てっぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

てっぺい

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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

【変形する映画】
トランスフォーマーが変形する映像美は、新たなビースト型のそれも加わりシリーズMAX。超意外なラストで、日本発の本シリーズが今後どう変形していくかワクワク感が止まらない。

◆トリビア
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

【燃える映画】
原作を見事にアレンジ、王の燃える思いがよりずっしり伝わり、涙腺崩壊。壮大なスケールで描かれるアクションにこちらも心が燃えるよう。俳優陣の、炎燃え盛るような熱の入った演技にも注目。

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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

【デッド映画】
トム様が死ぬほど走り、死ぬほどカーチェイスを繰り広げ、死ぬほどすごいバイクジャンプをかます。死ぬほど小難しくなりがちなAIというテーマも、トム様のど迫力アクションで全て吹き飛ぶ。

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

【問われる映画】
ジブリ感満載の冒険ファンタジー。一本の楽しい映画は見終わると、内容が伝わるか、メッセージが伝わるか、それを裏テーマとして問われるよう。宣伝を全くせずに公開した本当の意味がそこから見え
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

【運命の映画】
想定外の陸海空ド派手アクションに目を見張る。過去作オマージュふんだんでニヤリ。インディが向かう運命は、シリーズの大団円を迎え終結する彼へのサプライズプレゼント。この映画を見る運命に抗っ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

【光る映画】
あの人もカメオ出演する画ヂカラが光る。高速移動の世界観の映像美も光る。緻密に練られ、涙腺崩壊までさせてくる脚本力も光る。まるで閃光のように、ピカイチな魅力が詰まりまくった一本。

◆トリ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

【スイングする映画】
冒頭のクレジットからバグる映像で、一気に観客を別バースへスイング。数多のスパイダーズがスイングしまくるカオスな映像に心もスイング。見終わると、次作が早く見たくてたまらない。

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怪物(2023年製作の映画)

4.0

【怪物級の映画】
章立てで、目線によって“怪物”の見方が全く変わる。内包する骨太社会問題がその伏線回収の肝となる、怪物級に秀逸な脚本。エンドロールでは、坂本龍一の遺作に聞き入る。

◆トリビア
○本作
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

【ジョジョ映画】
ジョジョのスピンオフで、実写でその“奇妙”な世界観を見事に表現。映画単体でも楽しめる娯楽作で、ルーブルに行った気になれる映像美も豊富。“徐々”に明かされていく岸辺露伴の出自にも注目。
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

【ブースト映画】
ド派手カーアクションはもちろん健在、ファミリーも総活躍する満足の140分。シリーズのオーラスを迎える次作への期待が高まりすぎるラストに、もはや心臓もブースト状態。

◆トリビア
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

【ブランシェット無双映画】
ケイト・ブランシェットの魅力が暴発。長回しのセリフに細かい仕草から怪演ぶりまで、大いに堪能できる一本。意外すぎるラストに、その解釈を思考する余韻がいつまでも続く。

◆トリ
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.0

【銀河レベルの良作映画】
宮沢賢治の父であり、1番のファンでもあった男の究極の愛の物語。俳優陣の熱演っぷりに涙腺は軽々崩壊、見終わると心がポカポカあたたまる良作。

◆トリビア
○撮影に際しての本読み
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

【宇宙一の映画】
シリーズを通して張られた伏線を回収。ド派手なアクションに笑いも豊富、不意に涙腺崩壊な場面も。シリーズ完結のエンドロールには、笑顔と涙が自然と溢れる。

◆トリビア
〇ジェームズ・ガン
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

【“見るゲーム”な映画】
あのマリオが、ゲームと同じBGM同じ効果音であの世界観のまま映画で大暴れ。隣でゲームを見ている感覚の100倍の楽しさと没入感。90分があっという間。

◆トリビア
○ 202
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

【鉄の映画】
最新技術を使ったトリックも見破るコナンの鉄壁ぶり。各キャラ総活躍の“テッパン”な見どころたっぷり。哀&コナンの過去一の絆の物語は、ライトファンでも本作鑑賞が鉄則。

◆トリビア
○ 黒の
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

【情熱が湧く映画】
“エア・ジョーダン”が、いかに努力と機転の上で爆誕した奇跡かが渾々と描かれる。自分の夢や仕事への情熱が、鑑賞中ずっと刺激される感覚で、見終わると否が応でも何かを始めたくなる秀逸作。
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

【リメイク成功映画】
黒澤明の名作をイギリス映画にリメイク。絶妙にリスペクトし、絶対にアレンジを加え、素晴らしい感動作に昇華した一本。アカデミー脚色賞ノミネートも納得の出来。

◆トリビア
○ 第95
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

【唸る映画】
十字架や鏡を使う巧みな映像表現。鬼気迫る出演陣の本気度MAX演技力。そして何が正義なのか唸るほど考えさせられる映画の一本軸。それら全てが唸るほどレベルの高い秀逸作。

