このレビューはネタバレを含みます
散々指摘されている通りちぐはぐで歪な映画ではあるのだが、そもそも大衆映画として作ること自体が難しい類の映画だとも感じる。
たとえば「私」の語りで進行する原作小説と異なり観客が物語の外側にいるので、間>>続きを読む
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夫の失踪をきっかけに、“他者を受け入れる自己犠牲”を掲げる新興宗教にのめりこみ心を鎮める主婦。
日常に次々と降りかかる災難。 その怒りは心に「波紋」を広げ、他者にまで影響を及ぼしていく。
まず、不条>>続きを読む
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今までの大長編ドラえもんのフォーマットから外したり、原作でもあまり深く掘り下げてこられなかった“音楽”をテーマに描いたりなど、制作的な意味での挑戦は感じられる一作。
しかし、ドラえもん一行が行動に駆>>続きを読む
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とある女子高生が戦時中にタイムスリップし、特攻兵の男性と恋に落ちるラブストーリー。
全体を通して「男女の色恋の“あるある胸キュンシーン”」を描くために全てが構築されているように感じ、非常に“軽い”。>>続きを読む
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昭和31年を舞台に、主人公「水木」がとある村の因習に巻き込まる。そして鬼太郎の父と出会い、鬼太郎が産まれるまでの物語。
主人公「水木」のモデルは明らかに水木しげる先生本人であり、作中には、戦争を経験>>続きを読む