tetuさんの映画レビュー・感想・評価

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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.6

お人よしの父の宝くじが当たったと信じて止まないのに付き合う息子。親戚がお金に集りけど父の気持ちも尊重して旅に付き合う息子。平凡で抑揚のない映画だけどこう言うのもありかなと。あまり白黒にする意味は感じら>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8

なんだか切ない、言葉には表せない読後感のような余韻。父の気持ちも娘の気持ちもなんだかわかった気にさせてくれる。よく分からないまま見てしまったからもう一度見たい。映画ってこんな表現をして楽しませてくれん>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.2

評価も高く予告編も見てどんな映画だろうと期待していたが正直性的描写が目立ち機体から大きく外れた。鬼才監督の作品で単純に合わないということかもしれない。人間の成長を描くなら性だけでなく他の面も描いていい>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

大層なストーリーでもなんでもないのになんだか見てて心地よいしすごく引き込まれる。誕生日を遡っていく演出がとてもうまかった。こういう日本映画ってなんかエモい感じがして映画良いなって思う。池松さんの演技も>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.1

最強の2人を思い出す内容だったけどそれよりずっと重い話だった。主人公の選択を支持出来るわけではないけどそこに至る葛藤と残された人の思いが最後は前向きに描かれていて後味が良かった。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スティーヴンスピルバーグという名監督の華々しい経歴が描かれているのではなく、映画をこよなく愛する少年が家族や学校というありきたりな世界でどう映画と接してきたかが美しく描かれていた。卒業パーティーでみん>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

単なる冤罪を晴らす裁判の記録ではなく貧しき者、弱き者が虐げられ正義が失われている社会に立ち向かう主人公の姿が美しく描かれていた。何より主演俳優の演技が絶妙で素晴らしかった。

ある男(2022年製作の映画)

3.9

妻夫木聡、安藤さくらの演技が素晴らしい。戸籍を入れ替えるという手段にさまざまな社会の問題を包含しつつ雰囲気ある流れでとても良かった。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

アメリカの銃社会の根深さを改めて感じる作品。音楽やストーリーの流れがテンポよく、特に最後の聴聞会での主人公の発言場面が印象深い。女性としての力強さも感じられる作品。

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.7

帰れと言って帰るやつなんか帰れと言われて帰らなかった主人公 映画にありがちな美しいストーリーというより結末も含めて自然な流れに引き込まれた
妻夫木聡と池脇千鶴の演技も秀逸 
2003年の作られた映画か
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.7

ミュージカルに詳しくないので全てを理解できてるわけではないがラストに向けての音楽に引き込まれていった

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.8

どんどん引き込まれる面白いストーリー。それなのに後味が悪いラストが個人的には勿体無い…

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

とにかく明るい映画。美味しそうな料理がどんどん出てきて観ててこんな良い気分にさせてくれる映画ってなかなかない。最初から最後までずっとハッピーな映画。

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

3.9

がん患者のことは応援されるのに統合失調症の僕は応援されないという主人公の言葉が印象的だった。感動を呼ぶ綺麗事ではなく統合失調症を患っている人の視点で前向きに描かれていてとても新鮮で良い映画だった。