てっぺいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

てっぺい

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マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.0

【“義母バトル”映画】
姫にとって義母の2人が始める、ディズニーとお伽話の範疇をゆうに越えた壮大バトル。魔法や妖精達の不思議な映像美に酔いつつ、アンジーの思いを込めた骨太映画として見るのも面白い。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.0

【名曲で遊ぶ映画】
ビートルズがいなかったら?そこから発想できるアイデアが満載。名曲の数々はもちろん、究極のビートルズ愛な観客へのサプライズあり、歌詞をなぞる展開も多数、いい意味で名曲で遊んでる。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

【R100指定映画】
主人公が抱えていく無慈悲な闇と孤独に、感情移入必至。それが悪へと昇華していく描写と、共鳴する無数の仮面達に、自分の良心が引きずられ堕ちていく。もはや映画の力強さと影響力はR100
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

【爆当たり演技映画】
毎分感情が暴発する全力キャラ。愛と魂をぶつけ合う演技でキャラをキャラ以上に昇華させる役者二人のそれは、もう体当たりを超えて爆当たり。そんな2時間もラストはほっこり落としてくれる充
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

【アナログ近未来映画】
月面にサブウェイ⁉︎現存するもので表現される、いわばアナログな近未来宇宙が逆にリアル。「インターステラー」継承の映像美を楽しみつつ、通して描かれる“孤独”が心にズッシリとくる一
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

【枯れ泣きする映画】
“生まれ変わっても、犬が元の主人に辿り着く”発想で、何度も“犬生”を終えるシーンに涙が枯れるほど泣く。描かれる犬と人間の絆や、可愛い犬あるあるにもう胸いっぱいになる、優しい映画。
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アス(2019年製作の映画)

3.5

【立体的なスリラー映画】
なぜ目の前に自分がいるのか?次第に明かされる全容とその世界観。まるで小さな穴を抜けて、その先に広がる巨大な地底空間に没入していく感覚。立体的な脚本映画を体感する。
◆概要
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

【はしごを外される映画】
実際の事件を背景にしている事で予想する展開を、溢れる映画愛と共にいい意味で裏切ってくれる。描かれる実際の映画関係者達やその世界観の再現のこだわりに、映画ファンはもう鑑賞マスト
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

【心が痛むミュージカル】
両親からも愛されず、無数の依存症を発症するエルトン・ジョンの超赤裸々告白映画。多幸感が増すミュージカル要素も、心を痛める逆の演出に。その分、迎えるラストはもう感動。
◆概要
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.5

【メイ“キング”が見たい映画】
動物や草木の実写から作り上げたという“超実写”の映像美でメイキングが見たくなる。名曲とともに、目や耳や至る所が2時間喜びっぱなし。シンプルなストーリーなんて、ハクナ・マ
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

【しっぱなしの映画】
2時間ずっとアクションしっぱなし&ケンカしっぱなし笑。終始付かず離れずな2人のバディ映画で、ヒロインも含めたど迫力アクションには観る側も口開きっぱなし笑。
◆概要
シリーズ累計興
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

【現実と錯覚する映画】
街並みも、生活音も、空の描写も超リアル。実生活での異常気象も相まって、他の映画にないリアルさがある没入感。そんな映画の山で主人公が迎える運命にはもう涙。
◆概要
原作・脚本・監
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

【可愛さのマシンガン映画】
何もしなくても可愛いおもちゃ達が、飛んで跳ねてほぼコントにまで至る、もうマシンガン級の可愛さの連打。加えて本作は“命の倫理”に及ぶ骨太テーマも乗り、鑑賞後は充足感に浸る。
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

4.0

【天才の頭の中に入る映画】
殺し屋は、体だけでなく格闘頭脳が天才的。その映像表現に、まるで自分もその頭脳に入り込んだようなワクワク感。笑いもあり、無駄に多い裸族な描写で、もはやこれは女子向け映画?笑
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

【心臓が忙しくなる映画】
今作に特徴的なラブコメ要素で、もうムズガユのドキドキ。巨大クリーチャーとの360度映像ド迫力バトルに心臓ドキドキ。エンドロール後の映像の意味にもドキドキ。もう心臓大忙し。
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

【ネタバレしたい迫力バトル】
アレが地下から飛び出す、アレを特殊能力で捻り潰す、ネタバレしたくなるド迫力映像。各キャラが迎える運命は、X-MEN終焉というキャッチコピーの本気度をうかがわせる。
◆概要
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

【ソー当没入する映画】
コロンビアレディがサングラスをかける粋なOPから、MIBの世界観に即没入。シリーズファンはもちろん、MCUファンにも嬉しいサービスに、映画好きであることの喜びを感じてしまう一本
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

【夢の幕の内弁当映画】
いつか見たあの魔法のじゅうたんやランプの魔人が実写化される感動。魔法の描写も、アクションも色彩も音楽も配役も素晴らしく、キャラの可愛さもある、もう要素てんこ盛りの幕の内弁当的映
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

