心に茨を持つベイベさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

奥菜恵の圧倒的オーラ。
 
世代的にどうしたってブッ刺さるシーンの連続。
こんな夏を過ごしたことがある気さえしてくる。

クラスメイトが全然同級生に見えないけど田舎だから同じ教室で授業受けてるってこと
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ミミック(1997年製作の映画)

3.4

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王道クリーチャーもの。
多発するうっかりミス、活躍するけど死んじゃう黒人、ミステリアスな子ども等すべてが王道。
大勢の人が派手に殺されまくるみたいなシーンはなくスケール小さめなのが背伸びしてなくて良い
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氷の微笑(1992年製作の映画)

4.1

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魔性の女好きがちな私にはまさにアイスピックのように刺さる作品。

シャロン・ストーンの妖艶さ、マイケル・ダグラスの瞳の奥から滲み出るクズっぷり、共に最高。

さすがヴァーホーベンの代表作だけあってエロ
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

2.9

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U-NEXTで観たら日本語字幕がヘタクソすぎて全然話が入ってこなかった…

オチ自体は後のファイトクラブ的なやつ。

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.7

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2時間半あっという間。
ヴァーホーベンは毎回人間って生き物をありのままに描くなぁ。そこには絶対的な悪も正義もない。
彼の作品にしてはエグみは比較的控えめなので良くも悪くも「いい映画」という印象でそこが
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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣(1985年製作の映画)

3.7

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中世英雄譚みたいなものとは真逆なので注意が必要。
ほとんどクソ野郎しか出てこないんだけど人間なんてこんなもんなんだろう。
先日ベネデッタを観たばかりなんだけど色々と通底するものが。

聖マーチン像の剣
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キックボクサー(1989年製作の映画)

1.3

劇中のセリフを借りて言わせて貰うとこの作品が「アメリカの思い上がり」そのもの。
ムエタイをなんだと思ってんだ。
ナチュラルにアジアを見下している感じはベスト・キッド2にも通じる。

ヴァン・ダムの身体
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.1

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下手するとデル・トロ作品で1番好きかも。

ダーク・ファンタジーと反ファシズムの組み合わせが斬新。内容知らずに観たので驚いたし正解だった。(こないだ観たパラレル・マザーズもスペイン内戦が題材だったので
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エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

3.7

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前作はヒリヒリだったけど今作はドロドロ。
自分の過ちに気付き始める主人公。
相変わらず重厚なテイストで好みだった。

マチアスが殺されるシーン、あんなに優秀な隊員でしかも警官がクロなのほぼ確定なのに背
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エリート・スクワッド(2007年製作の映画)

3.9

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正義に燃える新米警官2人と、とっとと後継者作ってBOPE辞めたい上官。それぞれの視点から描き出される腐敗しきったあまりに過酷な現実。

終始ヒリついててめちゃくちゃ面白かった。

マフィアや汚職警官も
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.4

こんなまったり逃避行あります?笑
程よくシャレてるし尺もこれ以上いくと長すぎるからちょうど良い。

突然のジョー・ストラマー。

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.0

差別問題を扱った良質な社会派映画!…と数年前(グリーンブックの炎上を知る前)の俺なら騙されてたと思う。

とってつけたような恋愛要素もなんかイラッとする。

ウィレム・デフォーやフランシス・マクドーマ
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.4

ロメロ版a-ha。

最後のエピソードは2度と観たくない。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.7

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こども取り違え辛すぎ。
ペネロペ・クルスの苦悩する演技も良かったし、ミレナ・スレットの若さゆえの危うさと儚さの表現も最高。そして2人ともしれっとオシャレ。
特にミレナ(アナ)の短髪&ジャージが好き。
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

色んな方面からめちゃくちゃ怒られそう、しかしめちゃくちゃ面白い。

くそやべー女の話。
あの像でアレしちゃうの申し訳ないけど笑ってしまった。

コロナ禍真っ只中なのでペストの恐ろしさがリアルに伝わって
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強盗放火殺人囚(1975年製作の映画)

3.3

惰性で撮ったであろうシリーズ3作目。
松方弘樹とオッサンのズンドコ脱獄珍道中。
前2作とくらべるとかなりユル〜い雰囲気。

暴動島根刑務所(1975年製作の映画)

3.7

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松方弘樹vs北大路欣也という夢の対戦が実現。まさに東映版THE MATCH。
 
