てつさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

てつ

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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.2

ギャンブルの内容は正直そこまでゾクゾクするところがなかった。ディストピアなりに、狂気の世界観を見せてくれることを期待したけど、ライアーゲームみたいにとりあえず平和?な感じで、気楽にみた。浜辺美波の顔芸>>続きを読む

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.4

一気見しました。
浅野忠信さんのラスボス感が半端ないね‥。
あの顔で来られたらもうたまりません。
あまり、セリフを喋らなかったのも却ってリアリティーがあり見応えにつながってました。
名演技だな。
ラス
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.8

てっきり見たことある気がしていたが、まだだったので見てみました。
余さんの母親役、なんともハマってますね〜。心優しいイメージと、化け物に乗っ取られてすでに中身が違うというギャップにやられて、主人公目線
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

とても緊張感のある映画でした。
少しの音も出さないように気を配りながら生活する彼らの姿は、最初は(やり過ぎだし過剰では?)と思うのですが、映画的にその平穏が破れて実際の怪物が襲ってくるシーンが入ると、
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.5

安定のラブコメ。若者(T層)を狙った王道の物語だった。何か難しい映画を観た後の口直しには良いかな、とも思う。
おじさん目線なら、浜辺美波のニコニコ顔が好きならまぁ観る価値はあった。
本編が展開する間、
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

最近になって、好きな人が多くて熱狂しているというマーベル作品のことがいろいろ聞かれるため、食わず嫌いは良くないと観てみた。
観る前は、どうせよくあるカッチカチの正義ヒーローものだろ?と思っていたが、ス
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

子供のときに一度観ていたはずだが、印象的なヒルのシーンしか憶えていなかった。改めて観るとこんなにも濃い体験が凝縮されていたのか、と驚いた。
涙腺が崩壊しそうだ。
彼らが子供だからこそ安易に様々に傷付け
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

自分らしさって何なのか、不器用だけど変わりたいっていろいろ動いてみるけど、なんか噛み合わない‥。思春期の女の子の揺れる気持ちや、あと一歩の勇気がほしくなるあの感じ、とてもよく表現できていた(痛々しくて>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.9

原作が綿矢りささんと知って気になり鑑賞しました。現実ではなかなかもどかしい一人の女性ですが、脳内で頼れる相談(?)相手「A」とこれでもかというくらいやり取りした結果、少しずつ一歩を踏み出していく。そん>>続きを読む

オズランド 笑顔の魔法おしえます。(2018年製作の映画)

4.0

作中のランドは、熊本県にある「三井グリーンランド」で間違いないと思う。九州出身の自分としては、そうだとわかった時点で嬉しかった。最初はイヤイヤやったいた仕事も、だんだんとその楽しさがわかってきて、数ヶ>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.1

淡々と流れる日常、垣間見える過去の出来事。思いがけず昔の教え子や青年との出会いから、過去を紐解く(しかも無理なくストーリーが進む)感じが、とても入りやすかった。
人は、いつかは前に進む。だけどそれはそ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.6

前作でループから抜けたと思ってホッとしていたところ、今度はどうなる?と視聴開始。続けて見る体力は無かったため間を空けてみましたが、この作品を見ることで初めてストーリー全体が俯瞰できるのかな、と思いまし>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

怖い映画は避けてきたけど、レビューをざっと見して決心しました。
結果的にはgood。無意味に怖がらせる演出があるわけではなく、ストーリー上、誰が犯人か探り当てるために必要な演出だったとわかり物語にも集
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バーレスク(2019年製作の映画)

4.1

最初と最後で驚くほど見違えた。
誰にでもコンプレックスはありながら、それを跳ね除けて振り切るところまでは行けないのが現実に多い。周りもそれを追認してしまうから余計にやっかいだ。
学校という舞台で、かつ
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怪しい彼女(2014年製作の映画)

4.0

シム•ウンギョンをはじめて認識したのは「ブルーアワーにぶっ飛ばす」だったけど、「新聞記者」のほうが有名なようですね。
今作はリメイクもされているので、期待値のハードルは高め。それでも彼女の面白さが十分
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.2

タイムループものは、一度みたシーンの結末が次にどう変わっていくかを楽しめるところにある、と思っている。主人公はどんどんいい男になっていったのは見ていて気持ちがよかった。
父とのやり取りにも込み上げてく
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

SFで宇宙ものは冒険心をくすぐられてとてもワクワクする。地球が住めない星になって‥という設定は
、あり得ない話ではないから実際どうするのか知的好奇心が収まらない。5次元での空間も映像として面白かったし
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.4

