マリリン・マンソンやデヴィッド・ボウイ、クリスティーナ・アギレラのミュージックビデオを手掛けたフローリア・シジスモンディによる監督作品。現代アーティストとしての評価も高い彼女の持ち味であるゴシックホラ>>続きを読む
地球と似た、しかし地球より800年ほど遅れた文明を持つ惑星に調査団として派遣された人間たちは、神と崇められーー
とにかく登場人物の誰も彼もが洟を垂らし、唾を飛ばし、痰や咀嚼物を吐き、嘔吐し、糞を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
語弊を恐れずに言えば、クローネンバーグ監督の「ビデオドローム」やホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」を30倍希釈して一般向けのラブストーリーに仕立て上げました、という感じ。ストーリーがちゃんとしてい>>続きを読む
天性の美貌を嫌悪し、自らの信条の下で堕ちるところまで堕ちていった歌姫の生涯。
モデル時代の映像、ライブ映像、レアな楽曲も聴けてファンにはたまらない内容。ファンじゃない人、彼女のことを知らない人も、そ>>続きを読む
近年、ショッキングな名作を連発し続けるラース・フォン・トリアー監督の初期作。
書き上げた脚本のデータを締切間近で失った脚本家コンビは、急遽伝染病をテーマにした新たなスクリプト「エピデミック」を書き始>>続きを読む
アルモドバルだから面白くないわけがないし、今回もこの人らしい映像で楽しめたんだけど、なにより主人公ベニグノ君に感情移入できず...。
多分監督は彼の愛の在り方を肯定も否定もしてないんだけど、それでもな>>続きを読む
映像的には悪くないんだけど、ダラダラと面白くない漫才を見せられているような疲労感を覚えた。病院のミュージカルシーンだけ観て期待していたので少しガッカリ。
笑いのツボが合う人には名作でしょう。
アングラアート×AV×昼ドラ×スプラッタ なコンビネーションがいかにも園子温。アート性とエンタメ性の絶妙なバランスはさすが。中でも本作は独特な映像美という点で抜きん出ていると思う。
リスト「愛の夢」>>続きを読む
とてもつまらなかった!
映像もストーリーも大した見せ場は無し!何もかもが中途半端な印象...。
しかしレンタルDVDの特典で入っていた短編「ワンダフル・ラブ」は超秀逸。
こちらのほうがこの監督の本領>>続きを読む
美醜を超越した凄まじい映像美!...は前半1時間くらいかな。その後は尻すぼみな感じで投げっぱなしなラストへ...。
とにかく、他では観れない倫理完全無視のぶっ飛んだ映像体験ができることは保証します。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
風景の映し方が好み。涙で滲んだように湿ったパリの風景がとても美しく、物語の暗さにマッチしていた。
ラストシーンには呆然。主人公の性衝動の餌食となりあそこで単に喰い殺されるだけだったのなら、ホテルの従>>続きを読む
ひたすらB級、突っ込みどころ満載でアホっぽいんですが、なんだかんだで美しくまとまってるのが凄い。ゴブリンのアップテンポなエンディングテーマも映画に合ってんだか合ってないんだか...。それでも好き。そこ>>続きを読む
不器用でも、傷を負って苦しんでいても、とにかく生きていればきっと救いがあるのだと思わせてくれる作品。
グロい!トラウマ!と巷では言われておりますが、実際見てみるとそこまででもなかったです。
どちらかというと笑えるシーンもあり、
ブラックユーモアに溢れた特撮コントという趣。
ラジエイターに住んでいる女>>続きを読む
いちばん怖いのはグロテスクな幻想でも発狂したお父さんでもなく、逃げ回る奥さんの表情
自分にないものを兼ね備えている相手への恋慕と、狂おしいほどの羨望、嫉妬。そして自己嫌悪。
幻想的な映像の中で、主人公の悲哀がやけに生々しく伝わってきて、涙が止まらなかった。
笑いあり涙ありのドロドロ愛憎ミュージカル。
演劇のフィナーレのようなラストシーンで鳥肌が。
特にオールドミス役のイザベル・ユペール、いい味出してます。
とことん破滅に向かっていく様が、うつくしい。
2ちゃんねるで出回る都市伝説的アングラ感と寺山修司的世界観の絶妙な融合。ただのB級ホラーだと思ってみると肩透かしを食らう事必至