純文学的物語を意味を氾濫させながら撮る形は今と同じだが、本作は氾濫が無秩序で、後のホン・サンスの意味、無意味が秩序の下にコントロールされている感じは無い。物語も個に閉じていて、後に多い会話のシーンは少>>続きを読む
「見えない」が一番怖い。銃弾1発当たれば死ぬ。戦争不条理映画。砂漠の影と奥行き。
蛍の光が最後に流れて、何でだろうと思って調べたら元はスコットランド民謡だった。日本の歌だと思ってた。
大傑作。めちゃくちゃ面白い。
でもニワトリが可哀想だから見る人気を付けてね
アメリカ映画を継承しつつもどこかこれまでの映画に対して冷ややかな眼差しを向けている。殺伐としている。映画におけるドラマは物語ではなく表情や佇まいに宿る一瞬のドラマ。物語はそれを画面に導き出すきっかけに>>続きを読む
「ゴダールの死(史)は映画の死(史)」
格好良いままクソ早い。グングン早くなる。何も語らない。野暮だから。見れば分かるから。クール。画面も終始青く冷たい。
幸せ!こんなに良い映像が見れて!ありがとうイオセリアーニ!
人々、村、文化を撮るならこんなふうに
歩兵の戦争。人間には強さも弱さも無い。ただ狭さがあるだけ。狭さが強く見えたり弱く見えたりするだけ。大佐ヤバい。子供の遊びみたいな死に様。『裸の拍車』の喧嘩もそう。子供も大人も同じくだらない人間、と言わ>>続きを読む
超絶大傑作。
変なドラマ。自然に負け続ける。インディアンとの戦闘後の静寂のショット。その後の小競り合いなんてまるまる静寂。川の音しか聞こえない。子供みたいな喧嘩を無言で眺める3人。最後の川。流木笑った>>続きを読む
引きのショットの広さ、正面からのショット、間の使い方、緩急。質でゴリ押すこの年代らしからぬスマートな感覚。
苦しい
人間は本当に俗悪で美しさを軽々と手放すクズだ
愛ほど美しいものはないのに
死ねば平穏
マレーネ!
大傑作。凄過ぎ。激早バイクをパンショットで捉えたりズーム使ったり、言い尽くせぬ豊かさ。荒れる海と荒れる女心。最後の顔が全て。
凄い。なんという緊張感。
気品に満ちている。
マレーネ・ディートリッヒの顔。
決意を持って歩き去る背中に着いて行くカメラ。人生は不可逆的選択の連続。
雄弁なショットの数々がガツンガツン早く並べられてる。分厚い。後ろを牛が流れている。
早い。ドラマもぶっ飛ばしてて笑った。電話が良い。喋りまくり、画面を出入りしまくり、扉を開けたり閉めたりしまくる。どっちと結婚しても絶対ダメ。
このレビューはネタバレを含みます
テレビアニメ的なアニメーションと語りをフリにした第3セットが圧巻。『スラムダンク』『茄子 アンダルシアの夏』に匹敵している。
学生が本気でやるスポーツは特別。その後の人生が全部余韻になるぐらいには特別>>続きを読む
人は人と関わる時にのみ存在する。そうではない時、人は存在しているが存在していないゴーストのようなもの。あらゆる存在は曖昧に揺蕩っている。だから街は「ゴーストの楽園」と言える。しかし人は確かに存在してい>>続きを読む
良過ぎる
本当に動物好きな人って動物園行くとかわいそうが勝つ。そういう人達が飼育員になるから彼らにどこか哀愁を感じる。
ひつじのショーンの自由さは祈り。
やりきれない悲しい。
「大人は判ってくれない」のラストと同じだ。
「お引っ越し」的な通過儀礼とも取れるけど、「お引っ越し」の主人公が校庭から真っ直ぐ走り抜けていくのに対して、あみ子は校庭をぐるぐる回る>>続きを読む
素晴らしかった。映画が物語ではないことを自覚し、出来事の連なり、ショットとリズムで映画を作っている。原作の持つ小説的展開も1つの出来事として並べられエンタメ性を失い、代わりにリアリティを得ている。ゆっ>>続きを読む
全部素晴らしい
“ちいさな英雄”を描くということにおいて、「サムライエッグ」が頭抜けて良い
ポノック全然やれるやん、という気持ち