てっぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

てっぺい

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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

“前例がなければ、自分で作る、そして名を残す”。映画の台詞が象徴的、強い信念の黒人女性達によるスカッとサクセスストーリー。映画としてのメッセージも強いし、意義が大きい。
全米初登場1位、11週連続トッ
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スクランブル(2017年製作の映画)

2.5

カーチェイスを有名な超高級車でやってしまうのがこの映画の見どころ。テンポの速さもピカイチで、カーチェイス、爆破シーンの迫力がスゴイ。車とアクション好きにはおそらくたまらない映画。
スコット・イーストウ
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.5

“全く共感できないけど、のめり込んでしまう”。冒頭のセリフそのまま、様々な形の“心の拠り所”が交錯しながら、登場人物達が1つのエンドに収束していく様にのめり込んでしまう、狂気サスペンス。
第14回大藪
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

4.5

予想外に涙腺が崩壊した映画。
屈託のない笑顔いっぱいの親子愛で終始ほっこりしつつも、起承転結の転、のさらに転がある意外な展開で、涙が止まらないエンドに。
主演のオマール・シーは、「最強のふたり」のあの
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海底47m(2017年製作の映画)

4.0

海底47mに落ちた檻の中から、無数の巨大サメの恐怖をこえて船にたどり着けるか。何度も絶望の底に叩きつけられる、極限状態での恐怖と絶望の連続がこの映画の特徴。
低予算ながら、全米公開してみたらまさかのス
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

ザ・男目線映画。水原希子がハマリ役で、その猫的な魅力に狂わされていく民生ボーイ(と他の男たち)に同じ男性として共感せずにはいられない笑、ポップなラブコメディ。
「モテキ」('11)の大根仁監督の作品。
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

あのエイリアンの“誕生”が具現化されるワクワク感。シリーズの緊張感・迫力も十分、登場するアンドロイドが敵か味方か、この映画の縦軸でありながら、“誕生”の重要なキーになっている図式が面白い。
「エイリア
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

タイトルの真意がラストで重く伝わってくる。供述が次々と変わる被告を軸に、局面が何度も転換さながら、弁護士がその真意“三度目の殺人”にゆっくり近づいていく法廷心理サスペンス。
第74回ベネチア国際映画祭
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

カメラごと海に沈むリアルなシーンの連続、映像の緊迫感が突出している戦争映画。陸・海・空の3つの視点で、敵の襲撃への恐怖、絶望、そして安堵と、次々に心理転換される描写にも監督のセンスが光る。
監督は「メ
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

“じわじわくる”がぴったり。妻への愛とその生活に感じる幸せを、詩を織り交ぜながらゆっくりと描写し、独特の静寂感に終始する映画。
第69回カンヌ国際映画祭パルム・ドッグ賞受賞作品。日本人の詩人役で永瀬正
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

新幹線内という密室が恐怖から安心に、外が安心から恐怖に、その逆にも次々と変わる心理転換の連続。またその恐怖を通して様々な人間性がぶつかり合う“パニックヒューマン映画”。
韓国で'16年の興収一位を記録
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.5

肩に乗るどころかハイタッチまでしてしまう猫・ボブのかわいいシーン満載ながら、薬物依存問題をリアルに描く、実は骨太のドキュメンタリー映画。
ボブは本人(本猫?笑)らしい。'17年ナショナル・フィルム・ア
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

自分を襲ったのは誰なのか、その疑問を軸に展開されていく屈折した愛情、様々な愛と性の形をありのままに描いた、サスペンス“変態”ロマンス。
主演のイザベル・ユベールは第89回アカデミー賞主演女優賞ノミネー
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

女性主人公がどんどん“ぶっ飛ばす”、独特の爽快感がある痛快アクション映画。無垢でまっすぐな彼女に好感が持てるし、人間界で彼女が学ぶ事が、この映画の伏線メッセージにもなっている。
主演のガル・ガドットは
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.5

独特の世界観と映像美が素晴らしい。アバターの世界と現実の世界が対比して描かれているものの、エンドに繋がるものは、どちらも家族愛。夏らしい描写や、ピュアな恋愛模様も至る所にあって、雰囲気もいい。
ただ、
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