前作と比べると破茶滅茶さは薄れ、ストーリー性がアップした印象。甲乙つけがたいけど後半のカタルシスの分今作のほうが好きか
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.7

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ニコラス・ケイジを全身で浴びたいな〜ってなることありますよね?そんな時にオススメ。
逆に言えば彼を全く知らない人はあんまり楽しめないと思う。

もっと荒唐無稽なテイストかと思いきや意外としっかり作って
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.4

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シャマランめちゃくちゃ好きってわけでもないけど不思議と観たくなる。

田舎で静かに暮らす家族がどう見ても胡散臭い4人組に「あんたら家族の誰かが犠牲にならないと世界終わるから早よ決断して〜」と迫られ続け
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.8

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戦争の愚かさを忘れてしまわないように、年に何本かはこういう映画を観るようにしてる。

まずこれが実話ベースってのが恐ろしすぎる。
冒頭で拉致された人たちが淡々と銃殺されていくシーンの時点でもうキツすぎ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

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湿地のイメージ変わるやつ。なかなかの映像美。

俺はド田舎出身なので村社会の排他的な空気がめっちゃわかる。だからかスッと話に入り込めた。その辺はどこの国も一緒だな〜。

ラストはまあそうなりますよね。
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脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)

3.5

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東映版パピヨン。本家と比べるとコメディ要素強め。

松方弘樹を味わい尽くすための映画。この頃彼は30そこそこなはずだけど貫禄ありすぎてめちゃくちゃ老けて見える。これ見よがしなクマのメイクも普通の役者で
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北陸代理戦争(1977年製作の映画)

3.3

男性ホルモンマシマシ。
 
カッコよくてでもどこかチャーミングな松方弘樹の魅力が爆発。キレるとすぐ雪に埋める地域限定拷問が楽しい。

それにしても昭和の北陸寒そうすぎる。

資金源強奪(1975年製作の映画)

3.4

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深作にしては緊張感があんまりないというかどこかほんわかした空気が漂ってる(やってることはエグいのだが)。

北大路欣也の身体がバッキバキでびっくり。当時No.1なんじゃないかってレベル。

昭和の映画
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.9

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昭和ライダーはほぼ記憶に無く、平成ライダーが始まる頃には特撮を卒業してた谷間の世代なので大して思い入れは無い。そのせいか普通に楽しめた。

ゴア表現も良い塩梅。
何よりルリルリが可愛い。

後半の展開
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ガラスの中の少女(1960年製作の映画)

3.4

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微笑ましい恋のはずなのにあんな結末になって悲しすぎた。

いつだって親子ってのはすれ違うもの。

今でも問題になってるけど女性が自立して生きていくにはあまりにも酷い時代だなぁ…

ところで古い映画を観
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若い貴族たち 13階段のマキ(1975年製作の映画)

3.1

冒頭シーンから強烈なインパクト。

不良少女があまりにもしょうもないきっかけでヤクザ達と抗争するストーリー。いやほんとしょうもない。

志穂美悦子の動きはさすが。ヌンチャク幻想抱いちゃう。

サービス
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still dark(2019年製作の映画)

3.6

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台詞・演技がめちゃくちゃ自然でリアル。
良いやつしか出てこないんだけど安易なラストにしないのも良かった。

ケンタみたいに優しい人間でありたい。

髙橋雄祐、覚えておこう。

キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.9

昭和の良さもダメさも詰まってる。
 
吉永小百合、既にスターのオーラが出まくり。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.6

山こえぇー。

本筋とは全く無関係だが瓶ビールはそのサイズのグラスでは飲まないだろ。

雪景色には電子音楽だよね、わかる。

マタンゴ(1963年製作の映画)

3.9

何年も前から気になってたので映画館で観られて感無量。

思ったほどカルト映画感は無くてシンプルにサバイバルホラー的な面白さがある。60年も前の作品なのにしっかり不気味。

寒い中雨に打たれて向かった上
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

たいして思い入れのない俺ですら相当グッときたので原作ファンの感動は想像つかない

RRR(2022年製作の映画)

4.1

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熱いバトルならバーフバリ、ストーリーの面白さならRRR。

ナートゥのシーンが1番好きかも。

脱獄したラーマとビームの戦法がマイティマスクになりすましたトランクスと悟天で笑った。
ラスボスあっさりな
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