何だよこれ凄いよ。安く見られた人生にボクシングで挑む30代コミュ障ニート女。自分を省みて泣き叫びたいときがある、そんな人の魂に響く。終盤はもう泣きっぱなしで終わってしばらくしても嗚咽が漏れそうになった>>続きを読む
『死霊のはらわた2』の続編なのに、もはやホラーでさえない!これはもうジャンルで言えばアッシュ映画だ。またもや炸裂するブルース・キャンベルの一人芝居(笑)!Sマートを推しまくる営業努力!あっという間に作>>続きを読む
もうむっちゃくちゃ面白いんだけど!意表を突く展開の連続、そして爆笑の嵐!ブルース・キャンベルの(笑)!壮絶な(笑)!一人芝居(笑)!せっかくのナイスバディなのに開始6分で退場するヒロイン、踊りまくる死>>続きを読む
これはひたすらスペクタクルを堪能するのが正しい気がする。広大な遠景、圧倒的な物量、壮絶な十の災い。神の容赦なさと都合よさに翻弄されるモーゼさん、という点で『ノア 約束の舟』に近いけどファンタジックさよ>>続きを読む
もう…何でこいつらこんなにバカなの…(深いため息)。アランも最悪だがステュも酷いです。すげー笑った。これはあれだね、現実ではこんなこと起こさないよう自重するという教訓として必見ですね。ただ、「指」はち>>続きを読む
トム・ハーディとクリス・パインの凄腕工作員二人が対抗意識丸出しで一人の女を取り合うのがキモなわけですが、簡単に破られる紳士協定とかいつの間にか協力してる仲間たちとか、結構いい加減。基本コメディだとはい>>続きを読む
今までのティム・バートン作品のようなマイノリティの孤独もハートウォームなファンタジーもない。芸術家の矜持と、それさえも揺るがす徹底した精神支配の話が延々と続く。ヴァルツが陽気に振る舞うほど息苦しさが増>>続きを読む
パク・チャヌク復讐三部作の一作目。愛する人を救いたいがための愚かな行為、取り返しのつかない過ち、不幸な事故。二重三重の人生の闇は、やがて連鎖する復讐劇となる。芸術的映像と容赦ないバイオレンスが奇妙に同>>続きを読む
死にかけた者、失った者、見える者という全く繋がりのない三者。彼らが出会う予想はできるものの、そこまでの積み上げを映像で丁寧に見せているのでとても自然。死後の世界をモチーフにしながら、描かれているのはあ>>続きを読む
ポップでキャッチーな楽曲の良さ。TOMORROWも予告で飽きるほど聞かされたけどやはりイイ。予想を越える話ではないけど、日本でも何年も舞台やってる話であり一種のおとぎ話なのでこれでいいんですよ。演出も>>続きを読む
ちょっとセクシーなエロチックサスペンスかと思いきや、そう来ましたか!途中でスパッと切り替わる構成は、なるほどヒッチコックのあの名作を思い出す。先が気になって目が離せない。
それにしてもマイケル・ケイ>>続きを読む
男の友情という一言では括れない骨太ドラマに、芸術的でさえある銃撃戦。持続する緊張感に息を飲み、花開く血煙に魅了される。壮絶な行動に出る奥さんもすごいが、それを受け止めた直後に始まる最後の戦いのシーンに>>続きを読む
闇のパーティ撮影のためヴァンパイアたちと行動を共にするという体のモキュメンタリー。耽美とかクールとは縁遠い現代に生きる吸血鬼たちの日常はなかなか大変。アイデア一発ものながらあらゆるドラマを入れて、細部>>続きを読む
南北戦争を背景に善玉、悪玉、卑劣漢の三つ巴のお宝探し。テレビ放送版で鑑賞、オリジナルは160分はあるらしいので1時間はカットで、確かに繋がりが微妙なところもあるし、意外にも主役はイーストウッドじゃない>>続きを読む
おっさんばかり出てくる極上スパイ映画。派手なシーンはほとんどないけど、線路が切り替えでカチリとなるシーンやらエレベーター開いたらバッチさんが立ってるシーンやら、いちいちシャープでイカす映像がステキ。時>>続きを読む
場末の劇場、演出家の男と遅れてオーディションに現れた女。二人しかいない閉鎖空間で徐々にシームレスになっていく現実と虚構。マゾヒスティックな本性を剥き出しにされる男。芸術の皮の下に潜む倒錯をポランスキー>>続きを読む
冷酷な取立屋の前に現れた母を名乗る女、というキム・ギドク監督作。母は何者か?というミステリで引っ張りながら徐々に変容していく主人公の心情と、並行して描かれるうらぶれた町工場街の悲哀。人間らしい心を取り>>続きを読む
ピクサーでありながら今まで観てなかった。それは擬人化した車の世界というのがどうもノレそうになかったからなんだけど、本当にサーセンしたスゲー良かったです。調子こいたルーキーの話が意外な方向に転がり、打ち>>続きを読む
