th1982さんの映画レビュー・感想・評価

th1982

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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

堅物老人のお話
予定調和的というか予想どおりのお話ではあるんだけどそれがよい
ネコも泣けるし隣人もいい人だしきっちり琴線を押さえてくる

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.0

アート的なよさは感じたけど、それ以外は何が何だったのか???
何層にも重ねられた構造の意味もよくわからず

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.5

当時そんな日本のアニメーションがアカデミー賞とったって話あったっけかな?まったく知らなかった
さくっと見れる秀作
セリフなしでストーリーも感情も伝わるのがとてもよいのとこのテーマで変に説教くさくしなか
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

1.5

NYの老舗一流ホテルについてのドキュメンタリー
ホテルの良さを語るのに、あの有名人がどーだこーだ、誰がきた誰が泊まった、そんな話ばっかりで辟易
絶対に秘密を漏らさないことを売りにしてると何度も強調する
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紳士協定(1947年製作の映画)

4.2

第20回アカデミー賞作品賞
これもタイトルからは想像しにくい超社会派映画
ぬるそうなロマンスからの計画
計画が始まってからの想像を超える辛さ
6か月→8週間の恐ろしさ
こんなに胸が痛い映画は久しぶり
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失われた週末(1945年製作の映画)

2.5

第18回アカデミー賞作品賞
アル中作家(志望)の話だが、ひたすらアル中
アル中の様子と怖さはとてもよくわかった
だからこそこの人がこの先立ち直れるとは思えないので(適切な治療を受けない限り)、ラストも
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

キングスマン誕生秘話…というとそのとおりなんだろうけどえらい過去にいって現代とのつながりはなくほとんどまったく別の映画に
途中まで結構眠気との闘いだったんだがWWIでのストーリーは唖然とする結末でとて
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我が道を往く(1944年製作の映画)

3.7

第17回アカデミー賞作品賞
老牧師と若牧師の心の交流を主軸に音楽を通して描く
ファンタジーだねこれは
とてもとてもよかった
いくつか伏線のように思えたもの(窓ガラス、10ドル)が回収されなかったのと金
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ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)

3.5

第15回アカデミー賞作品賞
タイトルからは有閑マダムのメロドラマか何かを想像させるが普通に戦争ドラマ
WWIIを題材にしてまだ戦時中なんだから多少プロパガンダ映画になるのは仕方ない
わかりやすいストー
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

わかりやすいストーリーでよかった
結局歌って踊ってるのが中心で身体特徴活かしたサーカス的な魅力はあまり感じなかったけど
ミュージカルの基本であるみんなで歌って踊ってハッピーな気持ちってのはとてもよかっ
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.0

第13回アカデミー賞作品賞
ヒッチコックらしく飽きさせないサスペンスでワクテカする
しかしストーリー的には正直消化不良感も
現代視点だと完全にモラハラ夫なんだよなぁ…
家政婦ダンバースもそんな露骨に本
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我が家の楽園(1938年製作の映画)

3.0

第11回アカデミー賞作品賞
御曹司とその秘書の結婚にまつわるコメディドラマ?
それにしてもサイテーな一家(と友人)だなw
じいさんの言ってることは含蓄があって好き
裁判シーンとラストがよい
がそれにし
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ゾラの生涯(1937年製作の映画)

3.0

第10回アカデミー賞作品賞
これは主演男優賞もの、と思ったら助演男優賞だった(主演はノミネート)
ドレフュス事件って世界史で名前は出てきた気がするけどまったく覚えてないなぁ
後半は(理不尽な)裁判劇
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

ステイツマンと組んで麻薬組織と対決
作風テイスト的な意味で前作よりバランス保たれたセンスを感じた
けどなんかスピード感なくちょいだれる印象なんでだろ
味方も死にすぎるのでいまいち感情移入しにくい作り

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

全般通して英国紳士の格式高い雰囲気はとてもよいがたまに差し込まれるロック&ポップな演出が合ってない
そういうのやりたいならもうちょいコメディ感強くするとか
「シャレた演出してるでしょ」感が透けて見えて
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巨星ジーグフェルド(1936年製作の映画)

2.0

第9回アカデミー賞作品賞
女たらし興行屋ジーグフェルドの半生
成り上がり物語として悪くないんだがそれにしても劇シーンが長い
カメラアングルもほとんど変わらず延々と劇を見せられるのはめちゃだれた
さすが
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戦艦バウンティ号の叛乱(1935年製作の映画)

2.5

第8回アカデミー賞作品賞
船長がむかつきすぎて早期反乱勃発希望
意外と反乱反対派が多いのが印象的
結末のバイアムよかった
その後のクリスチャンの行方をたどると史実的に面白い

カヴァルケード(1933年製作の映画)

2.5

第6回アカデミー賞作品賞
ロンドンの上流家庭を通して19世紀末〜20世紀前半の大英帝国の歴史を歩む大河ドラマ
淡々とまでは言わないがあんまり乗り切れない話が続く
そんな中で豪華客船の救命浮輪の演出だけ
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

