てっさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

ムロツヨシの変遷振りが良かった
しかしこの監督は
しんそこ人間を斜めに見ているようにも、ギリギリ残った良心を信じたいかのようにも思える。

憎しみよりも幸福だった瞬間の思い出がふいに鋭利に背中を刺す。

FLEE フリー(2021年製作の映画)

3.9

壮絶な難民の物語。アニメーションで綴られるノンフィクション
島国で能天気に生きていると、識ることはない。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.2

後輩に薦められたけど、そこまで響かなかった。ごめん…

そして父になる(2013年製作の映画)

3.9

家族の絆的なものを不確かさの中に置いていて、常にその在り方を再考している。

最後のパラレルに歩くシーンは、「パリ、テキサス」のオマージュなのかな?

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.0

お尻がむずむずする
人間関係も描かれるけど、殆どどうでもいい

RRR(2022年製作の映画)

4.2


"白人の根城を焼き払ってでも救い出す"

最早この熱量、この演出の映画を現代に作れるのはインドしかない。

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.1

いい感じの人生を歩んできたおっさんの語り
と言えばそれまで。

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.7

インド版ニューシネマパラダイス

ラストのメタ演出もいい

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

2.4

申し訳ないけど、感動ポルノにしか思えなかった
ダンサーインザダークとライフイズビューティフルをぬるくした感じ
脚本が大味で展開に無理がある
「ほら感動的でしょ?」といちいち演出が押し付けがましい

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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

2分の中に上手いこと色々はめ込む。

途中から不意にキュンキュン展開に移行する。不意打ち喰らった。

登場人物のループに対する順応性の高さと早さが尋常ではないが、最早定番のこの手の映画に鑑賞者も順応し
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僕は猟師になった(2020年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーで映し出される
ホンモノの生、ホンモノの死
ケモノの息遣い、熱が伝わってくるよう

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

冒頭、ミット打ちのロングカット。どれほど練習したのだろう。役者ってすごい。

華氏 451(2018年製作の映画)

1.8

原作から60年以上経っているSF、故にそれから進んだ現代社会に合わせて軌道修正するのはいい
しかし、なんだこのマッチョなハリウッド映画に成り下がった代物は
喪失もなければ葛藤も覚醒もない
反知性主義へ
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母性(2022年製作の映画)

3.7

家庭と家系という呪い

毒親問題への回答を試みる

散々酷い振る舞いをしておきながら、弱者ムーブ決め込む高畑淳子のクソババァ演技が見事すぎる。愛し愛され、最後に究極の自己犠牲をみせた大地麻央と対照的に
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

不穏な出だしからサスペンスかと思わせておいて、純心の物語。

『銀河鉄道の夜』でもある。

山脈に囲われた諏訪の街、地方都市、家庭、学校、刑務所、水槽。刺さるバックグラウンドと閉塞のメタファー。その中
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

理解と愛着には時間がかかる
「恋はデジャヴ」の系列

マキタスポーツの泣き方がめっちゃよい
愛嬌系上司

犬王(2021年製作の映画)

4.0

ハンディキャップを跳ね除け舞台を舞う
呪いかと思われたものは、じつは祝福だった。
歌われなかった者たちへの鎮魂歌、いや、賛歌

諸行無常、Rock!

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.8

崩壊の感じとかはめちゃくちゃ大友克洋っぽい。
音楽もよい。

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

キッズ、ファミリー向け作品でありながら、ハードなSF要素も含む。

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.5

どんな理想郷にも格差は生まれる、貧困は生まれるようだ。