テーマが何であれ長時間の退屈は取り戻せない。
まあ自分はアスガー・ファルハディの『別離』もそんなに好きではないので、相性の問題かも。
ストーリーや見せ方は上手いとは思うけど、演劇的なノリと笑いが自分には合わなかった。残念。
『ボーダーライン』の脚本家らしい作品でしたね、ストーリーテリングとか緊迫感のある見せ方とか。
アニメーション映画としての完成度と安定感はわかるけど単純にストーリーが物足りない。
いろんな意味でジャック・ジャックに頼りすぎでは…。
すごく不器用で不恰好な映画だけど、ただ一つ物事の本質を突くという点においては何よりも正確だったと思う。
途中までは面白かったけど後半から話が二転三転しすぎて飽きてしまう。
ただ、ラスト辺りはまた少し盛り返した印象。
余った東映の優待券を使い切るために鑑賞。
ま、予想通りというか特に観る必要のない内容で終始退屈。
何か凄いことが起こりそうな気配には満ちていたが…。
予定調和に向かうできすぎた勧善懲悪…。
だが、それがいい!
この手の邦画にしては観応えがありましたな。
こんな映画があったこと自体知らなかったけど、amazonでやけに評価が高いので見てみたら確かに傑作だった。
できれば前作から見たかったが…。
スペクタクルをスクリーンで味わう醍醐味、これぞ映画。
前編で示された伏線の回収(物語の収束)も非常に素晴らしかった。
いろいろ詰め込みすぎ。
もう少しシンプルで重厚なノワールが観たかった。
どうにもならなくても、知らないよりは知ってる方が良い。
そうだろ?
テイストは『アウトレイジ』みたいな方が好きやけど、この映画には圧倒的なパワーがあった。
ラスト格好良かったねえ。
ボリウッドの伝統の到達点を思わせる前半が本作の真骨頂で、後半は続編への繋ぎのような感じ。
素材は申し分ないのに、それを生かし切れなかった感じ。
ちょっと期待しすぎたかな…。
ちょっと脚色が強い気もしたけど衝撃作であることは間違いない。
韓国映画の濃密さがどこからきているのかを改めて考えさせられた。
久々に観たファティ・アキン作品は、やっぱり濃密で、包み込むように、やさしく突き刺さった。
作品の内容とジェシカ・チャステインの演技がマッチしていて、どちらも素晴らしかった。
最低限の教養というか予備知識があった方がより楽しめる映画かと。
思ってたよりは面白かったけど、強烈に「やられた!」ってとこまでは届かない感じ。