てっさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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PLAN 75(2022年製作の映画)

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できることなら、ずっと目を背けておきたい

安楽死の"権利"は緩やかに、速やかに、"義務感"へとすり替わる

冒頭の惨劇、労働力として向かい入れられる移民、手の込んだ広報、社会の受入れ、弱者としての高
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

ロック、ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズはこの作品にインスパイアされてるのかな?

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.6

駆け出し時代のシュワちゃんがめっちゃチョイ役で出てるけど、圧倒的フィジカルによってやたら目立つ。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

2.8

原作を読んでからの視聴

原作ありきで語ってもいけないが
正直、薄味になってしまった感
もう60分は要る

設定をなぞってるだけで、いくらか大事な描写も端折られてるような印象。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

70年越しのリメイク

黒澤明の原作をイギリスに置き換え、内容はほぼ同じ。しかし、最後には少し(カズオ・イシグロの?)解釈がつけ加えられている

人生とは?という問いかけがより強調されている

原作へ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

ナチュラリストのナチュラリストによるナチュラリストのための作品

実際に全米ベストセラーとなった原作を書いているのは生物学者

サスペンスとしてはやや薄味ながらも、湿地の美しい景色と生き物がたくさん出
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The Son/息子(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あまりに辛すぎる

扱っているテーマからもわかる様に、これは、ある人にとっては警告が必要な内容だろう。
実際、エンドロールの後には、配慮がなされていた(しかし、映画館で観たら、日本語訳すらなく、英語の
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

すごく、今の時代のきぶんっぽい
呪いになるような深い情も、期待もいらない。合わせたりしなくていいし、一緒にいることが少しだけ嬉しい
水の底の方にいてときどき浮いてくる

横手焼きそば、マコトのオカンは
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.2

まさしくスティーヴン・スピルバーグのオリジン。
スティーヴン少年の心の傷を曝け出すような作品であり、痛みを伴う。一方で、初期衝動から感動に突き動かされる情熱の物語でもある。彼の映画人生の中で作らなけれ
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激突!(1971年製作の映画)

3.8

作り込まれた恐怖演出
正体不明、執拗で不気味なトラックはさながら得体の知れないバケモノ

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

3.9

『黙って好きにさせていたら
認めているのと同じことよ
そんなのヘン!』

子どもたちのエモーショナルなミュージカルに勇気づけられる

「いまを生きる」のあの机のシーンのオマージュや「きっとうまくいく」
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.9

ブルージーな音楽がバチくそにカッコいい
徐々にワイルドでセクシーになっていくジョニーデップ

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.3

ハグリッドに会えず、クソナードのネット民になったハリーポッターがやっぱり大混乱の世界に巻き込まれながらもしっかり英雄になる物語(嘘)

8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

めぐるめく内省的な描写、夢想、この時代にこんな表現ができたのか…!

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.2

90年代に描かれたニューシネマリバイバル

弱者が虐げてきた者たちに反抗し、自由を夢見る。しかし、所詮小さな個人は体制を前に無力
60年代から70年代にかけてアメリカンニューシネマで敷かれた文脈。当時
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彷徨える河(2015年製作の映画)

4.1

彼らは奪っていった
土地を、家族を、同胞を、くらしを、自由を、信仰を、ルーツを、神秘を

彼は守り、つないだ

主人公はアマゾンの少数民族の生き残りである。少数民族目線から描かれる白人。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ミッドサマーはこの作品にインスパイアされているのかな?

終盤の狂気がヤバい

異端者たちから少女を救い出す英雄から一転、騙され生贄に捧げられる愚か者へと…
この絶望感が半端じゃない

エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.3

マジでつまんなかった。
ただただ下品だった。ディズニーに対する悪意。
B級で謎にアート思考な白黒

七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

王道中の王道

勧善懲悪、英雄譚、絆、殺陣、迫力の戦闘シーン、個性的で魅力的なキャラクター、細密な時代描写、武士と百姓のそれぞれの立場、そのどれもを引き立たせる圧倒的な力を持った映画

『この飯、おろ
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