◆トリビア
〇日本
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

【変身映画】
お決まりの“変身”のセリフや決めポーズに、昔夢中で見ていた少年心をくすぐられる。あの人達の登場というサプライズもありながら、「シン」シリーズで最も本作がオリジナルを“変身”させていると思
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

【ギャップ映画】
“おばさんがマルチバースするカンフーアクション”。中身は恐ろしいほどのB級感で大爆笑をさらいつつ、芯の太い家族愛というギャップで涙腺を刺激してくる秀逸作品。

◆トリビア
○ 本作は
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

【繋がる映画】
スピルバーグの自伝的映画。映画愛に溢れつつ、映画に光と闇がある事を説いてくる重厚さ。至る所にセルフオマージュが散りばめられ、その後彼が生み出す大作に繋がる逆算のワクワク感が、ラストのワ
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湯道(2023年製作の映画)

3.5

【ととのう映画】
心あたたまるエピソードが満載で、ほろりと泣ける場面も。終わってみれば心が芯からあたたまる、まさに笑って泣いてととのう一本。“追い焚き”の2回目はぜひ浴槽に浸かりながらゆっくり見たい笑
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.0

【見る価値“アリ”の映画】
アリ化と巨大化を繰り返す本作ならではのバトルが見応えアリ。そんな中にも微笑ましい親子愛という映画の一本軸アリ。アベンジャーズに繋がるミドル&ポストクレジットは一見の価値アリ
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

【持っていかれる映画】
冒頭で持っていかれる映画のメガトンパンチ。その勢いのまま、3時間を飽きなく見れる。主演2人の演技力に目を見張り、マッチしまくった楽曲に震え、映画愛にも溢れた極上の映画時間が楽し
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

3.0

【映画でない映画】
原作を映像として立体化する事に大成功している映像美で、鬼滅の刃のクライマックスへの第一歩を見事に演出。タイトルに“劇場版”をつけず、ある意味本作は映画ではないと自分が思うその訳は…
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

【レジェンド映画】
徹底的に振り切った解釈で描く事で、小難しい史実が見やすく様変わり。東映70周年の冠で20億円を投じた大作は、製作陣と出演陣の工夫が至る所に見えてくる。これこそ歴史に名を残す伝説とな
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.0

【続く映画】
監督の、映画を愛しすぎた幼少期のとんでもない実話。オマージュふんだんの映画愛しかない作風で、監督が現在アカデミー会員になっている事からも、前向きなラストにその輝かしい“エンドロールのつづ
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.5

【型破り映画】
型破りな裁判官がウケたドラマシリーズの集大成。キャラ的にある意味型破りなバディ役によりフォーカスした本作は、その目を見張る演技力と、ドラマになかった側面が魅力的。しっかりした伏線回収の
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

【館を出ても続く映画】
ラストで一気に回収される伏線の数々にスカッと驚く。豊かな映像表現や骨太メッセージもさることながら、入場特典に映画の続きが記される、映画館を出ても映画が続く感覚になれる新しい体験
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.5

【完結する映画】
往年のドラマシリーズが、大同窓会をする温かい前半。そして迎える意外すぎるラスト。これ以上の続編は作れない、大完結する本作は、昔一度でもドラマを見た人なら必ず見届けるべき。

◆トリビ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

【胃袋破裂映画】
まるでその世界に自分がいると錯覚するほど、圧倒的な映像美と没入感。特に水の世界の美しさは桁違い。家族愛やど迫力バトルもあり、映画の楽しさが詰まりすぎ、もう満腹すぎて映画の胃袋破裂状態
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

【ニノ泣き映画】
絶望の世界で希望を唱え続けた男とその仲間が起こす奇跡の史実。二宮和也を筆頭に俳優陣の熱演に涙が枯れるほど泣かされる。戦争の起こった今こそ見るべき、心が少しあたたかくなれる良作。

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

【1番の映画】
昔熱中して読み漁った漫画がセルルック3D化される夢の世界。新しいストーリーが加わる事で、人物像が深掘りされ、原作がもっと好きになれる秀作。満足度は文句なしで“1番”の映画。

◆トリビ
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母性(2022年製作の映画)

4.0

【分ける映画】
母と娘の視点で、同じ場面のイメージがガラリと変わる狂気。戸田恵梨香の演じ分けで増すその恐怖と、義母の高畑淳子が演じ分ける怪演が見もの。結末の捉え方は、見る人によって完全に分かれる一本。
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

【ニ山ある映画】
盲点を突いてくる後半の映画の山。散りばめられた伏線を回収しながら、怒涛のラストでもう一山。山が2つ“ある”立体的な脚本で見飽きない。主役を食うレベルの柄本明の怪演も見逃せない。

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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

【ミッドクレジットで泣ける映画】
アカデミーを受賞する画期的なヒーロー作品の次作は、主役の逝去に代役を立てず脚本大幅変更。全編に彼を悼む演出が施され、ミッドクレジットにはもう涙腺崩壊。ただのアクション
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