●シアター・キャンプ(2023年アメリカ。ノア・ガルヴィン)
評判はすごくいいようなんだが,個人的にはダメ。
サマーキャンプで子どもたちに芝居を教えてひとつの舞台作品を創りあげるという,とても好みの>>続きを読む
●農夫の妻(1928年イギリス。ジェームソン・トーマス)
『ヒッチコックの映画術』を観て「観たい!」と。
ヒッチの監督作品で(なんと)サイレント。
しかもサスペンスではなく恋愛もの!
娘が嫁いだ農夫>>続きを読む
●ブレックファスト・クラブ(1985年アメリカ。エミリオ・エステヴェス)
ブラット・パック中心メンバーによる作品。
リアルタイムにNYで観た頃にはブラット・パックなんていう言葉は知らなかったが。>>続きを読む
●ラ・ボエーム ニューヨーク愛の歌(2022年香港/アメリカ。ビジョー・チャン)
このトレーラーは内容とはかなり違う。
主役はアジア系オペラ歌手のシャン・ズウェンとビジョー・チャンだろうが。
もと>>続きを読む
●福田村事件(2023年日本。井浦新)
素晴らしい──のひと言。
1923年──今からちょうど100年前。
100年もの間,我々は一体なにをしていたんだろう。
日本人というのはこんなにも成長しない>>続きを読む
●ハント(2022年韓国。イ・ジョンジェ)
物語がコロコロ転がるので,ついていくのに必死。
韓国の歴史の知識がないとこれは厳しいかも。
カメオ出演がスゴい。
役者さんが監督をするとこんなにも集まる>>続きを読む
●フランケンシュタインの逆襲(1957年イギリス。ピーター・カッシング)
あまり逆襲した感はないんだが,ハマー版の『フランケンシュタイン』。
『吸血鬼ドラキュラ』と同年公開なんだが製作はこちらの方が>>続きを読む
●SMILE/スマイル(2022年アメリカ。ソシー・ベーコン)
テーマとしては“死の連鎖”ということで,どこかで使われた感たっぷり。
怖い部分はあるものの,ジャンプスケア(ビックリして飛びあがる)>>続きを読む
●コカイン・ベア(2022年アメリカ。ケリー・ラッセル)
レイ・リオッタの遺作で,監督はエリザベス・バンクス。
バンクスの「B級映画ってのはこうやって撮るのよ!」とばかりの映画。
最初から最後まで>>続きを読む
●ルーム・フォー・レント(2019年アメリカ。リン・シェイ)
主演リン・シェイは《インシディアス・シリーズ》の印象が強くて,頼りになるお婆ちゃんという目で見ていたんだが,この映画では最高に気持ち悪い>>続きを読む
●吸血鬼ドラキュラ(1958年イギリス。ピーター・カッシング)
ドラキュラ=クリストファー・リーというイメージを不動のものにした作品。
当時は彼以外の役者さんがドラキュラを──というか,彼をホンモノ>>続きを読む
●テルアビブ・オン・ファイア(2018年ルクセンブルク/フランス/イスラエル/ベルギー。カイス・ナシェフ)
人種間の争いという災禍を見事に皮肉に転嫁した作品。
いやこれは面白かった。
コメディとはい>>続きを読む
●カエル女(2016年アメリカ。メアリー・マロイ)
これはちょっとどうなんだい?
これを薦めたYouTuberの推す作品は,今後一切観ない──と誓いたくなるような作品。
くだらないホラーが量産され>>続きを読む
●偉大な願い(2016年韓国。リュ・ドックァン)
リュ・ドックァンを担ぎだしておきながらこれかい?と。
ドックァンは好きなんだが,さすがに29歳で高校生役はキツい。
残りのふたりも28とか30だし。>>続きを読む
●ヒッチコックの映画術(2022年イギリス)
幼い頃から,ある意味ヒッチの作品を観て育ったところもあってw
『サイコ』『フレンジー』『鳥』等ストーリーに魅せられていたんだが,このドキュメンタリーもめ>>続きを読む
●野火(2014年日本。塚本晋也)
大岡昇平氏の小説を塚本晋也監督自身が主演も務めた作品。
セット撮影のようなクリアな画面がなんだか安っぽく見えてしまうんだが。
人間が生を全うするためには,植物や>>続きを読む
●マルリナの明日(2017年インドネシア/フランス/マレーシア/タイ。マーシャ・ティモシー)
うーん……,妙な雰囲気を持った作品ではあるんだが,なんだか響かない。
「闘うヒロイン」というキャッチはつ>>続きを読む
●フランケンシュタインの花嫁(1935年アメリカ。ボリス・カーロフ)
こ,これは名作だ。
『フランケンシュタイン』の続編にあたるんだが,これは好き。
和田慎二先生の『わが友フランケンシュタイン』の>>続きを読む
●犯罪の女王(2016年韓国。パク・チヨン)
韓国ドタバタコメディ。
テンポがよくて面白い。
韓国はこういう映画を作らせるとピカイチだなあ。
韓国にありがちなおせっかい母さんがふとしたことから犯罪捜>>続きを読む
●手紙は憶えている(2015年カナダ/ドイツ。クリストファー・プラマー)
韓国映画『復讐の記憶』のオリジナル版。
アウシュヴィッツからの生還者が,彼の家族を殺したドイツ人を探す,という話。
リメイ>>続きを読む
●コンフィデンシャル:国際共助捜査(2022年韓国。ヒョンビン)
シリーズものとしては2作目で,前回からのキャストの他にダニエル・ヘニーがFBI捜査官役で参加。
バディものがより強化された(アベンジ>>続きを読む
●フランケンシュタイン(1931年アメリカ。ボリス・カーロフ)
厳密にはフランケンシュタインの“怪物”。
ボリス・カーロフの名前を一躍有名にした作品。
今「フランケンシュタイン」というと映画を観たこ>>続きを読む
●陽炎II(1996年日本。高島礼子)
トレーラーが残っていない──ということはさほどヒットしなかったのか?