一課の面々の活躍が少なく感じるくらい今作は常守個人に寄っている感じ。うーん何だろう。シビュラ社会という箱庭から飛び出したことで世界観が少し変わった印象。シビュラの支配をまた別方向で描いてはいるけど都合>>続きを読む
怪獣が街で暴れることの恐ろしさを真っ向から描いた上に、怪獣の被害に会った者が物語に深く関わり、怪獣という存在と真正面から向き合う。渋谷壊滅、京都炎上のド迫力。巨大ロボットと生物を掛け合わせたようなイリ>>続きを読む
箱に取り憑かれた少女を描くサム・ライミ制作の実話系ホラー。え、箱?とか思ったけどこれは面白い。特に箱の謎が判明してからの終盤はスリルが加速。憑かれる少女役の子も熱演ですが、この手のホラーには珍しい体育>>続きを読む
なんか賛否分かれてたけど面白かった。前作同様グラフィックノベルをそのまま映像化したようなモノクロ画面に、炸裂するバイオレンス、ハードボイルドなキメ画。絵画的故に強調される3D効果もなかなか良いし豪華な>>続きを読む
我が子を思う故に暴走する不器用なワル、正義感が強いが故に苦しむ警官、周りに馴染めない男たちの決着がその先で交わる。意表を突く構成でグイグイ引っ張り140分の長尺ながら密度がスゴい。松林を越えた先の新た>>続きを読む
背景にキューバ危機を絡める舞台設定、X-MEN最初の世代の友情や葛藤、決別といった構成、登場人物の多さにも関わらず各人の個性やドラマが際立つ洗練された演出、そして俳優陣の演技。全てが素晴らしい。シリー>>続きを読む
カット割りが激しくせわしないし顔アップ多すぎるしと演出的には実に微妙。スチュアートが「誰?」だし。でも満面の笑顔、無敵感少な目でピンチの連続、それでもやはり強いなど、いろんな顔のリーアム・ニーソンが見>>続きを読む
脱獄囚3人のドタバタを描くコーエン兄弟のコメディ。ひたすら牧歌的なセピア色の世界、全編流れるカントリーにオフビートな笑い。宗教寄りの話や人種問題の話を絡めながらも、幸福って何?というシンプルなことを描>>続きを読む
原作がディーン・クーンツ、監督がスティーブン・ソマーズってだけで大好物の予感がしてたら、案の定だよ!すげー面白い!コメディタッチながらホラーテイストの予測のつかない青春物語。ミステリとしても秀逸。>>続きを読む
ベイマックスの体型や素材、機能、性能の強化、ロボならではの言い回し、充電ネタまで、その全てを引き出す脚本と細かい点まで活用する演出が素晴らしい。空飛ぶロボってだけで感涙なのに、緩かったりカッコよかった>>続きを読む
すげー面白い!FILTH自体クズとかゴミという意味で、これを体現するのが刑事役マカヴォイ。昇進のために同僚を蹴落とそうとしたり、事件をでっち上げて人のせいにしたり、脅してエロいことしたりとクズエピソー>>続きを読む
『MONSTERZ モンスターズ』のリメイク元となった韓国映画。リメイクがアレなのでそれほど期待してなかったんだけど、なんてこった!面白い!操る男と操られない男、という基本は同じなのにこうも違うなんて>>続きを読む
ファンタジー、バトルもの、キャラもの、あらゆる観点で密度の濃いシリーズ最終章。もう最高です。大好きです。手に汗握り、展開に驚き、最後はもうドバドバ泣いた。『LOTR 王の帰還』の時も言ったけどまた言わ>>続きを読む
『巨大イグアナNYに現わる』、別名『エメゴジ』、公開時に観て以来。確かにゴジラかと聞かれると「うんまあねー」なんだけどそれは今さらもういいんです。前半の巨大感の煽り方やビルの合間を走り抜ける姿はやはり>>続きを読む
実在の富豪誘拐事件を元にしたということで、ジャッキーがユーモアを封印しひたすら誘拐犯を追うというリアル路線。でも色々と粗くてクライムサスペンスとしての緊張感に欠けるため退屈。覚悟はしてたがアクションも>>続きを読む
R18版で観賞!前作の限定空間でのスリルとは異なり潜入捜査ものとなって若干話が複雑になったものの、三つ巴の組織争いや裏切りや陰謀、命懸けの野心というマフィア話が満載で確かにこれはGOKUDO。映像はド>>続きを読む
ああやっぱり!劇場で観とくべきだったよ!と久々に後悔した一本。リアルな浮遊感、一緒に飛ぶまでの丁寧な演出と後半の怒濤の展開。先は読めるもののそれを補う面白さ。なにより、僕の相棒はドラゴン!っていう感じ>>続きを読む
巨大ロボットが出ると言うから『パシリム』か『トランスフォーマー』かと思ったら全然違ってガチ戦争映画。でもこれがスゴく良かった!序盤こそタルいものの中盤からの戦場の臨場感がスゴい。夜空を飛ぶ流星のような>>続きを読む