けろちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

けろちゃん

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チャイナタウン(1974年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2周くらい回ってやっぱりお前か!ってなる伏線回収の仕方、おもしろいし好き。
父親が気持ち悪すぎるし、最後はやはり悲しい。
タイトルにもなっていて台詞にもよくあったチャイナタウンは最後の最後にしか登場し
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赤い航路(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

変態夫婦の性生活や愛憎の話。
そこにあるのは、独占欲や支配関係が強い愛。
どんなに自分たちが求めても満たされることはないということがラストの展開かなと思う。
愛を求めるごとに相手を傷つけることへの終止
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画の代わりにテレビが普及して、画面の向こう側の出来事が身近に感じることの危険性を表しているのか。
映画では登場人物と目線が合ったり、こちら側に話しかけることはあまりないが、テレビは逆にそれが主体であ
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ラッキー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

赤の電話がかわいい、多くのシーンで赤色が差し色になっている。

デヴィッド・リンチが「リクガメは王の気高さとおばあちゃんの優しさを持っている」って真面目な顔して話すから、ちょっと笑っちゃった。
でもそ
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

岡、人魚、アロンアルファのコンタクト…。
冬は息が白くなるから生きている実感がわくって話、ちょっとわかる。
サヨコのおばあちゃんの家、TRICKの山田里見の家だった。

ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同じ川を二度は泳げないというセリフがあったように、デジャヴのようで全く同じではないことが繰り返す。
快楽や欲望に溺れると、時が進まなくなってしまう。
あるいは、それを望んでいるのか。
最後のやりとりに
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストでわかるのは、ほぼ確実に魔女?はいるということか。
理由は、冒頭のインタビューで、地下室に2人子供を連れて行き、殺害するときに視線を感じるのが嫌だから1人に後ろを向かせると言っていたため。
この
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サン・ソレイユ(1982年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

春という言葉に耐えられずに自殺してしまった名古屋の男の話が印象的。
手首の折れた招き猫もなんだかじわじわと怖い。
ファズをかけたようなサイケな感じで映し出される戦時中の映像は、ぼやぼやとしているのにど
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鼓動音みたいなのが不規則に鳴っていて、自分の心拍と重なることで主観的に観られるのと、その音があるだけでぞわぞわとする。
たしかに、『シャイニング』ではダニーの能力や家庭環境についてあまり触れなかったの
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロバートデニーロの悲しそうな顔を見ると泣きそうになる。
どちらにも恩や情があるから、板挟みにされてかなりかわいそう。
アルパチーノの役も裏切られたことに気がつかないまま殺されて、なんだか切ないな。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

そこがのびるんだって感じだけど、作り込み方に熱意を感じる。
観るの2回目だけど、控え室で口に含んだお酒を吐くシーンとラストの火炎放射器背負うシーンで笑ってしまった。
最後にポランスキー邸の門が開くシー
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

月が綺麗ですねって夜に月を見ながらぼやっとダブルミーニングで言うのがいいのであって、昼間言うのはちょっと野暮。
死んだふりも毎日やられると家計的にも精神的にもかなりきついものがある。
旦那がやさしすぎ
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ギターはもう聞こえない(1991年製作の映画)

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男女がくっついたり離れたりする話。
トイレでのキスシーンは印象的だった。

救いの接吻(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分の役を他人に演じられるのは確かに複雑な気持ちになる。
始まってすぐの役を譲る譲らないのやりとりは、一旦役を自分のものにして上位の立場から相手に譲ってやるという感じ、怖いしめんどうだな。
夫婦や家族
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悪霊島(1981年製作の映画)

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ジョンレノン暗殺のニュースから始まる映画。
岩下志麻の狂った様子が見どころなのかな。

天国と地獄(1963年製作の映画)

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「俺はまだこれからがいよいよ俺なんだ。お前はまだガキだ。お前という人間になっておらん!」
集団の映し方が独特、いい。
警察顔の小ネタがちょくちょく出てくるのはクスッとくる。
科学捜査にほぼ頼らずに調査
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

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ストリートキッズを通して理解する、子供たちの浅はかさや現実のつらさ。
音楽がよかった。
最後に、猫を蹴ってはいけない。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

人が死ぬシーンなのにめちゃくちゃ笑っちゃった、痛快。
日頃から犬を訓練しておこうと思った。

部屋(1968年製作の映画)

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コメディ調だけど、不気味。
何気なく暮らしている日々の生活を阻害されることは、一番の拷問であり、苦痛。

笑の大学(2004年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

戦時中、喜劇の脚本の検閲官が検閲そっちのけで内容にのめりこんでいく話。
ちゃんと時代背景も関係しているし、この作品自体、ラストシーンで検閲から解放されたかのように描かれている印象。
はじめは笑いという
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反撥(1964年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

スネアの音とか不気味になったシャトルランみたいな音楽、時計の音が独特の雰囲気や緊張感を醸し出していた。
男性恐怖症ではあるけれど、内側に秘める性的衝動への反撥なのか。
それとも、そんな自分への反撥なの
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ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶん HAPPY(2014年製作の映画)

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嵐を観るための映画。
「人生は厳しい」というのは今作まで共通するけど、今回それぞれの厳しさを乗り越えたところがないのが残念。
ストーリーもよくわからないのと、やはり若さを失った彼らはつまらないというか
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女は女である(1961年製作の映画)

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授業で鑑賞。
カラーとして1作目の作品、ゴダールは壁紙の白色に強くこだわったらしい。
壁紙が白であることで、登場人物たちが着ている洋服の色が映える。
アンジェラが写真を見て動揺するシーンは、アンナ・カ
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メメント(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

時間軸がぶつ切りでバラバラに繋げられていること、カラーとモノクロで時間の流れを変えていること、主人公の主観でみることができた。
記憶がないせいで他人に利用されるレナード、なぜ1回目の復讐完了をメモにと
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

毎日の生活にどこか退屈し、孤独を感じる主人公が理想の自分を自分の中に作って、それがいつしか暴走していくという土台はわりとわかりやすい。
ただ、無駄を排除してシンプルで本能的な活動を楽しむファイトクラブ
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

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確かに愛はなかったし、仮にあったとしてもそれはもう通じることがない。
蛹化の女が流れるの、いいですね。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

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派閥同士のバチバチの抗争ではなく、1つのグループの仲での話なので、どんちゃん騒ぎを求める人には物足りないような気がした。
グッドフェローズとはいえ、そこに信頼関係は一切持たないワイズガイたち。

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

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タイトル通り、ギラギラはしていた。
荻野目慶子の声はぶっ飛んだ女の役にぴったり。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

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梅宮辰夫はエリートの役が似合わない。
極道と県警って立場はあるけれど、信用を裏切られるのは悲しいなあ。

ギターを持った渡り鳥(1959年製作の映画)

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小林旭のいい声。
金子信雄は自分が手を汚さないタイプの悪人を演じるのが上手い。