シリーズ初作は樋口可南子だったが,2〜4は高島礼子。
悪くはない──んだが,なんだか今>>続きを読む
●ロック,ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年イギリス。ニック・モラン)
監督はガイ・リッチー。
ジェイソン・ステイサムの映画デビュー作。
ストーリーが,転がる。
めちゃくちゃ転が>>続きを読む
●夕べの星(1996年アメリカ。シャーリー・マクレーン)
ラストは泣いて笑って泣いてと大忙し。
『愛と追憶の日々』の続編。
エマに去られ残されたオーロラの日々が描かれる。
前作では母と娘という図式>>続きを読む
●ミスGO(2012年韓国。コ・ヒョンジョン)
DVDも出ておらず観逃していたんだが,U-NEXTで配信されていた。
練られたドタバタコメディで,対人恐怖症の女性マンガ家が,ひょんなことから犯罪に巻>>続きを読む
●死霊のはらわた ライジング(2023年アメリカ/ニュージーランド/アイスランド。リリー・サリヴァン)
ライジング──とはいうものの死者の書が出てくるだけでライズはしていない。
リメイク版につながる>>続きを読む
●ミステリと言う勿れ(2023年日本。菅田将暉)
劇場版。
狩集家遺産相続問題。
元エピソードはかなりボリュームがあるんだが,きちんと原作の要点は押さえてあり,さらにすごいと思うのはそれぞれのキャ>>続きを読む
●猛獣大脱走(1983年イタリア。ジョン・アルドリッチ)
さすがモンド映画を撮ったイタリアらしい作品。
動物園から脱走した動物たちが凶暴化して人間を襲うという展開。
街中でいきなり「象よ!」みたいな>>続きを読む
●キャノンボール(1981年アメリカ/香港。バート・レイノルズ)
アメリカ縦断5,000kmの公道レース「キャノンボール」の様子を描いた作品。
日本ではジャッキー・チェンを前面に売っているが,バート>>続きを読む
●蛇女の脅怖(1966年イギリス。ノエル・ウィルマン)
ハマー・フィルム作品。
もうこれは蛇女の造形がなんといっても最高。
怖がりな人が観たら,絶対に夢に出てくるだろうという優れもの。
──なんだ>>続きを読む
●狎鴎亭スターダム(2022年韓国。マ・ドンソク)
うーん……。
これは,なあ……。
つまらなくはないんだが「──で……?」という感じ。
マ・ドンソクのムダ遣い(っつっても彼も制作のひとりではあるん>>続きを読む
●ヒンターラント(2021年オーストリア/ルクセンブルク。ムラタン・ムスル)
一次大戦終結後の話。
オーストリアを舞台に,連続殺人事件を元刑事が解決する──という話。
美術がすごい。
寒色を中心に>>続きを読む
●6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年イスラエル/アメリカ。ツァヒ・グラッド)
SSのアイヒマン自身が描かれることはほとんどない。
ナチスに翻弄されたり,処刑後の彼を火葬にするためのバーナ>>続きを読む
●女殺油地獄(1992年日本。樋口可南子)
『おんなごろしあぶらのじごく』と読み,五社監督の監督としての遺作。
改変はされているようなんだが近松門左衛門の人形浄瑠璃かららしい。
なんだか今ひとつピ>>続きを読む
●吸血ゾンビ(1966年イギリス。アンドレ・モレル)
コーンウォールの田舎で不審死が続き,そこに住んでいる医者からかつての恩師に連絡が入る──というミステリ仕立ての恐怖映画。
ロメロ監督の『ゾンビ>>続きを読む