ギルヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ギルヲ

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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

主役は少年なんだけど、周りの大人たちの何気ない行動が優しさに満ちている。絶望から立ち上がる人たちに応援と共感を込めた、私のようなひねくれたおっさんには、居心地の悪ささえ感じさせる人間賛歌。イチャモンつ>>続きを読む

Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.1

政治的な発言をしたくなりますが控えます。
佐野史郎の悪役演技、美味しいとこを持ってく火野正平、ずっと残ってトイレ掃除なんかしている総務部の安田成美が印象に残りました。
見入りましたが、それは題材による
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.7

寄生獣系青春ホラー。映画でも漫画でもだいたいこいつらは耳から入りますね。鼓膜破れないのかしら。
闘いの決め手になる物が代替が利かないのか(だってほとんどカフェインだよ!)とか、量は常に一定でいいのかと
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

軍人にならない人はイヤって言う女性はどうかと思うが、それは置いといて。
もう凄いわぁしか出て来ない。機関車コントのすべてがつまってるしちゃんと戦争映画だしそもそもどうやって撮ったんだ。
製作費とか分か
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.0

コメディのふりしたアクション映画。無声映画なので脚本が展開第一で遣り取りが雑なのは仕方なし。
ニヤニヤしながら見てたら走りまくるキートンと花嫁エキストラの数に圧倒されます。
凄いわ。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

寓話と言えるんだろうけど、突っ込みだしたらキリが無い不条理スリラー。
どんな建物だよっ!なんでそんなとこで子ども生きてるんだよっ!そもそもどんな設定だよっ!とか思いながらも目が離せないのはたいしたもの
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

MCUの中でも最もファミリー映画になってたんじゃないでしょうか。ディズニー感強めかと。
コメディ色が強いソーシリーズですが、本作のクリスチャン・ベールとか『バトルロイヤル』のケイト・ブランシェットとか
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

プロフェッサー・エグゼビアの登場にはテンション上がりましたが、扱いがちょっと淋しい……
面白かったけど、まーそうなるわなという説話のような結末も含めてワンダが哀しすぎやしませんか。もう少しワンダに優し
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クロージング・ナイト 地獄のゾンビ劇場(2016年製作の映画)

2.6

ストリップクラブにゾンビ来襲な話ですが、人を食べちゃうゾンビじゃなくて殺人鬼になるのは工夫したってことでしょうか。いらん工夫という気もしますが。倒し方も新しい工夫……新しいのか?なかなかしょうもない倒>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.8

原作未読でテレビアニメのみなので、どれだけ理解が行き届いているか微妙ですが、緒方さんとはなざーさんの絡みだけでワタクシなんぞは悶えるわけで(笑)
作画も音楽も抜群でした。とくにking gnuの曲は、
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ドゥームズデイ(2008年製作の映画)

3.3

サービス精神旺盛と言うべきなんだろうなぁ。『バイオハザード』+『ニューヨーク1997』+『マッドマックス』+なんか中世のアクション物です。どんな映画だよ。
すごくお金がかかってると思うんだけど、B級感
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.8

キャストが意外と豪華なのでB級と言ったら失礼かもですが、ツッコミどころは多々あれどテンポ良く見せてくれるこれぞB級SFという面白さでした。
シル役のナターシャ・ヘンストリッジは3まで出てるようなので、
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サウンド・オブ・007(2022年製作の映画)

3.6

名曲揃いとは言えどんな曲でもフィットしてしまう007の懐の深さよ。
spotifyの007テーマ曲集をしょっちゅう聴いている身としてはとても嬉しい映画でした。
シェリル・クロウのTomorrow Ne
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.6

十数年ぶり二度目の鑑賞。原作未読。ほかの方のレビューをみるとどうやら原作のパワーが凄すぎるみたいですね。読まねば。
それはそれとして映画の方ですが、コレなかなか良いと思いました。グロい映画ですが、浅野
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

3.2

それなりに面白かったんだけど、小ネタと言うか、ちょっと平板になっているので、盛り上がりに欠けるような。
驚いたのはコリーン・キャンプが出てたことで、『地獄の黙示録』のプレイメイトは教育ママになってまし
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

画と音楽が美しくて見入ってしまう。見事な映画だとは思うけれど、寓話とは言え、1900の最後の選択には賛同できない。映画として、船を降りる結末を用意するべきだったと思います。
トランペットを返してもらっ
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グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

3.6

ヒーローものをMTV的センスでドタバタアクションコメディにしたのは英断でした。
面白かったです。キャメロン・ディアスの無駄遣いが惜しい。

処刑人(1999年製作の映画)

4.0

今作もこの続編もお気に入りの映画です。かっこいいのにちょっとネジが飛んでる正義の兄弟が最高。FBIウィレム・デフォーもとてもイイ。
銃撃戦で弾当たらなさすぎ問題はあるけど、まー、神のご加護ということで
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大昔にTVの洋画劇場で観て、いつかちゃんと観ようと思ってたのをようやく。
ダメな悲鳴で笑わせてくれるんですが、それがラストの悲しみを引き立てるところなんかは見事なもんです。
隠れた傑作だと思いますが、
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.7

