tedさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ピータールー マンチェスターの悲劇/ピータールーの虐殺(2018年製作の映画)

3.2

マイク・リー監督作品。

戦争に駆り出され、労働者として搾取されるだけの人生、無意味に無残に殺されて、捨て置かれるような扱いに、怒り、声を上げ、団結し、まずは選挙権!ってなった昔の人々が、選挙権あって
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アス(2019年製作の映画)

2.8

前作同様、この物語、どこ行くの?って半ば啞然としながら観ておりました。

変な映画。ゲット・アウトも変な映画だったけど、ホラーのようで、コメディのようで、眉間に皺寄せて観てる観客の息抜きのつもりなのか
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

2.8

後半まではホラーかな?と思う程緊張を強いられ、その後はドイツ軍、射撃下手くそ過ぎないですか?から、もしかしてあのシーンここ!という感じで概ね楽しく鑑賞しました。

ただ錚々たる英国俳優が要所要所に出て
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パターソン(2016年製作の映画)

2.0

ジャームッシュ、文学的ですね、相変わらず。

妻はカップケーキ焼いてお店出せたらいいな⭐︎とか、ギター練習してスターになれるかも!とか言いながら毎日インテリア手作りして過ごす精神的に優雅な生活で。でも
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ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ドラマはコスパを考えてあまり外の撮影がなかった印象なんですけど、さすがに映画は予算あるよって感じで、いつものドラマのグレードアップ版を観た感じ。

私にとってはマギー・スミスこそがこのドラマの人気のコ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで、自問自答し続ける主人公と、そんな主人公に関わった他者はもれなくお亡くなりになるってな話でした。

テレンス・マリックぐらいの年齢になったら、ブラピもこの手の人生とは…愛とは…的な作品
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.0

よく映画で描かれるような鮮やかな強盗がどんだけファンタジーかを教えてくれる楽しい作品でした。そしてこれはどこにでもいる私であり、あなたでもあるわけで、特に米国だから云々ではなく、あらゆるファンタジーに>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

2.8

いつものスコセッシ節はやや控えめ仕様だったので、長い割にはそこまで長く感じませんでした。

フランク、すごく奇異な印象があって、見終わった後に原作を調べたら、やはり戦時中の諸々が影響していることがわか
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

ホロコーストのくだりとか、ヒリヒリしちゃいましたよね。あとそんなレイシストが大統領になるわけないって会話もあーいたたたたたって感じ。

白人至上主義者達のものすっごい狭い了見を、割と冷静にニュートラル
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

-

自己満足の自分語りしかできなくなってしまったのかトリアーは…。

フリーソロ(2018年製作の映画)

3.8

こういう作品好き。去年観てたらベストに入れてた。

グラン・ブルーのジャックを思い出しました。所謂レッドブル系スポーツのアドレナリン・ジャンキー達とは趣きの異なるアレックス。聳え立つ崖にロープなしで登
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

ワンシチュエーションの会話劇。

実際こういう仕事してる人達大変よな〜とか思いつつ、物語は二転三転。主人公が暴走気味で、最後の説明も繋がったような、そうでもないような…って感じではありましたが、約90
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

ポン・ジュノ作品っていつも余韻が残りますよね…。絶望を描いていても、最後の最後にちょっとした風が顔をなでるかのように人間性を残り香のように残して終わる気がしていて。

経済格差が人間性を奪っていくとい
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonの悪名高い配送システムや、Uber系テック会社の問題点が密接に絡めた今作、ここで終わるか…というね。辛い…。ケン・ローチだから辛いの知ってたけど。なぜでしょう…ダルデンヌ兄弟の昔の作品もち>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

2.3

妻側の言動にどうしても身勝手さを見てしまい、同じ女性として共感できなかったし、ローラ・ダーン扮する弁護士のやだみも凄かったのよね。

ここまでになる前に、ちゃんと話し合う機会はなかったのかいな?とも。
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりに怖い映画を映画館で観ることができたので、非常に満足しております。

若年層がスマホとポップコーン片手に集団で入って来て、予告編流してる間もうるさかったから、嫌だな〜って心配していたんだけど、
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

