なんだろう。まず前半がイマイチ。それが盛り上がるはずの後半でも響いてきてしまっている。演出と脚本がミスったかなあ、という印象。
役者さんの演技が良かっただけに残念。
映画作品として観るとやっぱりどうしてもこの評価になります。
なんというか、作品として統一感がない。キャストの演技といい演出といい、見事にバラバラで纏まりがなく、消化不良といったところ。
2時間ドラマと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いわゆる普通の家族の寺井家。でも、夫は、不登校を選択する息子とそれを応援する妻を理解できず、距離ができてしまう。
一方、恋愛感情抜きで結婚した佐々木夫妻。性的関係はないけど、お互い理解し合える優しい>>続きを読む
丁寧に、大切に日々を生きていくこと。
かつて、日本で美徳とされていた生き方だけど、最近は忘れさられている。
そんな生き方をこの作品は思い出させてくれた。
どうやって上手くやっていくか。
どうやった>>続きを読む
後半はツッコミどころ満載だったけど、前半はサスペンスとして結構面白かったです。主役の吉岡さんの演技もだけど、高杉くんの演技が良かった。サブキャラでも彼が出てるとなぜかその役の印象が残る。
みんなでワ>>続きを読む
うーん。正直、可もなく不可もなく、といったところ。
なんだろう?最近の青春コメディ系の邦画ってライトすぎるからか、合わなかった。あまり印象に残らない、というか。振り切りきれてない、というか。
…お好き>>続きを読む
さして仲良くもない職場の同僚。でもふとしたきっかけでお互いの「しんどさ」に気付き、妙な絆が生まれていく。
恋人ではない、友人でもない。でも、彼が彼女がしんどいなら、ちょっと楽にしてあげたい。
相手を>>続きを読む
好き嫌いがハッキリ分かれる作品だと思う。あと、家族や友人、恋人と観る作品ではない。性描写(不思議とエロは感じない)が生々しく、グロテスクなシーンもあるから。この作品は一人で観るべきだ。
前半は退屈な>>続きを読む
続いて2を鑑賞。ストーリー展開の面白さはこちらの方が上かなあとは思うけど、私の好みは1だな。
古き良きミステリーも好きだけど、こういう映像で魅せるミステリーも今の時代らしくて良き。
エノーラの自分の力>>続きを読む
ツッコミどころはあるんだけど、テンポよく、楽しく家族で観れるミステリーでした。なんとなくディズニーっぽい。海外ドラマ「まほうのレシピ」が好きな人は好きかも。
つくづく思うんだけど、映画でも本でも出会った時のタイミングって大事だ。名作でも自分の心が追いついてない時は感動しないし、逆もまた同じことが言える。
この作品は私にとってまさにタイムリー。
2023年>>続きを読む
日常の中の小さな幸せを描いた作品。
もう、若くはない。仕事も上手くいかない。寄り添ってくれる家族もいない。
険しい顔で毎日を暮らす二人が、ひょんなことで出会い、惹かれ合う。
ストーリーは他愛もないの>>続きを読む
コメディに全力に振り切った時代劇。展開は予想通りに進んでいくし、微妙だけどある意味安心して観れるかも。
お正月にダラダラ観る分にはよかったです。
幸せな人生を送りたい、とみんなが思う。
人生につまずいたら、もう死んでしまいたい、と思う人もいるかもしれない。
でも市子は違った。
ただ、生きていきたい。たとえその人生が嘘であっても。幸せを手に入れ>>続きを読む
前作が面白かったので、今回も楽しみにしてました。
やはり面白い!
