけなところだけど、今回は割といい話に作られてた。

まあタンブルウィードキアヌリーブスとかスヌープドッグ、ダニートレホ等相変わらずの謎演出も多かっ
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.5

映画版になって色々はりきって全部から回ってた印象。
あとさすがに後付け多いな