このレビューはネタバレを含みます
ゲームは現実を超えた。価値観的な意味でも。
NPCが意思を持ったら?人工物が自我に目覚めるというのは古くはピノキオから、数多のロボットモノで創造され、時代はAIプログラムにまで来た。ゲームの主戦場が>>続きを読む
潤沢な予算と唸るほどの豪華なキャスティングで何故これほどつまらないのか不可思議な奇跡の迷作。
当時新進気鋭のジョージクルーニーのバットマンに、ヴィランはユマサーマンとシュワちゃんよ?この材料で出来た料>>続きを読む
今までのバットマン作品が苦くて渋いブラックコーヒーだとしたら、本作はあっまい甘いマックシェイクストロベリー味みたいな分かりやすい味付け。昔観た記憶ではやたら面白かった印象が強かったのは、金曜ロードショ>>続きを読む
異形の赤ちゃんを冬の川に捨てたら30年後に復讐の鬼(もといペンギン)になって帰ってくるという、ティムバートンなりの偏愛が詰まったオープニング。ダークでロマンチックな音楽が不気味で美しくて最高と思ったら>>続きを読む
1989年公開のティムバートン監督版。
スパイダーマンと同じく、様々な解釈でリブートされるアイコンとなっているバットマン作品だが、私たちの知るバットマンが集約されていると改めて感じる。やっぱこのテーマ>>続きを読む
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翻訳家軟禁の実話から着想を得た本作。
9人の個性豊かな国と性質とを持った翻訳家たちが閉鎖空間で世界的ミステリ作品を同時通訳したら、どんなドラマややりとりがあるのだろうかと膨らむ妄想やアイデアはとても面>>続きを読む
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バットマンの異常性をスポットする切り口は見事。
ヴィラン含めてコスチュームは彼しかおらず、警察には「素人を現場に入れるな!」とやっかまれ、報道には「覆面の男が救助しています」とコスプレ男扱い。どこに行>>続きを読む
これは…好きな映画!!
出てくる人が皆優しさと挑戦する心がベースにあって、ユーモアたっぷりで、バカバカしいけど知的で、熱心で、ああーー本質的に好きな映画ほど語彙力なくなるこの現象に名前つけてほしい。う>>続きを読む
庵野秀明(新人)の実写映画。シンゴジラやシンエヴァを観た今からすれば、本作から庵野フレームが完全に確立されてることに驚く。
黒バックに例の明朝体も、クラシックをBGMにポエミーな語りも、主題と性とを連>>続きを読む
ハードロックとスカルと薔薇と炎。
恥ずかしくなる程90年代のカッコイイを詰め込んでて顔から火が出る!その時代にそのカッコイイを追いかけ回してた30代を恥ずかしさで殺す気か。頼むからエヴァネッセンスをB>>続きを読む
『王になりたかったのではない、兄上と対等になりたかったんだ』
MCUの旅を終え、『LOKI』に入る前の復習として再視聴。アベンジャーズ作品含め狡猾・裏切り・けど兄上大好きと良いキャラが立ちまくってる>>続きを読む
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大人になってから過去の名作を見直すとまーツッコミ所が多くて実に楽しい。アルマゲドンなんてその最たるもので、余計かつ野暮なツッコミでレビューが伸びる伸びる。
イントロ部の石油採掘現場のドタバタ好きな>>続きを読む
これはこれで面白いんだけどさ、
自分の中のアベンジャーズ熱はエンドゲームで枯渇したんだなと再認識してしまう。
どんだけ擦っても、もうあれほどの情熱は生まれない。ロスを引きずって何かを期待して劇場に足を>>続きを読む
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『あなたは「みんな」とは違う。』
『彼は「普通」ではない。』
だから国が救われた。多様性を謳う現代ならオリジナリティを活かして世界を救う英雄譚なのに、1950年代頃ともなると超胸糞エンド。これだから史>>続きを読む
霊体サメというアイデアだけで映画なんて撮るからこうなる!
森で拾ったウィジャ盤(こっくりさん)で遊んでたぽっちゃり水着女たちを霊体サメが襲うという荒唐無稽極まりないストーリー。これでクソにならないわ>>続きを読む
まぁ率直に言うとそんなに好きな作品ではなかったという感想。
『1980年代の北イタリアのユダヤ系移民の同性愛の若者。』シチュエーションから、偏見と蔑視によって二人が傷付くことは自明なのではと、どこか覚>>続きを読む
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ラボをとったとられたの三つ巴の追いかけっこをずーーっとやってて、スコットと相棒のジョークの度にシーンが止まるのでとにかくテンポが悪い。さっさと議題消化したい会議で余計なユーモアで和ませようと脱線させる>>続きを読む
アベンジャーズ最終作の!
エンドゲームに繋がる!
女性で!
最強ヒーロー!
その名も!
キャプテンマーヴェル!!