ストーリーは古典的ミステリーなんだけど、現代的でスタイリッシュなのは前作と同様。いや、前作より肩の力が抜けているというか、振り切った>>続きを読む
南国のリゾート気分を味わいたいときにオススメの作品。
ストーリーは予定調和に進んでいくので気負わず観れるし、ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーは相変わらず美しいので目の保養になります。
ラストカ>>続きを読む
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「もし、全く別の人間になってもう一度人生を生き直せるなら?」
誰もが一度は思ったことはあるだろう。でも、ほとんどの人間は次の瞬間、「いやいや、ムリでしょ」と自分の考えを否定する。けど、本当に他人になれ>>続きを読む
久々にびっくりするほど号泣…。
観る前は主役級のキャスト陣、特に主演の二宮くんは他の戦争映画の主演俳優でもあったことから、観るのはちょっと躊躇っていたのだけど、気がついたらどんどん引き込まれ、後半はた>>続きを読む
やっぱりコレは映画館で観たかった!とちょっと後悔してしまった。
アクションに次ぐアクション。インド映画のパワーってものすごいよなあ…と思った。ハリウッドや日本ではもう作れないような作品を作ってくれる>>続きを読む
ワンカットごとの画がすごく綺麗な作品で、言葉ではなく画で伝えていくような作品だった。そこはやはり、ケネス・ブラナーだと思った。
下町の賑やかさや明るさ、将来どうなるかわからない焦燥感。
今までの作品>>続きを読む
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人は自分の見たい物しか見ない。そして、人それぞれの視点に立つと、誰を怪物だと思うかって全く違う。
坂元裕二と是枝裕和がタッグを組んだ作品で、それぞれの個性を潰すことなく、見事にマリアージュされた作品>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
幼い時の母親と出会って友達になる、という単純なファンタジーなんだけど、不思議と心が暖かくなった。
母親としてではなく、一人の人間として見ると理解できることってあるな、と。
昔、私は母とよく喧嘩をした>>続きを読む
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ミセス・ハリスはチャーミングだし、出てくる服や小物が可愛く、観るだけで幸せになる。
けど、なんか惜しい。もう少し脚本を頑張って欲しかったなというのが正直な感想。
ミセス・ハリスにみんなが魅了されていっ>>続きを読む
面白かった!まるでアミューズメントパークのようにごった返して、過去作品のオマージュあり、哲学的なところもあり…。とにかく、今まで観たことない作品だった。
ジャンルの振り幅がものすごいので評価は真っ二つ>>続きを読む
なかなかの良作。
まず、映像が絵画のようにキレイ。
マンスロンの太くて肉付きのよい手から生み出される料理がとても美味しそうで、幸せな気持ちになりました。
そしてルイーズの柔らかい笑顔とその下に隠され>>続きを読む
原作は既読。
悪くはないし、キャストも豪華。だけど、映画作品というより、テレビドラマっぽさが目につく。
改めて演出って大事だなと思った。
まあ、気軽に見る分にはオススメします。
見終わった後、いろいろな思いが込み上げてくる。何て言っていいのかわからない。
負の連鎖は負の連鎖を生む。
当事者にならない限り、気持ちはわからない。
じゃあ、どうやったら解決するのか。
たぶん、答え>>続きを読む
今日が国葬なんですね。
在位最長期間のイギリスの女王。波瀾万丈ながら、真面目でそれでいて茶目っ気のあった女王のドキュメンタリー。
これを見てなぜ彼女の人気が高かったのかが分かったような気がした。保守的>>続きを読む
二度目の視聴。
派手さはないけど、結構私は好き。ただ、もう少し尺があったほうがジョージ6世の偉大な王になる才能とか、ライオネルとの友情に感情移入できたかな、とは思う(まあそうなるとドラマティックすぎて>>続きを読む
ずっと観たかったんだけど、なかなか観れず。今回時間ができて観ることができました。古い作品だけど、面白かったです!
なんといってもおばあちゃん役の北林さんがスゴイ。ごく普通なんだけど、みんなから慕われ>>続きを読む
観た後、タイトルの意味を深く噛み締めた。私はこの世界を素晴らしいと言い切ることができるのか、と。
この作品が実際の人物をモデルにしたものであると聞いて驚いた。
主人公の三上は心根は優しいが、すぐにキ>>続きを読む
前半はロザムンド・パイク演じる主人公の性悪さにイヤな気持ちになったんだけど、マフィアのボスが出てきてから、面白くなってきた。
この勝負、どちらに軍配が上がるのか?
ハラハラするようなシーンもありながら>>続きを読む
絵になるシーンが散りばめられていて、作品の構成として上手いな、と思った。
そして、この作品の男性達が吐くセリフがものすごくリアルだった。
自分が悪びれずにやった行いが誰かを傷つける。それって生きてい>>続きを読む
初めて観たときも泣いてしまった。
そして今回も号泣。
ものすごくシンプルなストーリー。なのに、なぜか癒やされたような、心が洗われるような気持ちになる。
次観てもたぶん泣くんだろうな…。
村上春樹作品が苦手。そんな私でも、この作品はよかった!(とは言っても、前半はちょっと退屈だった・・・。)
面白くなったのは、ドライバー役の三浦透子さんが出てきてからだと思う。まるで機械のように淡々と喋>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観ている間、ずっとニヤニヤが止まらなかった。
普通の男女が出会って恋をして、やがて別れが訪れる。それだけのことなのに、なぜか色々な感情が芽生えてきてしまう。この作品を観たらそりゃみんな語りたくなってく>>続きを読む