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"人は早く立ち直ろうと自分の心を削り取り、30歳までにすり減ってしまう。新たな相手に与えるものが失われる。だが感情を無視することはあまりに惜しい。"
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを思い出した。刑期軽すぎだろ、普通に
ラストシーンめっちゃ良いわね〜〜でも前振りがあまりにも長くて耐えるの大変だったのと、やっぱり自分はバイオレンスシーンが不得意なんだなということに気付きましたとさ
哀愁が要所要所に詰め込まれた作品だった。この辺りの時代が映像で描かれてるのを観るのすごい好きなんだよな〜。
大泉洋と門脇麦の演技が流石の一言だった。
柳楽優弥も役作りも凄いと思ったけれど、後半に関して>>続きを読む
裏切られた側の悲しみだけではなく、寧ろ大切な人を信じることができなかった側の圧倒的な絶望感と痛みにフォーカスを当て描ききっているところが圧巻だった。
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冬の海辺の空気感がありありと伝わってくる映像美。ひたすらに画が綺麗で、この季節になると定期的に観たくなる。
能年玲奈の目の演技はいつ見ても凄い。じっと大人を伺う目、光のない空っぽの目、怒りが渦巻く目>>続きを読む
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あの時、あの場所で、隣にいたあの人と。
そういう断片的な記憶の数々が、こういう映画を観るたびにふとフラッシュバックして胸を締め付けてくるタイミングがあるんですよね。
今回がまさにそれだったから、鑑賞中>>続きを読む
恋愛って、なんでこうも人間の心を掻き乱せるんだろうねえ。
富、地位、名誉全てを手にしても、愛がなければ結局虚しいんだもん。愛って本当に偉大。
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山下が徳永に解散を切り出すシーンは無駄な脚色をしないで、原作に忠実に描いてほしかった…こんな後味悪い解散じゃなかったのに!!
ベージュのコーデュロイのシーンも、本当はあんな軽い感じじゃなくてもっと哀愁>>続きを読む
それぞれの立場やモチーフがとても分かりやすく描かれていた。
物語という形をとりながら、どこかドキュメンタリーのような生々しさと粗っぽさを感じさせられる。
「それでも、生きていくしかないんだ」と思わせ>>続きを読む
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前半の華やかさや煌びやかさとは対照的に、とても寂しいラストで物語が閉じられる。
特に葬式のシーンはなんとも言えない切なさだった。
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何が真実で、何を信じるべきか。
記憶を自分にとって都合の良いものに作り替えてそこに縋ったり溺れたりしているのは、記憶障害を持つ人だけに限定したことだろうか?
クリスとゴーディの関係性がこれ以上ないくらい最高。
まだ何者でもない少年達が お互いの才能を信じて励まし合うところに、青春時代ならではの閃光のようなものを感じる。
クリス役を務めたリヴァー・フェニッ>>続きを読む