2.5

第5回アカデミー賞作品賞
グランドホテル形式を産みだした映画
正直今見てしまうと群像劇としてのバランスに偏りがある気がしたりラストの展開はあまりにも説得力なさすぎてぽかーんなんだが
それにしてもこの先
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シマロン(1931年製作の映画)

2.5

第4回アカデミー賞作品賞
これこそほんと※印10個くらいつけた方がいい
時代とはいえ不適切にもほどがある
物語上必要なところは許容するとしても、ナチュラルな差別描写が不快すぎる
西部開拓史の一端を知れ
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.0

第3回アカデミー賞作品賞
すごい、ずっと画面に引きつけられる
BGMがほぼまったくなかった、そのリアル感がすごくよい
フランス現地娘たちとの束の間の安らぎが映画的にはとてもよい(現代の価値観的には微妙
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ブロードウェイ・メロディー(1929年製作の映画)

2.5

第2回アカデミー賞作品賞
主要人物全員難ありで共感しにくい
姉妹丼を狙う主人公、ヒス姉さん、妹はまともかと信じてたが最後まで見るといまいちそうとも…
ジャックのところに行くなvs私に構わないでのやりと
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つばさ(1927年製作の映画)

3.5

第1回アカデミー賞作品賞
サイレント映画
古典的な三角(四角?)関係の戦争ロマンス
ベタだけどとてもよい
途中テンポ悪いなぁと思ったりナショナリズムを感じた気もしたけど100年近く前の映画なので、まあ
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

子どもを送り届けます
中盤までは早く逃げろよと若干いらつく場面がありつつもドライビングバトルに人情も絡んで結構面白い
しかし終盤は根拠不明の戦闘力でのバトルに終始
そういう展開にするなら、北のアサシン
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ボディガード(1992年製作の映画)

4.0

想像してたより意外とプロに徹しきれてなくてすぐにフルコースしちゃうボディガードおいおい汗
犯人の動機がいまいち謎だとかトニーがフランクに信頼感を持つきっかけも不明だったり、大小納得感ないのですが
クラ
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.8

リッチーホームズ2作目
作風がわかってたからなのか前作よりかなりよい
明確にコメディなシーンが結構あって面白い
結婚式向かうあたりから新婚旅行列車旅あたりがピーク
重火器アクションはやっぱり求めてない
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.8

これは誰得映画なんだろう?と
ガイ・リッチー的展開の妙はなかったと思うし、探偵ものとしての謎解きカタルシスのようなものもなく、爆発格闘アクションがシャーロック・ホームズの目当てなのかというと……
洞察
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

犬たちがゴミ島に捨てられる話
犬たちかわいいしちょい泣かせる展開でとてもよかった
最後の小林市長の心変わりだけなんかよくわかんなかった
これ日本人以外が見ると『ロスト・イン・トランスレーション』的な感
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

2.5

ワイスピ8、遠隔操作で動く車たちと潜水艦
洗脳されたのかってくらい人間が変わっちゃったドム
そんなにファミリーファミリー言うんなら簡単にファミリー傷つけるなよ…
まずは仲間に相談したらいいと思うんだ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

ホテルのコンシェルジュとベルボーイの友情物語
雰囲気抜群、軽快でシュールな感じがとてもよい
レイフ・ファインズってこんなマイルドな声だったっけ?とてもよい
俳優陣が(ひと昔基準的に)とてつもなく豪華

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

とにかく登場人物が多くて時間軸も複雑
原爆開発パートはだいたいは理解できてとても面白いが、オッピー聴聞会とストローズ公聴会がとにかくよーわからん
どういう時系列で何を目的にやってるのか説明もあまりなく
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

ジョンウィック3、前作の話をほとんど覚えてなくてストーリーよくわからずだけどほとんどたいしたストーリーないっぽい
このシリーズはアクションがほんといい、ちゃんと長いカットでごまかしなく、きっちり殺す、
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.0

ワイスピ7、ステイサムと対決
影のようで目撃困難というステイサムを見つけるためにゴッドアイを探すが意外と出没しがちなステイサム
そんな苦労して手に入れたゴッドアイを活用しきる前に今度は逆にゴッドアイに
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.5

あれ、これ第2部から見ちゃった?順番間違えちゃったかなって思って
けどそんなことはなく、これが第1部なはずなんけど(ってかまだ1作目しかない)これバットマンストーリー知ってるの前提な物語だよなぁ
そこ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第2章に入り「羅生門系きたーー」とぶち上がる
かと思いきや言うほど違いなくて、史実だとかMeToo的流れとかあえて軽微な差異だけにとかいろいろあるんだろうけど、エンタメ的には今一歩
明確なシロクロだけ
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.5

中世イギリスの没落貴族に嫁ぐ娘の話
ロキの人がなんとも言いがたい陰オーラあって忌避したくなるタイプの人で(親父の直感)、それは作り手の企図どおりのはずで全般的にはどちらかというと効果的な影響を与えてる
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