●僕と幽霊が家族になった件(2022年台湾。グレッグ・ハン)
どうして数館だけで,しかも一週間しか公開期間がないんだ?
もったいない。本当にもったいない。
韓国映画がお株を奪われたという感じの,喜>>続きを読む
●怪物(2023年日本。安藤サクラ)
是枝監督作品,正直,あまり合うと思ったことはないんだが……。
この『怪物』はスゴかった。
久々に観応えのある邦画だった。
“怪物”とは果たして誰だったのか?>>続きを読む
●イビルアイ(2022年メキシコ/スペイン。オフェリア・メディーナ)
ド直球な割に判りづらいのはなぜ?
あびる優のようなタイトルのこの映画,『パラドクス』『ダークレイン』を撮ったエスバン監督作品。>>続きを読む
●インスペクション ここで生きる(2022年アメリカ。ジェレミー・ポープ)
エレガンス・ブラットン監督が自身の半生を元にした自伝ドラマ。
母親からゲイであることを理由に棄てられ,16歳から10年間ホ>>続きを読む
●キラーコンドーム ディレクターズカット完全版(1996年ドイツ。ウド・ザメル)
いやまさかこれをスクリーンで観ることができるとは。
しかも今回ロールで気づいた。
特殊効果でブットゲライトが参加して>>続きを読む
●ひまわり デジタルリマスター版(1970年イタリア。ソフィア・ローレン)
戦争のなんと不毛で不幸なこと。
なんのために人は戦争をするのか?と思わざるを得ない。
ただ,当時国際的な情報を得ることが>>続きを読む
●沖縄カミングアウト物語 〜かつきママのハグ×2珍道中!〜(2021年日本。川田美輝)
ゲイバーのママを務めるかつきママが,故郷の沖縄に帰り,かつておこなったカミングアウトについて周りの人からの声を>>続きを読む
●ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年アメリカ。フローレンス・ピュー)
え? おしまい?
なんだかどこかで観たような話。
観了後にモヤモヤ感に襲われる。
もっとちゃんと伏線を回収しようよ。>>続きを読む
●ヘル・レイザー(1987年イギリス。アシュレイ・ローレンス)
原作・監督共に,モダンホラーの旗手として名を馳せたクライヴ・バーカー。
快楽を得られるというパズルボックスを組み替えてしまった人たちの>>続きを読む
●猫と,とうさん(2022年アメリカ)
これは動物好き(とりわけ猫好き)なら観るべき。
ドキュメンタリー作品で,猫と共に生きている人たちを映像に収めた作品。
約90分,たっぷり猫まみれ。
だが──>>続きを読む
●イノセンツ(2021年ノルウェー/デンマーク/フィンランド/スウェーデン。ラーケレ・レノーラ・フレットゥム)
面白かった。
今年観た中ではかなりの上位。
なぜこれがメジャー公開されないのか不思議。>>続きを読む
●最'新'絶叫計画(2001年アメリカ。アンナ・ファリス)
《絶叫計画シリーズ》2作目。
ベースは『ヘルハウス』に『エクソシスト』風味。
映画版『チャーリーズ・エンジェル』シーンもあるのが嬉しい。>>続きを読む
●最終絶叫計画(2000年アメリカ。ショーン・ウェイアンズ)
パロディ映画の初作で,まだロールのトップはアンナ・ファリスではない。
今作のベースになるのは『スクリーム』。
それに『マトリックス』他,>>続きを読む
●日本の黒い夏 冤罪(2000年日本。中井貴一)
トレーラーがない──というほど古い映画でもないんだが。
オウム3大事件のひとつである松本サリン事件をベースにした作品。
ただ焦点を当てているのはオ>>続きを読む
●デモンズ2(1986年イタリア。デヴィッド・ナイト)
柳の下のデモンズ──という感じ。
一作目がまぐれだったのか,二作目がまぐれでつまらなかったのか。
役者の芝居もシナリオも残念。
もうそれダリ>>続きを読む
●CLOSE/クロース(2022年ベルギー/オランダ/フランス。エデン・ダンブリン)
エンドロールで映画は終わるんだが,この話は「めでたしめでたし」ということなど決してあり得ないと思う。
忘れること>>続きを読む
●ヴァチカンのエクソシスト(2023年アメリカ/イギリス/スペイン。ラッセル・クロウ)
実在した祓魔師(エクソシスト)であるアモルト神父の手記を元にした映画化作品。
いくらなんでもそれはないだろう>>続きを読む
●ラストエンペラー(1987年イタリア/イギリス/中国。ジョン・ローン)
愛新覚羅溥儀の生涯。
3歳からずっと檻の中にいた訳なので,その哀しさというのを果たして彼自身はどう捉えていたんだろうなあ。>>続きを読む
●呪餐 悪魔の奴隷(2022年インドネシア。タラ・バスロ)
