このレビューはネタバレを含みます
犬が撮ってるのかと思うくらい犬目線。
変なナレーションやBGMが一切無いところに誠実さを感じる。
あからさまに出されるメッセージといえば、古代ギリシャの哲学者ディオゲネスの名言くらいだろうか。
ディ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
役作りのためにシェリー・デュヴァルを神経衰弱に陥らせたり、マルコム・マクダウェルにまぶたを固定させる機器を実際に装着させたり...とイカれたエピソードに事欠かないキューブリック監督だが、彼の助手で今作>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
血中アルコール濃度を0.05%に保つことで人生のパフォーマンスが上がるらしい。その真偽を確かめるべく、あろうことか学校教師4人が自身を被験者として実験を開始する。
コメディのつもりで観始めたが、家庭や>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
次々と繰り出されるギャグが全部ルーニー・テューンズみたいなノリで楽しかった。
街並みや小道具がお洒落なので眺めているだけでも眼福だし、なんといってもパリのタクシーが可愛い...
このレビューはネタバレを含みます
子鹿のようなトーマシン・マッケンジーとお人形さんのようなアニャ・テイラー=ジョイが本当に可愛かった。
『サスペリア』をはじめとする古き良きホラー映画への、エドガー・ライト監督の愛を感じる作品。
終盤や>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
B級ギャグホラーとFoo Fightersが好きな人なら大いに楽しめると思う。
急逝したテイラー含めメンバー全員がノリノリな様子は、見ているだけでほっこりする。
また、ライオネル・リッチーやジョン・カ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
重度のアル中である主人公ドン・バーナムの行動が一々恐ろしい。酒のためならなんでもしてしまうのだが、兄弟に嘘はつくわ、友人の女を騙すわ、他人のお金を盗むわ、恋人のコートを勝手に質屋に持って行くわ...と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
物語は、無一文のウェンディが愛犬ルーシーと共にアラスカへ向かうところから始まる。相棒である雑種犬のルーシーがとてつもなく愛くるしい。これから二人で新しい未来を掴むため、ロードムービーが始まるんだな..>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人種問題や社会への怒りを露わにしたN.W.Aをはじめとするマッチョなヒップホップカルチャーから、新しい時代を切り開いたのがATCQだという。
ヒップホップにジャズを取り入れて、鮮やかなアフリカの民族衣>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「傷つけたくない」となだめるネオナチ脱獄囚に「私は傷つけたい」と言い放ち、火炎放射器をブッ放すベッキーに惚れ惚れしてしまった。
このレビューはネタバレを含みます
オタク達のキャラクターが良い。
血生臭くて酷いシーンがたくさんあったのに、皆でクリスマスセーター着て和気藹々とプレゼント交換するラストでちょっと泣きそうになった...良い仲間ができてよかったなあ...
このレビューはネタバレを含みます
スタント出身の伊澤彩織のアクションが素晴らしくて、鑑賞後も「伊澤さんすごい」「日本の宝」「ジョン・ウィックに出てほしい」などと言ってたら、どうやら本当にジョン・ウィック4にスタントとして出ているらしく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
音楽が洒落ていると思ったら山下洋輔とのこと。ご本人が出てきてびっくりした。
監督は写真家ということで、カットが一々美しい。
「安らかに眠れたらよかろうな」
このレビューはネタバレを含みます
差別され、迫害される黒人にとって、教会と音楽は拠り所だったそう。
スライ、ニーナ・シモン、スティーヴィ、レイ・バレットをはじめ、どこを切り取っても熱量に溢れたライブ映像だった。
「アーティストはその>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
あらゆるジャンルを横断し、黄金期を何度も迎え、その度に新たなファンを獲得しているバンドなんてSparksくらいじゃなかろうか。それは彼らが今まで50年間ずっと、一切の妥協なく、自分たちの音楽をひたすら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホドロフスキーの孫娘が70年代パリでバカでかいシンセと格闘する映画。
起き抜けに煙草に火をつけて、SupernatureをかけながらTシャツ一枚でぶんぶん踊る冒頭のシーンが最高だった。。
このレビューはネタバレを含みます
今作も「バチカン十字殺法のデビル・クリス」「吸血ハブ兄弟」をはじめとした狂人がいっぱいでてきて楽しかった。
しかし、1作目と比べるとアクションが微妙...どうやら、アクションができる外国人俳優がシリー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今作は狂人たちとの闘いよりも子供との触れ合いに重点が置かれている印象。
テンポが良かった1作目と比べると中盤からの中弛みが気になるものの、ラストのタダシの笑顔がキュートなので全て許される。
ヤン・ス>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公の山下タダシ、狂人なのにすごく応援したくなる。試合で「ホワチャ〜〜」と言いながら床をゴロゴロ転がっていくのが特に最高だった。途中、コメディ俳優のリチャード・ンにすら見えた。
他の武闘家も全員狂人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
不思議な映画だったけれど、キューブリックが絶賛したというのもちょっと分かる気がする...
殺人ヒッチハイカーであるジョン・ライダーの態度が、逃げられた青年ジムに対しては遊び友達や、親しい人を相手にす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
水牛が大暴れする姿を見ているだけでも興奮する...一体どうやって撮ったのか...
登場する村人たちは終始互いに罵り合い、吝嗇家で身勝手な様子が執拗なまでに醜悪に描かれている。
あの凶暴な獣は本当に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公である8歳の少女ミミのサイコっぷりがとにかく良い。
間違いなくB級スプラッター映画なのに、兄妹の成長や家族の絆を描いた物語でもあり、さらにはかつて銀河を震撼させた残虐な宇宙人が愛を学んだりもする>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ウサギの丸焼き、コンクリートの地面のヒビ、鏡に映る人影、壁に走る亀裂、部屋の外を横切る影...
どわわわわーんという音と共に心臓が映されるシーンがちょっと面白かった
このレビューはネタバレを含みます
ジョン・ウォーターズの映画愛が炸裂。ハリウッドやファミリー映画からは罵倒され、ピンチのときにはアクション映画ファンとポルノ映画ファンに助けてもらう、という流れに笑った。
映画監督の名前を刺青にするの、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アホな大学生たちが意気揚々と田舎へ遊びに行くも、道中立ち寄った店は少し気味が悪い。女の子に話しかけてきた現地人の男がまた不気味で、嫌な予感がする、、、というベタなホラー映画かと思いきや、トゥルーマン・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公の部屋に貼ってあったトーキング・ヘッズのポスターが、まさか後半のヒルの顛末(しゃべる頭)の伏線になるとは...
このレビューはネタバレを含みます
Q: 初心者ベーシストにアドバイスはある?
ジャコ: 「音楽に対して常に開いた心を持つことだ。フロリダは昔からオープンで俺は色んな音楽と出会うことができた。偏見を持たずに何でもとにかく聞いてみること>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
数あるヴィジランテものの中でも、この作品は一味違う。主人公は小柄なホームレスで、強くもなければ賢くもない普通の男。銃はうまく当たらないし、復讐した相手の家族からは返り討ちをくらうし、観ているこちらも終>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
殺人現場を偶然見てしまった不運なパンクバンドが、ネオナチ集団の巣窟から脱出する話。この監督、映像に緊張感を持たせるのが本当に上手い...