ロメロンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ロメロン

ロメロン

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エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルス(1996年製作の映画)

4.4

監督は「八仙飯店之人肉饅頭」のハーマン・ヤオ。
主人公・カイの鬼畜な言動に笑いまくった。
自分より格上には媚びるが、その立場が逆転すると最低最悪な行為に及ぶ。
グロシーンについては「八仙飯店之人肉饅頭
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.7

実際にマカオであった凄惨な事件をモチーフにした作品。
香港コメディーの要素もあるので、
あれ?世界各国で上映禁止ってこんなもんだったの?って、ホッとして観てた。
それが…。
吐きそうになった…。
今な
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

3.7

「東京上空いらっしゃいませ」
ってタイトルと、ポスターデザインが好き。
でも、中古のDVDは2万〜はするし、諦めてた。
そしたらU-NEXTさんが配信してくれてるではないか!ってことで早速観た。

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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

大津のイジメ自殺事件や川崎市の河川敷の事件を思い出した。有名になった事件の加害者側を描いた作品。キャスト選びが絶妙で、出演者が本物にしか見えないし、ドキュメンタリーのような生々しさがあった。映像はクー>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

ある日、母親が父親を殺めてしまう。
母親は刑務所に入るので、子供達からすれば、いきなり両親がいなくなってしまった。

それから15年後の話。

日本の殺人事件は親族間が1番多いらしいが、現実にもこんな
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

バイオレンスや韓国ノワールを期待してたのもあるが、ちょっと地味やったなぁ。
これならネトフリの「マインドハンター」の方が好き。

もみの家(2019年製作の映画)

3.8

不登校になり、引きこもりになった彩花は、ある日、母親に「もみの家」という農業をしながら共同生活を送り社会復帰を目指す施設に連れて行かれ、無理やり入所させられてしまう‥。


心を閉ざしてた人が少しずつ
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食人族(1981年製作の映画)

3.7

アマゾンの奥地に住む先住民族のドキュメントを撮るため、四人の若者達がアマゾンの奥地に入った。
しかし、彼等は行方不明になってしまった。

その後、捜索隊が行方不明になった若者達が撮ったフィルムを見つけ
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Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

4.0

2019年の10月に行われたPerfumeのライブの映像化作品。

着席ライブの映像ということで、いつもより実験的なイベントだと思ってたら、
いつものPerfumeライブと変わらない楽しさと美しさと驚
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恐怖の火あぶり(1979年製作の映画)

3.6

精神病の中年男が必死で女の子をナンパし、連れて帰ったその子をバーナーで火炙りにする。 

犯行の理由は分かるので微妙な気持ちになるw
他にも狂ったシーンは多いので楽しめた。
流れるロックやディスコソン
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.6

両親を早くに亡くした澪(みよ)は祖母と二人で民宿を営んでたが、ある理由から民宿を畳むことになった。
澪は新しい生活を始めるため、東京に出て、父親の親友だった男が営む銭湯に居候させてもらう事になるのだが
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知りすぎた少女(1963年製作の映画)

3.7

アメリカからイタリアのローマに住む叔母に会いにきた20歳のノーラは、ある日、殺人を目撃してしまった。
警察にも目撃情報を話すのだが、信じてもらえない、ノーラは仕方なく、自ら犯人を探そうとするのだが…。
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初恋(2020年製作の映画)

4.2

面白かったわ〜、久しぶりに無茶苦茶やる三池崇史が見られた感じで嬉しいな。それも豪華なキャストで。

70年代テイストも少しあって嬉しい。
個人的には「暴走パニック大激突」のようなカオス展開に大興奮。
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血みどろの入江(1970年製作の映画)

3.9

美しい映像といい音楽とグロ、これだけで癒やされる。
「13日の金曜日」はこの作品から影響を受けてるらしく、そのまんまなシーンも多くて、映画の途中で男女のパリピが出てきた時は、「よっ!待ってました!いい
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ペーパーハウス/霊少女(1988年製作の映画)

3.7

少女、アンナはある日から、クロッキー帳に描いた絵の世界に入れるようになってしまった。

描いた建物に人を付け足したら、こそに人がいた。
しかし、そこから物語は思わぬ方に進んでゆく…。

絵に描いたまま
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.7

半透明のマスクをつけ、黄色のレインコートを着た殺人鬼、このビジュアルが良い!