何気ない日常のエピソードから、少しずつ妙な世界が広がっていき、終いにはそれが劇的なクライマックスを迎える。「カメラを止めるな」に類似して、よく練られた構成で自分は好きでした。多少突飛な演出もありました>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.8

フライヤーを見たら、(あれ?双子か?)と思ってしまうけど、よく見たら違っている。ホラーな感じで敬遠していたけど、あらすじをかいつまんで聞くと面白そうだったので見ようと決心した。
現実にはあり得ない設定
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3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

4.0

最初これは単なるラブコメかと思ってました。主演の中条あやみさんの前作『ニセコイ』がそれほどハマらなかっただけに、期待値が低かったのですが、観てみると意外にもストーリーがしっかりしていて驚きました。
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

正直もっと早く観るべきだったと思った。
テーマは重い。だけど、のん(能年玲奈)の声の魅力と絵のタッチで戦争というテーマが上手に緩和されている。
悲惨な中でも前向きに生きようとする彼らを、作品を見ながら
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.1

とにかく熱かった。ストーリーがまっすぐで、訴えるポイントがわかりやすく、見ていて気持ちがよい。菅田君のコミカルかつ実直な演技が胸を打つ。
脇を固める俳優陣もいい役どころで、それぞれに見どころがある。完
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.8

職場の先輩に勧められて観ることになった作品。
戦時下で起こったことなら、どんなに理不尽なことでも仕方なかったと言い切れるのか。とても考えさせられた。
40年という歳月はあまりにも長く感じる。過去を掘り
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億男(2018年製作の映画)

3.7

お金とどう向き合うかということを考えさせてくれる。
突然大金が手に入ると、誰でも一男(佐藤健)のようになってしまいそうだなと想像させる。だからこそ、九十九に関わる3人のキャラが必要だったと納得できる。
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.0

アン・ハサウェイってことでチェックして観たら案外しっかりしてるお話でよかったです。主演の俳優さんも表情が豊かで気持ちのいい演技。あっという間でした。

レオン(2018年製作の映画)

3.7

入れ替わりネタのお話は、入れ替わってから少しずつ二人の物語が進んでいく。その積み重ねにわくわくする。ありそうな設定ながら、気楽に楽しんで見ることができた。入れ替わりが元に戻ったとき、映画の作品としては>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

蒼井優さんの幸薄い感じがよく演出されていました。阿部サダヲさん、味のある演技をされてます。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

流行りに乗ってしまいました。テレビアニメを観てないまま友人に誘われて映画館に行くと、とても混雑しており、大人子ども入り混じっていました。それだけ広い層からの期待が伺えました。
プロットは、メインのター
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.7

気になっていた作品。長澤まさみ嬢の安定の演技力には本当に舌を巻く。少しずつ過去が明かされていく様子につい魅了された。

(2020年製作の映画)

4.3

さっそく観てきました。
曲のメッセージがとても強くてキュンとなります。
人とのつながりは、切れたように見えても実はどこかでつながっている。
歌詞の中の「いつめぐり逢うのかを私たちはいつも知らない」が響
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

予定が急に空いて、さて何をしようと思っていたら思い出したので慌てて観に行きました。危ない、見逃すとこだった。
キャストがスクリーンでとても輝いている!長澤まさみさんは安定のコメディエンヌだし、ビビアン
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

主演の女優さんがかっこよく見えたので観てみることに。何となく、これはマーベル作品全体を俯瞰しないことには、それぞれの作品の立ち位置が分からんぞ、と思いつつ、勢いで最後まで鑑賞。当然、前後を知らなかった>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

宮本のまっすぐな性格をよく表すために、劇中で描かれる事件を中心に構成されている。ドラマは未視聴なので、その対比ができないのが残念であるが、こうした主人公のひたすらに熱血な様子が心地よいのだろう。目を背>>続きを読む

JK☆ROCK(2019年製作の映画)

4.0

これは素直によかった!
ガールズバンドの成長物語であると同時に、ジョーの再生のお話でもあるというところに惹かれた。個々のガールズメンバーにもしっかりスポットが当たっていて、それぞれが音楽をやる動機もき
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

4.2

ワクワクしながら終始ノンストップで鑑賞できました。
『君の名は。』や『天気の子』などでも映像美に定評があるように、光の使い方は抜群で、少し暗い(本来の持ち味である)新海ワールドの世界観を満喫できました
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

当時の現場を再現した映画ですね。その迫力は胸を打つものがあります。たった数日のことなのですが、あまりにも濃いものでした。最前線の苦悩や覚悟を肌で感じましたし、また指揮を取るトップとのやり取りの稚拙さも>>続きを読む