→情報食ってるようなものだ。
何が面白いのかちっともわからん。
消化試合もいいとこ>>続きを読む
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人生を象徴するような映画は、どんなところが素敵なのか、筆舌に尽くし難い。全てのシーンが、登場人物が、人生の一部のようだから。
「あなたの人生がどのくらい素敵なのか説明して。」と問われて、100文字くら>>続きを読む
ジョナサン・ラーソンの人生の登場人物たちが少しずつその姿を変え、彼の作品の中に息づいている。
世に見出される前の芸術家の苦悩は彼の叫びそのものだし、傍に死があること、そのために人生を謳歌することが彼自>>続きを読む
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「おはよう!会えなかった時のために、こんにちはこんばんはおやすみ!」
いかにもTVショー的なキャッチーなご挨拶。これを彼が終劇の言葉に選ぶ。彼という人間性が放った言葉なのか、人生のどこかでプロデュー>>続きを読む
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MCUがミクロアドベンチャーを作ったら。ってアイデアだけで成立してるような作品。ミニミニバトルを軸に据えながらもホームアローンやピーターパンのようなこどもに夢を与える作風でキッズのMCU参入の役を担い>>続きを読む
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糸のはずれたピノキオが見世物小屋で歌う歌を、ウルトロンが口ずさむのがディズニーならではのサンプリングでシニカル。結局ウルトロンも自由が欲しかっただけなんだろうか。人間滅ぼした後に機械が台頭して…ってマ>>続きを読む
ヒーロー集結作品のお手本のようなバランス感覚。
説明くさくない各キャラの登場、合流。
チームのスクラップ&ビルド
ムカつく敵と、スカッとするぶっ飛ばされ方。
ただなんだろう、
フェイズ1の集大成なん>>続きを読む
正直に言おう、今作の評価を見誤っていた!!
映画ファンとして恥ずかしいことに、本作の初見は劇場公開のMCUシリーズに追いつく為の消化試合として集中を欠いて見ていたことを白状しておこうと思う。
改めて>>続きを読む
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モヤシが日焼けマシンに入ってムッチムチで出てくる当時のCM見てコメディだと思って観に行った一回目。まさかエンドゲームまでこんなに長い旅になるとは知る由もなく…あの時はネタ映画観に行くくらいのつもりだっ>>続きを読む
デンマークの雪原に溶けてしまいそうな肌、アフリカの地平線を眺める強く優しい眼差し、そして志を貫く強い意志。メリル・ストリープ演ずる「カレン」の生き様、心情、意志、夢、そして愛と哀しみについて語り倒す2>>続きを読む
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以下、鑑賞時の感情の再現。
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おお!!ジェイミーフォックスでた!!
ナードな役だったのにムキムキジェイミーフォックス味になってる!んでそこ突っ込まれてるww!!
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ウィレムデフォーーー>>続きを読む
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ドイツ統一を知らない母に、ショックを与えないように東ドイツを演じるドタバタコメディかと思ってたけど、それは本作の一面でしかない。
本質は東西ドイツに翻弄されながらお互いを思いやる家族の愛のお話だった。>>続きを読む
よく出来たワンシチュエーションスリラーはそこから世界の拡がりや奥行きを感じるものだが、本作では確かにそういった仕掛けはあるのに陳腐に感じてしまう。何故か?メディアの世界の話なのに視聴者やリスナーや国民>>続きを読む
原作からしてうっすいうっすいハムカツみたいなものを映画にしたところでノンカロリーなわけだが、ここまで内容ないと清々しい。
もともとアゲ太郎はフロアととんかつをアゲてchillするだけの名作。なんだって>>続きを読む
前作が考察の塊みたいなサブカルどストライク作品だったのである種覚悟して臨んだ本作だけど、あまり奥行きを感じなかった。
人間に憧れるレプリカント、ホログラムAI、その構図は前作と一緒なんだけど、荒廃した>>続きを読む
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ミフネがガシャガシャやってる間にネオが機械と交渉してスミスが爆発したら朝日が昇ったというお話。
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10年以上まえの曖昧な記憶がこんな感じで「細かいこと忘れてるんだろうな〜」なんて思ってたら100%>>続きを読む
無限スミスとマトリックス無双したり、トリニティのスローモーション落下銃撃戦など画ヂカラに話題が引っ張られがちだけど、終盤でマトリックスの父ことアーキテクトがベラベラと難しい単語を捲し立てることで一気に>>続きを読む
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1999年、幸か不幸か、私は中学二年生時分にこの作品と出会う。妄想渦巻く中二の脳内にマトリックスの哲学的で退廃的な世界観がスルスルスルっと取り込まれてまーこじらせた。いろいろと罪深い作品。
進化したA>>続きを読む
かわいくて
頭が良くて
いたずら好き
そして知的で
危険。
このキャッチコピーとバランス考えた人マジで尊敬する。