ホラー映画よりはサスペンスやスリラー寄りかな?
これでもう少しグロかったらよかったのに。
音楽もサイコ的でよかった。

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.9

フィンランドの田舎の村で、ライブをすることもなく、地下室でひっそり活動してるメタルバンド。
見た目はゴリゴリのメタラーだが、皆の性格は真面目で引っ込み思案w
だから近所の人から馬鹿にされまくるw

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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.7

フリッツ・ホンカの顔は醜く、人格的にもヤバさが滲み出てるので、異性で相手をしてくれるのは、飲み屋に集まる、タダ飲み目的のホームレスの老婆ぐらい。
ホンカは性欲が抑えられなくなったら、酒をエサに老婆を自
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地獄(1999年製作の映画)

3.6

宮崎勤による連続幼女誘拐殺人事件、オウム真理教による地下鉄サリン事件、この2つの再現ドラマ的なパートと、地獄に落とされた宮崎勤、オウム真理教のメンバー、カレー毒物事件の林真須美が鬼に拷問されるパートの>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.8

子供の頃に経験したある出来事によりサディストに目覚めてしまった男の話。
殺人や人を痛めつける事に快感を得る性的嗜好を持ってしまったばかりに、犯罪を繰り返し、人生の半分を刑務所で過ごしてきた男。
そんな
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コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

3.5

アメリカのコリアンタウンで起きた殺人事件。
その現場の近くに住む男が、ビデオを片手に事件の真実を探るのだが…。

モキュメンタリーって難しいね、主人公がビデオを撮るのはいいとして、音楽が入ると、これを
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.6

「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ監督、サム・ライミ制作のワニ映画。

ハリケーンでダムが決壊し、それによる洪水で街中が浸水してしまう。
そして、何処からともなく沢山のワニが街に集まってきた!
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DOOR III(1996年製作の映画)

3.5

半透明のシートや、見えそうで見えない人、ヤバい人、など黒沢清のホラー映画の要素が詰まってるのに、あまりハマれなかった。

JUNK/死霊狩り(1999年製作の映画)

3.7

サンゲリアとサンゲリア2愛を感じる作品。
20年前、この映画の予告編を見て、日本人の作るゾンビ映画なんて面白いのかな〜、なんて思ってスルーしてたけど、なかなか面白かった。
外国人のゾンビが多く、メイク
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ナイトメア・シティ(1980年製作の映画)

4.2

原発事故が発生し、汚染された人々(ゾンビ)が街を襲う…。

オープニングは原発の空撮シーンだけど、流れる音楽がいいから、
「さぁー、これから悪夢がはじまるぞー!」って感じでワクワクする。

この時代の
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ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.7

ゴキゲンなノリが楽しい、80年代の魅力が詰まった、カンフーアクション映画。

カート・ラッセルのタンクトップ姿。
怪しいチャイニーズゴースト。
カンフーアクション。
手から出るイナズマ。
ネオン管を使
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ザ・ペスト(2001年製作の映画)

4.3

「ザ・ペスト」は2001年の映画だが、2020年、日々テレビでやってるコロナのニュースを再現したかのような映像ばかりで心底怖かった!

ネズミのノミから人に感染し、そこから、人から人へ感染が広がって、
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モデル連続殺人!(1963年製作の映画)

3.6

モデルが連続で殺される話w

後にダリオ・アルジェントに継承される、サイケな色彩映像が目を引く、使われる音楽も良いけど、70年代のイタリアンロックが使われてたら、もっと好きになってたと思う(63年の映
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ビジターQ(2000年製作の映画)

4.2

最初から最後まで狂ってて最高!笑った〜!😆

タブーが満載で、めちゃくちゃな映画!
でもストーリーはちゃんとあるw。
内田春菊の全裸母乳飛ばし(本物)や、ドキュメンタリー撮影に取り憑かれた父(遠藤憲一
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

食肉工場に務める無口で片腕が不自由な男と、同じ職場にやってきた、誰にも心を開かない女、ある日、二人は同じ夢を見てたことを知る、それから二人は互いに意識し始めるのだが…。

幻想的で繊細な映像表現が素敵
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

弁護士を目指すイケメンが、30人以上の女性を惨殺するシリアルキラーだったら…。
実在したテッド・バンディの物語。

捕まってからの話なので、結末は知ってたけど、法廷ドラマや人間ドラマがめっちゃ面白かっ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

リチャード・ジュエルって、同寮やったら嫌われるタイプかもw
権力に弱くて妙に正義感が強くて、ちょっと足りないところがある。

そんなリチャード・ジュエルが爆弾犯と報道されるが、自ら不利になる発言をした
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

オシャレで可愛い「ウィッカーマン」って感じ。
北欧のファッションや家具が好きな人はキュンキュンするだろうな、それ以外は地獄絵図だけどw。

でも、これよりは参考にされた「鬼婆」の方が面白いと思った。
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音楽(2019年製作の映画)

3.8

3人の不良がバンドを始めるのだが、この映画、流れる音楽が全部いい!

楽器を触ったこともない3人が、初めて音を鳴らすのだが、これが60年代後半〜70年代のジャーマンロックのCANとノイを彷彿させる原始
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新・死霊伝説(1987年製作の映画)

3.7

ある父と息子がアメリカにある地図に載ってない町に来た。
しかし、そこはヴァンパイアの住む町だった…。

トビー・フーパーの「死霊伝説」は昔観たけど(内容は忘れた)、「新・死霊伝説」は知らなかった。
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.9

あれ? 高校生活ってあんなにキラキラしてたっけ?

全体が光で包まれたような映像が美しい。そして、ちょっと違和感のある台詞回し、この表現は新鮮、何か嬉しくなる。

前半は軽いコメディータッチな感じで、
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