テトラさんの映画レビュー・感想・評価

テトラ

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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

常識に疑問を持つことは、実はとても勇気のいることである。「この世界は自分を騙しているのでは?」と疑問がわいても、周りのエキストラたちは全力で否定する

仲間がいないということは辛いもので、常人なら「自
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オーメン2/ダミアン(1978年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

2は程々だった
ダミアンが強すぎるのと、ポカポカ殺しすぎで「また死ぬんか」と思ってしまう
あと勝利BGMみたいなものが流れるため「あ、こいつも死ぬんか」と分かってしまう

流石に死にすぎなため誰かから
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オーメン(1976年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

病気の神父さんが教会前で串刺しになるシーンが良かった
グロテスクな怖さは控えめな分、設定の怖さが際立っている
ザ・ファーストと合わせて見たけど、もう自分の子供は欲しくないと思った

ホラー映画あるある
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変な家(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

車で壮大な山の中を走って向かい、閉鎖的な建物、精神を病んで暴れる人間、斧で壊される扉に覗き込む男、最後は燃える
あ、これはシャイニングと同じ監督かな?と思ったけど違うようだ

最後まで見たけど、じゃあ
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オーメンの前作を観ていないため、1作目への繋がりなとは分からなかったが面白く観れた

「あなたのためよ」と唐突に焼身首吊り自殺をしたアンジェリカのシーンは最初訳が分からず、ただただビビったが、考えてみ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人の顔と名前を覚えるのが苦手なせいで、途中から登場人物が分からなくなってしまった…
先に歴史を勉強してから観たほうが良い映画だと思う

研究/倫理的な思想と政治的な思想が異なる場合、バックに国がいる政
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんで4/1生まれなのに弥生なんだ…?

排水溝が詰まったり意味深な視線があったから、てっきり病気で髪が抜けているのかと思ったけどそうじゃなかった。

可もなく不可もなくな映画だけど、なぜ急に愛せたの
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

チョコの牛からミルクが出てくるシーンで、時計じかけのオレンジを思い出した

正欲(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
冒頭、TVで性的マイノリティーやLGBTQといった最近話題の多様性が取り上げられている中、より少数派に対してはスポットライトが当てられず孤独な思いをしている人がいた。
どうして、私の欲は
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストパーかければいいのに。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

特に変なところなく面白かった
リビングは何で幽霊が入ってこない安全地帯になってたんだっけ…?
あそこはこれから魂を抜き取られる、現世に未練を無くした正気を失った人(リビングデッド)を作る場所という位置
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

これは起きるべきして起きた労災。
プロジェクトリーダー不在によってメンバーの現状が不透明のまま行動している。新メンバーとのコミュニケーション不足によって全員の認識が一致していない。手順書が整備されてお
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

空から「様々な時空を繋げる塔」が降ってきたら「まあこういう結果になるわな」って感じ。

裕福というだけでイジメは起きるように世界は理不尽で埋め尽くされている。
それに対し、受け入れる者(ここは地獄だと
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

インド映画といえばRRRを先日鑑賞したが、こちらの映画も同じく約3時間と長い。
ただ、不思議と冗長には感じず、ずっと面白かった。

生きていくうちに、当初立てていた目標というのは変わり移るものだと思う
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とんでもない映画だった。
画面構成が古い映画みたいでオシャレな演出なのに内容が気持ち悪すぎて演出全部忘れた。
戦争で夫がいない、貧困で未来が見えない、感染症の不安という極限状態の時代ならではの猟奇殺人
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

別の世界線を助けようと戦う姿は、やはりヒーローだなと思う
母と2度も別れる辛さは果てしないものに違いないのに…

結果的に母は死に完全なハッピーエンドでは終わらなかった
ただし、
何度も過去に戻り、何
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.6

甘い
なぜ人は恋に憧れるのかが謎だが、説明できない輝きがそこにはある気がする
強いて言うならば、恋の先にある思い出とか愛だとかを見据えてワクワクするんじゃないかと思う
この人といると絶対に楽しいじゃん
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと長いかな
もう少しテンポ良く進んでくれたら面白かったかも

