ko0さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.5

雲を掴むようなストーリー。

第二代国連事務総長であるハマーショルド。在任中に死去した唯一の国連事務総長である。その彼の死の謎に迫るドキュメンタリー。

女性秘書を二人雇い、それぞれにその事件を追う様
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.5

LGBTの作品は苦手だけど本作は感動した。
映像がカッコいいから惹きつけられる。ピアノのバックサウンドも感傷的になる良い音楽。
そもそも親戚とは言え東京の男性宅に10代の女の子を暮らさせるのかとか、友
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ラヴソング(1996年製作の映画)

4.5

ボケの強い明るい映像が90年代らしい作品。『東京ラブストーリー』を思い出す。全然違うけどどこかピアノのバックミュージックのせいか『冬のソナタ』を思い出す。純愛じゃないけどめちゃくちゃラブストーリー。マ>>続きを読む

約束の地、メンフィス テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー(2014年製作の映画)

3.0

BSで6夜連続放送してそうな6つのセッションのエピソードをひとまとめにしたような作品。もっとふんだんに音楽を聴きたかった。

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.0

スーパーバカバカしい。設定もめちゃくちゃラフだし。こういうはちゃめちゃな作りなのに、竹中直人は結局竹中直人としてはベタな出方になるのはある意味不思議。
バカバカしいと思ってみたらそんなに悪くない。そん
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HOME AWAY FROM HOME(2017年製作の映画)

2.5

そんなに響かず。

阿部純子さんが前に別の作品で観た時より可愛らしく感じた。
ハンドルを持つ姿勢だけでも演技の上手い下手って出るんだなあと何故か気になった。

リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ(2019年製作の映画)

2.5

リアム・ギャラガーのOASIS解散後の動向を追うドキュメンタリー。
この作品をどう期待して観るか。もう少し音楽映画のようなものを期待していた私にとっては期待外れなものだった。もっとライブシーンでの音楽
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ソウル・パワー(2008年製作の映画)

3.0

期待外れ感の方が強い。
ジェームズ・ブラウンやBBキングら一流アーティストたちのライブ映像なので、もちろんそのライブシーンのパフォーマンスは素晴らしい。
でも、どのアーティストも1、2曲のみで物足りな
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ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.5

インスタ映え系の映像。
主演二人のイケメン二人の声がなんか合わなかったなあ。もうちょっと渋めの声が良かった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

タイトルのとおり90s半ばのLAを舞台としたティーンの少年たちの青春映画。
タイトルからはもっと当時のカルチャーを前面に出した作品を想像したが、もちろんそういった要素もあるにはあるが濃度は事前に想像し
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

4.0

実にイギリスらしい音楽を題材にしたコメディ映画。
大傑作というわけでは決してないがとても良い作品。

大都会ロンドンとイングランド最南西のコーンウォール。この手の映画には常にイギリスの格差社会が根底に
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.5

"映画音響"にスポットを当てたドキュメンタリー。"映画音楽"ではなく"映画音響"。
映画音響は3つの要素からなる。"VOICE"、"SOUND EFFECTS"、"MUSIC"。
映画の前半では映画音
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.5

少年少女の一夏の思い出を描く。いわゆるボーイミーツガールもの。

サムは自身が末っ子だからいつか一人になった時のために一人でいる訓練をする。お爺さんの言葉「できる限り思い出を集めろ。誰かと過ごした瞬間
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

「時間」大好き人間ノーランの最新作。
前情報はFilmarksで高評価ということだけで観たけど、この予算感ある圧倒的な映像にこの時間が入り組んだストーリーはノーランだな!となるところがノーランの凄いと
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

シンプルに面白い。笑える。

高校卒業前夜を舞台にした青春コメディということで、ストーリーとしては定番そのものだが、顔のアップが多い個性的な映像で流行りの音楽をふんだんに取り入れた華やかなシーンが多く
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デコトラ★ギャル紗矢(2016年製作の映画)

3.0

何も考えずに観たい、そんな気持ちにぴったり。みんな演技下手だし、プロットもめちゃくちゃだし、これぞ低予算映画といったところ。笑っちゃうくらい低レベルだけど、そういう映画が観たい時に観るとそんなに嫌な気>>続きを読む

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

2.5

ジャケットからの期待感からの期待外れ感しか覚えてない。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良いロードムービー。
障がい者を扱った作品にありがちな重さが良い意味で全く無くて、全体的にアメリカ南部の大自然の背景と良くマッチした爽やかで心地よい作品。
ラストが少しぐちゃぐちゃっとした
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ハートビート(2016年製作の映画)