ほぼ全編にわたって映像と音楽がリンクする、オリジナリティ爆発の映画!リズムと合致した銃撃、展開に沿った音調や歌詞、その相乗効果で興奮の連続。使用曲40曲以上!(クレジットで確認した限り)
ライト監督自
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

ドラキュラやフランケンシュタインなどのモンスターをシリーズで映画化する“ダーク・ユニバース”プロジェクト第一弾らしい。
復活した悪の王女と、その“選ばれし者”となり死の淵から復活したニック(トム・クル
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キリングゲーム(2013年製作の映画)

4.0

お互いを殺し合うというこの映画のオリジナリティがまずスゴイ。その理由付けもしっかり描かれているので、この手の映画によくある「なんで?」感はない。
しかしやはり、何度も登場する生々しい描写には、目を背け
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おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.0

背が低い恋人、それに対する女性の心理描写を、繊細な演出で表現したほっこりラブロマンス。ユーモアも全体に散りばめられていて見やすいし、雰囲気がいい。
障害という言葉を多用はしていなかったけど、障害=体の
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

3.0

スピルバーグ製作総指揮、“破壊王”マイケル・ベイ監督のタッグ製作、シリーズ10周年目作品らしい。
期待通り、終始ど迫力の映像!派手な爆破シーンに加えて、トランスフォーマーがぶつかり合う金属の質感、変体
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

何も考えずに楽しめる、相変わらずのハチャメチャっぷり。今回はそれに加えて、多用されている80年代の音楽や、終盤の映像美にも注目。
新キャラのブラットが登場した事で、80年代の曲がガンガンかかってノリノ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

主人公ウィル(マット・デイモン)の心が解放されるシーンが胸を打つ、メッセージの芯が強い映画。ウィルの天賦の才を巡る様々な人間性・考え方を描写しながら、“考えは押し付けるものではない”事を丁寧に描いてい>>続きを読む

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.5

独特の視点のドキュメンタリー映画。ソ連兵に襲われ身ごもったポーランド修道女達の、信仰心ゆえの心の葛藤が、命の尊さを訴える女性医師を通じて、意外なエンドに繋がっていく。
医師のマチルダを主役として描かれ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

目を背けたくなる、リアルな映像が続くけど、「戦場で人を殺すのではなく、人を救う」他の戦争映画にはない視点の描写、そしてそれが事実だという重み。スゴイ映画だと思う。
戦争の現場の臨場感がこれ程リアルに描
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.0

シリーズ初鑑賞だけど…
王道のファンタジーアドベンチャー。こと映像力の凄さはピカイチで、登場する“亡霊”が終始この映画の不思議な映像美のオリジナリティになっている。
ジョニー・デップ演じるジャック・ス
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.5

世界155の国と地域で放映が決定らしい(2017/7/18)以下レビューと記事↓
とても分かりやすいメッセージで映画としての“芯”を作りつつ、不思議でどこか可愛らしい魔法の世界観で全体を包んだ、子供に
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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ど迫力の映像、CGの映像美、パニックの連続っぷりはもちろんのこと、家族愛や兄弟愛、ヒューマニティー、欲張りすぎなほど色んな要素が詰まった映画。最後まで見飽きないのは間違いない。
映像のリアリティを追求
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

傑作!繊細な心理描写に加えて、映画全体の穏やかさやコミカルさ、ワクワク感。ここまで完璧なプリンセス・ラブロマンス、不朽の名作と言われるのも納得。
アン(オードリー・ヘップバーン)が、王女としての気品も
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

奇抜なタイトルに反して、心の動きの描写がとても繊細で心地いい。お互いを尊敬し合い、たどり着く称賛の言葉が同じ「君の膵臓をたべたい」だったのも、もはや映画として芸術的。
16年本屋大賞第2位のベストセラ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.0

スパイダーマンとしては初めて、マーベルのヒーローシリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」に属するものとして製作された“マーベルスパイダーマン第1作目”らしい。
中身は、スパイダーマンらしく糸で
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

第一作目から堂々のハチャメチャっぷり笑。
誰にも分からない“ミニオン語”ながらも2時間見れるCGアニメ。とにかくそれがこのミニオンシリーズ処女作のインパクトでり、強みだと思う。
ミニオンシリーズに驚く
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