【2Dが4DXに変わる映画】
御体長100メートルをこえるゴジラが巨大モンスター達と大暴れ。桁違いなど迫力の映像で、2Dで見てるのにもはや劇場が揺れる程の衝撃。日本のコンテンツがハリウッドで活躍する誇
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

【終着のない執着愛】
その人になりたい、とまで言ってしまう主人公の、執着にも似た愛の形。様々なレベルの“執着”が描かれながら、“幸せになりたい”事への在り方が問われる一本。
◆概要
第31回東京国際映
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.5

【予告から騙される映画】
シリーズファンの予想を超えてくる伏線の回収っぷり。その伏線が予告から敷かれていた事に気づくラスト30分がもうマックスのアハ体験。サービスたっぷりなエンドロールも秀逸。
◆概要
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

【“ジジカワ”萌え映画】
絶対的な可愛さのピカチュウのセリフ「ピカピカ」が、全然可愛くない笑。おっさんピカチュウに“ジジカワ”萌えしながら、映画全体に溢れる原作愛、日本愛にむずがゆい誇りでいっぱいにな
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

【原作未読が得する映画】
中国の絶景がいくつも登場する本気の映像美。各登場人物の殺陣の美しさ。何より友とのアツい絆と夢の物語。映画単での完成度が高く、原作未読な方がむしろその再現性が気にならず、得をす
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

【立てなくなる映画】
超豪華キャストはもちろん、笑いも涙もあり、映画史に名を残す要素てんこ盛りのブラックホール的映画。シリーズ完結を叩きつけられるラストに、“アベンジャーズロス”でもう席を立てなくなる
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

【レビューに吹き出す映画】
映画全体で、悪ふざけ笑。超能力を得た少年が正義どころか悪ふざけに徹する面白さ。レビューを書きながら思い出してニヤニヤ吹き出してしまう笑。マーベルに“バットラング”なラストに
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.5

【“すべて”が美しすぎる映画】
薬物に堕ちていく息子と、信じて支え続ける父の絶対愛。そんな愛に溢れた“すべて”という絆のワードでハグしあう二人がビューティフルすぎる。「君の名前で僕を呼んで」彷彿のラス
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

【多感すぎる女子あるある満載】
母親からの説教に車から飛び降りてしまう笑、多感すぎる女の子の青春映画。恋への戸惑いや友達への嫉妬や憧れ、満載の“女子あるある”に男の自分でも痛いほど共感。
◆概要
第9
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

【映画館の椅子が沈む映画】
警官2人で協同して潜入捜査するハラハラ感。それだけでもライトに楽しい映画でありながら、本筋は今もはびこる白人至上主義への圧倒的な警笛。軽く座った映画館の椅子が後半ずっしり沈
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

【遺作にして欲しくない映画】
何度も銃を突きつけられる終始緊迫の展開ながら、何歳になっても“やり直す”事の尊さを説く実は前向きなドラマ。御歳89歳のクリント・イーストウッド、遺作になんてまだまだなって
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

【脳史上最強のアハ体験】
冒頭からマーベルキャラの生みの親をR.I.P.する、マーベルのターニングポイント的作品。一作品内だけではなく、シリーズ作品全体に対する伏線回収の数々に、もう自分の脳史上最強の
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

【映像美も次元を超える映画】
時空を超えて色んなスパイダーマン達が共闘するワクワク感。さらに二次元アニメの共存、時空の不思議な映像表現、シリーズならではの逆さまになる天地、それこそ次元を超えた映像美で
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.5

【助演が主演の映画】
黒人差別と戦う助演が、実は自己の根深い孤独とも戦う重厚な人間ドラマでもはや主演な存在感。実話に基づいた話、クス笑いも満載、2人の友情にも心が熱くなる、要素満載の映画。
◆概要
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

【観客が映像を作る映画】
電話の音声だけが手がかりで進む誘拐事件、映像は全て緊急通報指令室の中。その緊迫感はもちろん、気づけば自分が頭の中で映像を作りながら見ている、ありそうでなかった全く新しい映画体
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

【製作工程にへぇしたい映画】
恋して戦うザイボーグが人に見えてくる、「アバター」監督真骨頂な映像のリアルさと迫力で、世界観に没入必至。その世界観を作り上げる実際の製作工程を覗いて、へぇボタンを連打した
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

【笑えるデトックス映画】
れっきとしたコメディ映画なクス笑いのふんだんさ。余計な事を考えずに“走る”主人公の成功譚に、人生の走り方を教わり気持ちが軽くなる超デトックス映画。
◆概要
監督は「バック・ト
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.0

【溺れる映画】
海中で大暴れ!全海中生物を操るワクワク感や、海底帝国のキラキラした映像美も秀逸。撮影手法も気になりつつ、まるで映画館が水中に変わるような没入感で、色んな意味で溺れるレベル。
◆概要
D
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