4.0

最高に楽しい。このいかにも安っぽいジャケット画像で損してる作品。
ストーリーはあってないようなものだけど、クラシック音楽にEDM、バレエにヒップホップと入り乱れた演出で異種格闘技みたいなワクワク感のあ
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バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

3.0

バイオレンスでドラッグ的なクレイジー。この手の作品が好きな人は好きだと思う。

舞台はルーマニア。欧州の中でもかなり治安の悪いあまり観光には行きにくい国。劇中でも何度も出てきたブタペストが観光地なのと
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タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

3.0

とてもスリリングなサスペンス。
ではあるけどスリリングなだけでミステリー要素は薄め。無茶な流れ、非合理的な行動も目立ち、どうラストでオチを付けるかと思ったらいろいろ想定出来る中で最悪のオチかもしれない
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山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.5

名前は聞いたことがあるし、続編がいっぱいあるのも知っているけど、あんまりオススメ映画には挙がってこない本作。
90年代アクション映画を観たくなって鑑賞。

メタルギアソリッド好きにはオススメ。

内容
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

孤児院の子どもたちを描くストップモーションアニメ。
際立って劇的というわけではないし、ストーリーも何か強くオリジナリティがあるわけではないけど、ジーンとくる。ラストの集合写真を撮るところでじわっと涙腺
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.5

実話を取り扱ってるだけあってヒリヒリとする緊迫した展開は良かった。ただ、家族が頻繁に出て来てフラグ立てまくりなのはちょっと…。

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.0

難民問題に焦点を当てた欧州映画と聞くと小難しい芸術性の高い作品をイメージしていたが、本作はTHE大衆映画。一見まともだけど内面はそれぞれ問題を抱えた家族が一見異分子だけど一番まともな難民ディアロを受け>>続きを読む

子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.0

難病の子どもたちを撮ったドキュメンタリー。
ドラマ的な展開はなく、いわゆる感動ポルノ的な作品ではない。
淡々と子どもたちを撮り続ける。その子どもたちのありのままの生き生きとした無垢な表情が最高に可愛い
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アンクル・ドリュー(2018年製作の映画)

4.0

ハードルは出来るだけ下げて見る。
それさえ出来れば最高に楽しい作品(笑)

ペプシコのCM発。
ストーリー的には実にベタなコメディ。
ただNBA史上最高のボールハンドリングスキルを持つとの呼び声高いカ
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アルプス 天空の交響曲(2013年製作の映画)

3.0

今年はせっかくの夏休みでもコロナで海外へ行けないので、旅行気分を少しでも味わうために。

いつか来るべき時のための備忘録として。

南チロル・レッシェンの貯蔵湖。カリオストロの城の元ネタなのかな。
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オペレーション・メコン(2016年製作の映画)

3.0

最近、漫画『マージナル・オペレーション』や『紛争でしたら八田まで』を読んで、この「黄金の三角地帯」と呼ばれるこの地域に関するものを読んだので、関連する本作を。
実際に起きた事件を元にしているとのことだ
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.5

深夜映画でやるようなB級サスペンスアクションが見たくなって、そんな気分には結構ピッタリの作品。

監視社会と国家の危機、よくわからない人物の命令に翻弄されながら国家からも危険人物として追われる主人公た
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レイプ25時 暴姦(1976年製作の映画)

3.0

エロス&バイオレンス。終盤にバイオレンス度が上がってグッと魅力的に。トゥルーロマンスばりに羽毛の舞うラストが印象的。クラシック流しながらのレイプシーンは上手いと思うが、その発想はなかなか変態だと思う。

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)

3.0

ブルース・リーの香港帰国後第一作。
ブルース・リーと言えばの「あちょー」もヌンチャクも登場しない。
ブルース・リーは特別超絶イケメンというわけでもなく、ストーリー的にも正直そこまでな作品だけど、なんで
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劇場版 シドニアの騎士(2015年製作の映画)

2.0

気にはなっていたけど原作もアニメも未見。
総集編系の劇場版だけあってストーリーは本作だけだと、ややちぐはぐ感は否めない。当たり前だけど、きちんと漫画やアニメを見たほうが良さそう。
おそらく原作漫画やア
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二人で歩いた幾春秋(1962年製作の映画)

4.0

戦後の時代を生きる地方の貧しい夫婦を描く。夫婦を演じる佐田啓二と高峰秀子の最高の演技が光る。理想的だけど理想的過ぎない塩梅の夫婦の描写が絶妙。
自分の両親に感謝したくなる作品。