仕掛けにお金がかかりすぎて果たしてペイしてるのかという疑問は残るけれど、今回は友情と浪漫優先な感じでしょうか。面白かった。

空手バカ一代(1977年製作の映画)

3.4

東映公式YouTubeにて。
昭和二十七年、若き大山倍達が地下格闘上で八百長ビジネスをしていた沖縄マフィアをやっつける話。千葉ちゃんカッコイイです。
ラストは『燃えよドラゴン』を躊躇無くパクってるほど
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.4

前作のような犯罪映画の爽快感は薄れてますがこれはこれで悪くないです。ジュリア・ロバーツとキャサリン・ゼタ・ジョーンズを愛でる映画になってました。

ドカベン(1977年製作の映画)

3.6

東映公式YouTubeにて。
面白いぞ困ったな。見た目優先の配役の棒演技と堂々とスベって見せるギャグ演出にハマってしまいました。しかも賀間(対戦する柔道選手)のエピソードはちょっと泣けるという……
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.7

12と13を未見だったので続けて観ようと思い、まずは昔観た今作から。
ブラピ若い。ジョージ・クルーニーは私の中ではこの頃から更新されてないwケイシー・アフレック出てたのか(失礼)など、スターにばかり目
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チアガール VS テキサスコップ(2005年製作の映画)

3.3

ジェネレーション対決みたいなものを期待すると肩すかしを喰うくらい、主張は違えど最初からお互いを認め合おうとしているところが珍しいかも。
殺人事件の目撃者保護でテキサスレンジャーとチアガールズが同居する
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牛首村(2022年製作の映画)

2.2

文句を言いつつアマプラに来たら必ず観てる村シリーズ。実は気に入ってるのかも知れん(笑)
koki,(コンマがつくのね)さん頑張ってます。特別扱いされてる2世タレントという印象だったので色眼鏡で見てまし
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エイリアンVSジョーズ(2020年製作の映画)

1.0

マーク・ポロニア監督作を連続で観るという暴挙に挑んでみました。

「宇宙人には1秒も100万年もおんなじだ!」

「ガス欠だ」
「給油して島をめざすのよ」

「サメよけスプレーか?」
「サメを虫だと思
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シャーケンシュタイン/フランケンジョーズ(2016年製作の映画)

1.0

わはは。こりゃひどい。ひどすぎて危うく褒めそうになってしまう、やけにクリアな映像でお届けするZオブZ作品。
途中の、被害者となる釣り人の歩く姿に『モンティ・パイソン』の影響を感じたんだけど、確かにこの
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事件(1978年製作の映画)

3.7

名優揃いの法廷もの。いかにも剛腕な丹波哲郎を前にしてもさすがの貫禄の佐分利信、この二人に比べると芦田伸介はちょっと損したか。とぼけた森繁久弥も見事。美しくも哀れな松坂慶子もベストに近いんじゃないかと思>>続きを読む

フロッグ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

心霊ものかと思って観てたので中盤からの展開は意外性もあり面白かったんですが、警察がアレックの近況を掴めなかった描写が無いとか、グレッグが再び犯行を始めた理由が妻の不倫にあるならそこに至る伏線が必要だと>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

40年近く間隔が空いているのにリブート版ではなくて正式な続編というところがまず凄いし、前2作を観ている人はもちろん、観ていなくても、ゴーストバスターズって言葉が初耳の人でも楽しめる仕上がりになってる(>>続きを読む

必殺!5 黄金の血(1991年製作の映画)

2.3

BS松竹東急で。
うーん……必殺ファンですが、コレもイマイチだなぁ……
ストーリーや演技云々よりも、台詞が聞き取りにくい邦画は褒めようが無い。特殊効果もテレビより雑だし舛田利雄監督やる気あんのかって感
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必殺!ブラウン館の怪物たち(1985年製作の映画)

2.0

BS松竹東急で。
音楽をデキシーランドふうにしたりして軽快なコメディタッチを狙ったのかもしれないけれど、脚本演出、映画を壊すほどの出演者の演技の落差などまーヒドいもんです。テレビを含めても最底辺の出来
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神戸国際ギャング(1975年製作の映画)

3.0

敗戦後を生きる若き愚連隊の苦さがあんまり感じられなくて、ただ狂犬がワチャワチャしてるふうになったのは残念。
とは言え、白スーツで踊ったり濡れ場があったりする珍しい健さんが見られるのはお値打ちかも。どう
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.2

せっかくのリブート版なのに画作りをゲームに寄せた程度で不穏さ面白さ続編への期待感などすべてにおいてミラ・ジョヴォヴィッチ版を1ミリも越えられず。残念無念。
ジル役の子、見たことあるなと思ったら『レディ
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劇場版 新・ミナミの帝王 THE KING OF MINAMI(2016年製作の映画)

3.0

TV版も何作かは観てます。千原ジュニアの萬田はんはクールを通り越して陰気だし、最後に正論をかますところがちょっと鬱陶しいんですが、まー、これはこれでアリ。
なんで老舗が銀行とか消費者金融とか共済システ
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