『悪魔の奴隷』の続編なんだが,前作の記憶はほとんどなく。
だからといって前作を観直すかというと,さほどの魅力もない。
画面の暗さがとても>>続きを読む
●フェノミナ(1984年イタリア。ジェニファー・コネリー)
アルジェントの作品が美少女ホラーと言われはじめたのは,この『フェノミナ』あたりからだったような気がする。
虫と交信できる力を持った少女が>>続きを読む
●ロスト・ボディ 〜消失〜(2020年スペイン/ドイツ/フランス。トマシュ・コット)
気持ち悪い──というか気分悪い。
テセルがとんでもなく人の神経を逆なでするキャラで気分悪い。
ところがどっこい>>続きを読む
●DASHCAM ダッシュカム(2021年アメリカ。アニー・ハーディ)
こ,これは──個人的にだが──つまらん。
未だに『ブレア・ウイッチ・プロジェクト』?という感じのPOV。
これが「怖い」だなん>>続きを読む
●サントメール ある被告(2022年フランス。カイジ・カガメ)
とても社会的な問題を採りあげた作品──というのは前情報段階で知っていたんだが,哀しいかな,そこに行きつくまでに撃沈。
法廷劇でほとんど>>続きを読む
●マッド・ハイジ(2022年スイス。アリス・ルーシー)
まさかのほぼほぼ満席。
トレーラーや設定は面白いものの中身はイマイチ。
トレーラーではハイジが暴れまくるというように見えるが,そうなるまでに>>続きを読む
●チェイス −夜明けまで走れ−(2016年韓国。キム・スンウ)
なぜこれをレンタルしたのかが,まったく思いだせない。
刑事のバカさ加減にはイライラを通りこして辟易。
笑えないコメディ。
最近とんと>>続きを読む
●必ず捕まえる(2017年韓国。ペク・ユンシク)
ペク・ユンシクとソン・ドンイルとのバディもの(後々驚くんだが)。
アパートの大家さんと元警官が,連続殺人犯を捕らえようとする話。
プロットは面白い>>続きを読む
●蜘蛛男の恐怖(1960年アメリカ。アレクサンダー・ダーシー)
『蝿男の恐怖』が1958年だったので,そのヒットを受けて作られたのか?という感じ。
蜘蛛男は少し安っぽかったかなあ。
もしかすると当時>>続きを読む
●劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《後編》(2023年日本。三石琴乃)
後編のオープニングは『セーラースターソング』。
いいねえ。
セーラー戦士がセーラースターライツとともにセーラー>>続きを読む
●劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《前編》(2023年日本。三石琴乃)
オープニングは『ムーンライト伝説』。
オリジナルに忠実に──というコンセプトで始められた劇場版の完結編。
原作>>続きを読む
●大いなる自由(2021年オーストラリア/ドイツ。フランツ・ロゴフスキ)
なぜ彼はショーウインドウを割ったのか?
同性愛が愛ではなく罪だった時代の話(今も似たようなもんだがな)。
いい映画だった。>>続きを読む
●愛すれど心さびしく(1968年アメリカ。アラン・アーキン)
追悼アラン・アーキン。
この映画を観ると『幸福な王子』を思いだす。
決して見返りを求めず,ただ与えるだけだった彼のことを。
貧困とか>>続きを読む
●Pearl パール(2023年アメリカ。ミア・ゴス)
『X エックス』の(かなり)前日譚。
前作の衝撃に較べると,今作は「普通」。
スラッシャーでもないし,個人的には物足りない。
パールがいかに>>続きを読む
●うまれる(2021年日本。安藤瞳)
あなたの子供がいじめで殺されたら復讐しますか?というコピー。
大切なものを奪われたら,私はおそらく逡巡しない。
果たして彼女の中にあった“想い”というのはなん>>続きを読む
●ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年アメリカ。アンドレア・ライズボロー)
サム・ライミによるハリウッド版『呪怨』の4作目。
こんなのあったんだ?
今回もアメリカ人が伽椰子をアメリカに連れて帰>>続きを読む
●七つまでは神のうち(2011年日本。日南響子)
「怖い」ということで観てみたんだが……。
話がブッツンブッツン途切れていて,これって果たして収束するの?と不安になってくる。
伏線があればまだ期待も>>続きを読む
●幸運の犬(2022年日本。ヒゲポン)
「どうか,僕のことを 忘れないで」
https://www.youtube.com/watch?v=r9sdMA7o0vs
第31回レインボー・リール東京>>続きを読む