テリーライスさんの映画レビュー・感想・評価

テリーライス

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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

結局、前編感想で書いた通りでなにかしら「現代に問う」という観点からは程遠い作品だったなと思った。いや、結末が動かしようがない以上、こうならざるを得なかったわけでもあるけど。

制作サイドが色々理由を付
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犬王(2021年製作の映画)

2.5

ミュージカルシーンに入るまでがスコア4.5
ミュージカルシーンに入ってからがスコア1.5
全体の構成バランスを考えるとそこからさらにマイナス0.5

結果、この点数と言った印象。
組み上げるために用意
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

1.7


やはり塩漬けしてた期間が長すぎたな、という印象。2016~7年くらいにやってたら、「まだ」許容範囲だったかもしれないけど、なんにせよ作品テーマは普遍的だが、現在の日本社会の状況でやるにはあまりにも「
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

DOLBY CINEMA鑑賞での評価です。
(作品自体は映像:4.5、ストーリー:2.5くらい)
以下にインプレッションツイートのリンク。

https://twitter.com/terry_ric
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

4.3

原作既読。以下鑑賞時のインプレッション呟きリンク。

https://twitter.com/terry_rice88/status/1327631138257440768

原作1巻の内容をわりと現
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

4.0

TVアニメ版の「再生産総集編」という事で、語り口のニュアンスと描かれる意味合いの角度を変えている節のある劇場版。単なる総集編ではないのがミソであるし、一方でTVアニメ版とは別ルートに入った感もややある>>続きを読む

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

3.8

TVアニメを視聴して5,6年以上経ってから視聴。
見終わって第一印象、「こんな辛気臭かったっけ…?」と思ってしまった。
もはや昭和の映画を見るように、平成半ばを過ぎたころ(平成22年)を描いたこの映画
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

4.5

こちらも感想は以下リンクに記したのでそちらを参照。

https://twitter.com/terry_rice88/status/1264542083496374278

ちょうど緊急事態宣言中に
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

感想は以下リンクのツリーにて。

https://twitter.com/terry_rice88/status/1241935241163337728

とりあえずクラウトロック大好き、ハンマービー
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.0

タイカ・ワイティティ監督が第二次世界大戦末期のドイツを舞台にして描いたジュブナイルもの、でいいのかな。
なんかこう、ヒトラーとナチスに妄信する少年と母親が手引きして匿っているユダヤ人少女の交流がメイン
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

2.7

作品の印象は以下のリンクにて。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1240615436439269376

なんか武蔵野アニメーションという会社は「シャイ
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東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.8

昨年(19年)末に鑑賞。
同じ64年の東京五輪を題材にした大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」の副読作としても楽しめるけど、今見ると映像の要所要所のキレとは別に全体的にのんびりとした作りで時代
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.5

カルト的人気作の続編。
けど、かなり間延びした構成で二時間は流石にタルい。
個人的な感覚としてはセルゲーム終了後の孫悟飯高校生編をブウ編に入らず、だらだら続けているドラゴンボールを連想させた。結局、新
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ACCA13区監察課 Regards(2020年製作の映画)

4.8

鑑賞時のインプレッションは以下のリンクで。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1229383805741326336

作品らしいシックでスタイリッシュな
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.0

鑑賞時のインプレッションは以下リンクにて。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1220667407254994944

「映画が、全てを狂わせる」のキャッ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.5

ひとまずの幕引きがされたことについての評価。
インプレッションは以下リンクに。ほんとに「ひとまず終わらせた」感が強く残る映画だったなと。大外しはしてないけど往年のファンを納得させるものではないと思う。
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フラグタイム(2019年製作の映画)

5.0

Twitterで感想書いたので以下のリンクを参照。
※2019/12/10現在、アニメの製作会社が夜逃げした可能性が大きく、ソフト化が暗礁に乗り出しているので、興味のある方は劇場公開が続いている内にお
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.5

見たときのインプレッションは以下のリンクで呟いたのでそちらで。

https://twitter.com/terry_rice88/status/1196595847447728130?s=19

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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

台風19号が来てた時に視聴。

ザ・「やる事なす事(ほぼほぼ)上手く行き過ぎる、快適!クライムムービー」でした。

ソダーバーグ由来のシックでスタイリッシュな画面演出が心地良い感じだけど、クライムムー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

ええと、真剣にこの映画を見てる人には悪いけど、大爆笑しました。

というかこの映画、社会規範に束縛され自由に振舞えずにいる、狂気を内包している人間が一番有名なアメコミのヴィランになる為の「ピタゴラスイ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

-

これもインプレッションを別に書いたのでこちらでは言及しません。
が、点数をつけなかったのはそういった評価をする類の作品、という印象ではないからです。映画を好むor見る人へ対しての試金石、あるいはリトマ
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天気の子(2019年製作の映画)

4.8

所感を書いたつぶやき。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1152611167866482688

「天気の子」について書いたエッセイ
https://t
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.5

ファーストインプレッションは以下のリンクに。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1141957141646860288

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.7

感想はこっちに書いたので以下を参照のこと。
https://twitter.com/terry_rice88/status/1139913446701404160

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.5

映像:3.0、話:0.5くらいな感じ。キングピンが平本アキラのキャラクターに見えて仕方なかった。要所要所の笑いどころの方が本筋より楽しめたと思う。映像についてはアニメ表現としては目新しさはあったけど実>>続きを読む

ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2018年製作の映画)

4.6

原典を文字通りスクラップ&ビルドし、なおかつテーマ的にはアニメだけに限らず派生シリーズ群全てをカットアップし繋ぎ合せることで「エウレカセヴン」という物語の中核を彫り抜こうとした映画。三部作の中間(また>>続きを読む

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~(2018年製作の映画)

2.3

原作既読。
なんというか中編があったら、もっとすんなり結末に至る過程をかみ締められたのになと思わせる内容。前編があれだけ上手く圧縮してた分、かえって後編の平均点な出来とのギャップが激しかったような。原
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

2018年ベスト。まあ色々粗もあるけど、Queenのファンなら感涙必至かと。バンドヒストリーを元に創作したフレディ・マーキュリーというスターの物語である点があまりにも強固な作品。劇中に流れる楽曲も非常>>続きを読む

若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.5

感想は別の場所に書いたのでそちらを参照のこと。
点数は「映画」として丁寧に纏め上げた技術点においてのみの評価です。
「作品」や「物語」については絶賛も酷評もできない、難しい作品でした。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

スターリン死後の旧ソ連の権力闘争とそれによって引き起こされる、超グッダグダな国家運営の顛末を史実、虚実を交えて描いた(ほぼ)ノンフィクションなブラックコメディ。これを見てると、一方が足を引っ張れば、他>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.3

「歴史」として修正され語り直された90年代、という印象の作品。
その点では「再生産」された夏休みムービーという気もするけど、どんなにわずかでも希望と可能性を信じて前進する、真っ直ぐさと「夏の終わり」と
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.8

正統派かつ西部劇的ロマン溢れる映画だった。
シリーズ本編に比べるとずいぶんと古風ながらアメリカナイズドな男のロマンを感じる。まあ、現代らしいテクスチャーがいくつか見え隠れするけど、「映画」らしい起承転
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.0

感想は以下のリンクにて。

初見時:https://twitter.com/terry_rice88/status/989908848830959622

二回目:https://twitter.co
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