ヘブンズドアで書いた文字って消せば元通りなんだってのが一番の驚きかもしれない

露伴が見た後悔って何だったんだろ?
何故絵の作者が出
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

10歳の見た目で20年過ごしたからなのか、そもそも愛着障害によって精神は異常だったのか。
映画はエスターが精神病院入院中のシーンから始まる。
しっかりと視聴者を驚かせてくれて、実は受け入れ先の家族も殺
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

軽い気持ちで現代美術展に行ったら全く理解できなかった時と同じ気持ちになる。
というのも、まだ地位を獲得中で定義が曖昧な「多様性」をテーマに作られており、内容に対して共感できる部分とそうでない部分が混ざ
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エスター(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

いわゆる叙述トリックみたいな感じのオチ

己の立場や発言の影響力をよく分析しており、自分の進めたい方向に最適な行動を実施できる姿は、社会人の見本と言える

・見た目は子供、頭脳は大人
・事件が起きると
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メメント(2000年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

FACT:7
JOHN G EXISTS

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.4

色々な認知バイアスが世の中に溢れかえっている
(警察が犯罪するわけないとか、地下室が怪しいから犯人だとか)
そう考えると、自分が事実だと思いこんでいることにも誤りが多いのであろう
しかしながら誰も真実
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これ実話なのか…
最後知って驚いた

普通ならば、愛するものを失い長く苦しい生活を経たのちの演奏には苦労や思想が表れてしまうものだと思う
クラシック演奏の基本は「楽譜に忠実に、作曲者の意図をくみ取る」
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ミスト(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

結局のところ、あるポイントだけを切り取って、判断が良かったか悪かったかは分からない
この映画だと、
序盤のボート小屋が壊れたポイントでは、隣人との関係が悪化しそうだったが
車でスーパーに向かう最中のポ
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.5

例えばドイツが戦勝国だったら、アウシュビッツの記憶はどうなっていたのか
もちろんホロコーストなんてあってはならないことであるが、もし戦勝国ならば前向きな扱いだったと思う(少なくとも今のように触れられな
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ここが凄く良いという訳ではないが、引き込まれるようにずっと観れた
ハッピーエンドで終わらせてくれないのが憎いところ
この気持ちは2,3日引きずりそう…

あまり登場人物の容姿を気にするタイプではないが
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アス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど、好みとしては序盤の雰囲気のまま主人公の周りの人間が少しずつ影になっていき、街全体が不気味になるような展開が見たかった

"左"に寄るボート
"赤"い服装
地下で"革命"の計画
など、こ
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

短いのでお手軽ホラーとして楽しめる
ホラーと言っても残虐なシーンが所々あるだけで、犯行理由などは別にホラーでもなく、殺して当然と言っても過言ではない

子供と親の関係が描写されているが、
マギーの親は
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

落とし方が綺麗!
派手さはないけど、練り込まれたストーリーで今観ても楽しめる
しゃべくりキントは本当だったんやな…
こう冗談っぽく本当の事を混ぜるから、周りをあざむくことができるのだろう

お気に入り
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

古い映画だからかよく分からんけど、見るに堪えない程でもないな〜
つて感じだったのにラストで覆された
いや一本取られたと思ったね

そうなると話は別で、不眠症の時の幻覚や「気づくと知らない場所にいる」発
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

雰囲気がいい
音楽もお洒落だし

ただ、時代が違いすぎて理解が難しいところもあった
ただの惚れっぽい男じゃね?って最初は思ってたけど、当時アメリカはベトナム戦争で国際的に批判され、ベトナム帰りは国民か
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.3

グロなのかギャグなのか感動なのかどっち付かずで中途半端に感じた
グロはグロでも観ていて痛い系のグロのため、なんかやっぱりバランス悪く感じた

ホロコースト -アドルフ・ヒトラーの洗礼-(2002年製作の映画)

3.4

秩序とは何なのか
一括りに戦時中と言っても、戦況によって「秩序」の定義は異なると思う
最近何が正しいのか分からなくなる
大量虐殺は間違いなくやってはいけないことだが、敗戦国は悪者として描かれがちなのも
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.7

朱に交われば赤くなるものなのか
仮に何かの手違いで権力を得た人は、置かれた立場に見合った振る舞いになっていくが、それに至るまでの経験が無いため、立場と行動の不一致が生じがちである
しかし戦時中ともなれ
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