ko0さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ko0

ko0

映画(1332)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

前情報なしで観たから、冒頭でジャズがテーマの音楽アニメかと思ってたんでそこからの急展開でスピリチュアルなメッセージ性の強い映画でびっくり

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

女性差別をテーマにした映画は多いが、その多くは女性の社会進出をテーマにしたもの。本作のように産後うつをテーマにした作品は案外少ないように思う。育児と会社勤務の両立は本当に難しい問題だよなあと改めて感じ>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

中米移民のコミュニティを舞台にしたミュージカル映画。ラテンの音楽にラップをふんだんに使ったミュージカルで、明るくて楽しい仕上がりに。

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

リベラルな裁判ネタでの実話を基にした作品ということで、実に最近のハリウッドらしい作品。心地よい作品ではあるが、終盤でもうすこし激しい展開があった方がよかったかも。
女性差別のある法令を変えるために、ま
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

ちょっとグロめだけど、迫力あるアクションシーンの連発。『ジョン・ウィック』と同じ脚本家の作品ということで、たしかに同じようなゲーム・漫画チックな脳内妄想で誰しも考えたことのあるような設定を全力で映画化>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.0

安定のアドベンチャー映画。
ディズニーランドのアトラクションの実写映画化という面白い作りだが、女性の参政権にもチラッと焦点を当ててる点が最近のハリウッドらしい。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

『トゥルーマンショー』を思い起こす。
ゲームの中のNPCが自我を持ち始めると言う設定は現代らしい設定。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

ここ最近数作の中では一番ガイ・リッチーらしい作品。タランティーノ的な喋りで魅せていくタイプのクライムムービー。もうちょっとテンポが良い展開を観たいなあと最初は思ってたけど、不思議と観ていくにつれてどん>>続きを読む

ハートビート ネクストステージ(2018年製作の映画)

3.5

相変わらずマッチョで安っぽい映像にストーリー。言うなればカラオケで流れる映像のような。
しかしながら、さまざまなジャンルの音楽とダンスのクオリティも相変わらず高くエンタメ作品としては十分楽しい。一流の
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチー×ジェイソン・ステイサムということで期待してたが、どちらかというとジェイソン・ステイサムが出演しがちなB級アクション映画に染まっていた印象。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

久々に予算をふんだんに使った映画を劇場で観たので、興奮度高め。能タイムトゥーダイ。

日系の監督ということでふんだんに日本的な小道具やセットが使われていて、最近はこういうのってすっかり中国だったから不
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.5

ディズニーらしい美しいビジュアルの作品。近年のハリウッド作品らしくいかにもディテールまでお金のかかってそうな大作。
悪役サイドの誕生秘話を巡るストーリーと最近のハリウッドらしい。が、なんだかんだで面白
>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.0

典型的な勧善懲悪のストーリーで時代劇を見るかのような綺麗な王道すぎる展開で、少し前ならもっと低評価をつけていたと思うが、歳をとったせいかこういうのも悪くないと思えるようになった。妻への愛のメッセージを>>続きを読む

最後の恋のはじめ方(2005年製作の映画)

3.0

さらっと見られるラブコメ。
笑えるし悪くないけど、あまりにもヒロインが魅力的でなさすぎたのとゴシップ記者が大嫌いなので。

波止場(1954年製作の映画)

3.5

古典的名作。

"You don't understand! I coulda had class. I coulda been a contender. I could've been somebo
>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

3.5

オープニングの映像からかっこ良い。
音楽も素敵。
スティーブ・マックイーンがずっとカッコ良い。服もおしゃれ。
カーチェイスも渋く、何よりマスタングがカッコ良い。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

イギリスらしい陰鬱から抜け出そうっていう青春映画。
イギリス映画なのにアメリカ人SSWのブルース・スプリングスティーンがキーになっているというのがとてもユニーク。
ただ流石にクラブの中でもウォークマン
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.0

とりあえずテレビのコードがクソ長い映画。

派手はないけどプロットで見せるSFの佳作。


藤子・F・不二雄の短編集の話、この前YouTubeでも聴いたしちょっと読みたくなった。

バレーボウイズがE
>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.5

ヴァネッサ・カービーの困り顔がめちゃくちゃキュートでやばい。海外の女優のハの字になる眉毛ってやっぱり良いよなあ。

昔合コンで女の子に「海を飛ぶ夢」のあらすじを言ったら、本作が似てると言われたのを思い
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

友人から勧められた映画。

定番のハリウッドラブコメ。こういうラブコメって時々とても観たくなるけどやっぱり心地よい。一目惚れしてすぐ恋に落ちていくって現実ではなかなか軽すぎて良い話と思えないけど、それ
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

いやー、このコロナ禍で旅行ができない中、この絶景のオンパレードは堪える。
画が美しい。美しいけど寂しい様が映像として良く作られている。

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.5

世界的にベストセラーとなった『21世紀の資本』がまさかの映画化。書籍の方は未読だが、おそらく書籍とは異なり、かなり大衆にも分かりやすいよう噛み砕いて説明されていると思う。
経済史を振り返りながら現代社
>>続きを読む

プロフェッショナル(1981年製作の映画)

4.5

こういうハードボイルドテイストなアクション映画は好みドンピシャ。
ストーリーは非合理的な行動も多く甘い感じもするけど、それも“味"に感じるような作品。

大頭脳(1968年製作の映画)

3.0

コメディ。トムとジェリー的なドタバタ劇。
前情報なしで観たので、かっこいい感じの作品を想像していたから最初は拍子抜けだったのとこういうナンセンスなコメディはあんまり好みではないんだけど、久々にこういう
>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

3.0

面白そうな設定だと思ったけど期待は越えなかった。

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.0

カーチェイスが有名な名作。全体的にノアール作品のような起伏の少ない淡々とした作品。個人的にはそこまで響かず。

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)

4.5

不朽の名作。
「死者」への想いとは。自然と涙が溢れてくるような作品。遠藤周作のように宗教的だけど、特定の宗教というより宗教として本質的な「死」に真摯に向き合う姿が心に響く。

自分の人生を賭けるものが
>>続きを読む

秋津温泉(1962年製作の映画)

3.5

名女優岡田茉莉子の代表作。
クズ男とそんな彼を思い続ける女。『浮雲』と少し似ているようにも思う。
「死にたい」という思いが逆転していく展開が見事。
片田舎へ温泉旅行したくなる。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

やっぱり河瀬直美は苦手。
『あん』を観た時は映像もストーリーも受け付けなかったが、今作はストーリーは悪くはないし映像も『あん』の時に感じた癖もだいぶ無くなっていた。が全体的に冗長。

前半の特別養子縁
>>続きを読む

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

3.0

4時間の大作。それも長回しで淡々と進むから、端的に言うと退屈。それが登場人物たちの心情を上手く表しているとも言えるんだけど、結果4時間もこの流れでやられるのは正直苦しい。面白い作品になりえたと思うが、>>続きを読む