2.7

人は映画でもう一回なぞってもらわないと、あの時何が起こっていたか忘れちゃうのかなってぐらい知ってるがな〜以上のことがないし、結局非力だからこそ、噛み砕いて消化できる軽いヒューマンドラマにして、やっぱり>>続きを読む

シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

2.7

後からじわじわくる。
パティソンが悪童が成長した役に決まってると思って見始めた私の心持ちが…。

とにかくスヌーカーかビリヤードのシーンが大事よ。

子供は言うほど美しくもなければかわいくもない、ちょ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

溢れ出るブラピの渋くて甘い大人の男フェロモンに目眩が。

そしてかの事件を知っていた私は、いい意味で裏切られるクライマックスまで、楽しく観ました。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.8

子供がリアル過ぎて、デフォーが出てるのにドキュメンタリーに見えてしまった。辛い!

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

2.5

何も考えずにぼけーっと何かを観ていたいという時は誰にでもあると思います。アメコミちょっとしか知らないけど、何も考えずに観るとそれなりに面白かったし、ダウニーとドン・チードルのドラマが時々遠のく意識を戻>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.7

怪獣だけしか登場させないで欲しいぐらい人間ドラマが酷かったけど、とにかく怪獣達がデカくて勢揃いだったし、破壊しまくりだっから、楽しく観ました。

グリーンブック(2018年製作の映画)

2.5

ふつう。よいお話だし、よいキャスト、よいお芝居、よいテンポ、という作品だったけど、アフリカ系の方々が文句つけてきた気持ちもわからなくはない、という作品だった。なんかちょっときれいにまとめ過ぎたんかな〜

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

-

書き残しておきたい程、つまらん映画だった。ガガ自分のPVで好きなだけお金かけて勝手にやってよって感じ。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

2.7

このシリーズ、もはやまともな脚本など誰も望んでないし、とにかくひたむきにあらゆる殺し方を頑張ってお見せします!っていう態になっているけど、キアヌの人柄で全部それでオッケー!ってなる作品です。ガラス!

よこがお(2019年製作の映画)

3.1

出てくる登場人物、あくまでどこにでもいる私達ってところから離れず、そこに監督の強い意志とメッセージを感じました。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

マーゴット・ロビー、冒頭誰だかわかんなかった。ぐらいに、化けてました。隠してましたよ、あのゴージャスな美貌を見事に。

それはまぁ置いておいて。お母さんの虐待に気分を害して、うちの人は最初の30分ぐら
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

久しぶりにいい映画観たっていう作品だった。好み。

しかしまぁこういう世界があるんだなぁと。で、この経験を本当に本にしたんだから、人生面白いじゃないですかと。

メリッサ・マッカーシーとリチャード・E
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

昔から人類はこの手の物語は好物ですよね。

しかしまぁ主役の3人が上手いし、面白いし、監督も作品ごとに洗練されていっているせいか、普通に楽しく観ちゃいましたですね。もちろん物語はちっとも楽しい話じゃな
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

2.7

本当にここまで市民を無差別に撃ったんだろーか…と思う程には容赦なかった軍事攻撃に対して、捕まえようと思ってんのかな本当に?っていう程手緩いタクシー運転手とドイツジャーナリストの捜索の差が激しくて。>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

弱者に光をあてるってこういうことなんじゃないかなって。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

キャスティングや監督や脚本が大揉めしまくったのに、フレディの弔い映画にするんだ!っていう誰かの心意気が勝って、ここまでのエンターテイメント映画に着地させた感じで、その熱量は確かに十分見応えのあるもので>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

4.2

別にトランプ政権の酷さって、今に始まったことじゃないんだなって、改めて。日本も岸の時代から脈々と続いているしな。米国だけの病理というわけじゃなくて、もうここまでくると、資本主義云々も飛び越えて、人間の>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

シンナーなのか、オーメンなのか、カルトなのか、曖昧なまま、ただただ不幸に襲われる家族の悪夢のような生活だけで、十分怖かったし、首ゴロンをここまで凄惨かつ怖く描けるセンスと工夫に感動しました。面白かった>>続きを読む