東京国際映画祭学生応援団さんの映画レビュー・感想・評価

東京国際映画祭学生応援団

東京国際映画祭学生応援団

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レッドライフ(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭 アジアの未来部門 公式出品作品

バンコクの闇社会で貧しく過酷な環境にいながらも、ピュアな愛を求め、迷いながら生きる若者たちをリアルに描いた作品。

この作品で映し出されている
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彼方のうた(2023年製作の映画)

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第80回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイス部門正式出品
第36回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門正式出品

前作『春原さんのうた』がマルセイユ国際映画祭でグランプリを含む3冠を受
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非常線の女 4Kデジタル修復版(1933年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭
小津安二郎生誕120年特集上映

『報道ステーション』オープニング曲のバンドメンバーでもあり、世界的トランペッターの黒田卓也さんと卓也さん率いるジャズバンドの生演奏付き上映会を
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ロクサナ(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭コンペティション部門

『南から来た少年』(97)で東京国際映画祭ヤングシネマ・ゴールド賞を受賞したシャーバズィの最新作。魅力的な女性と出会った青年が巻き込まれる出来事を通してイ
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真昼の女(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭コンペティション部門

あらすじ
1900年代前半のドイツ社会で生きる一人のユダヤ人女性の半生を描いた作品。一人の女性として、精神疾患を持つ母親の娘として、医者を目指す学生として
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ゴンドラ(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭コンペティション部門出品

ジョージアののどかな町にある山と山を繋いでいるゴンドラの乗務員として働いている2人の女性が、ゴンドラのすれ違う数秒間に相手を喜ばせあったり楽しませたり
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ナックルガール(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭
日韓の映画制作の未来 特別上映作品

日本のAmazonスタジオ初の日韓共同制作作品。「梨泰院クラス」で知られる韓国企業Kakaoの人気ウェブ漫画「ナックルガール」が日本人キャ
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秋日和(1960年製作の映画)

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【第36回東京国際映画祭にて小津安二郎生誕120年特集上映開催中!】

とんでもなく面白かったです。
陽気な音楽や登場人物たちの抑制された笑顔の表情で勘違いしてしまいそうになりますが、本作で起こる出来
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(2023年製作の映画)

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言わずと知れた「世界の北野武」監督最新作。構想30年の超大作です。

出演者の数、豪華さ、そして衣装のきめ細かさ、美術の迫力など、とにかくスケールの大きな作品で、これぞ娯楽映画だと思いました。

まさ
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オールド・フォックス 11歳の選択(2023年製作の映画)

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1989年、変動する社会でつましく暮らす父子。金持ちの家主に気に入られた息子は、世の中の厳しさを知っていく…。門脇麦も出演。シャオ監督は『台北カフェ・ストーリー』(10)以来のTIFF登壇。

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違う惑星の変な恋人(2023年製作の映画)

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東京国際映画祭 ワールドプレミア上映

サッカーワールドカップの裏で繰り広げられる、ああ言えばこう言う厄介な5人の男女の愛のシーソーゲームの行方は――。恋愛群像劇の新たな旗手・木村聡志監督の最新傑作。
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MY (K)NIGHT マイ・ナイト(2023年製作の映画)

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東京国際映画祭 ガラ・セクション部門出品作品。
舞台は横浜。ある夜、3組の孤独な男女に訪れた、たった一晩の小さな冒険。国際的にも注目を集める新進気鋭のシネアスト・中川龍太郎が手掛けるオリジナルストーリ
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ロシナンテ(2023年製作の映画)

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トルコ・イスタンブールを舞台に、失業中の父、コールセンター勤めの母、言葉をしゃべらない幼い息子の3人が、日々の不安定な生活の中でもがく姿を描いた作品です。
お金がないという問題と、息子がしゃべらないと
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雪豹(2023年製作の映画)

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今年5月に急逝したチベット映画の先駆者ペマ・ツェテン監督の最後の作品のひとつです。

チベット自治区に隣接する中国青海省を舞台に、羊の牧畜を襲った雪豹の処分を巡り、人々が小競り合いを繰り広げていく、と
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スルタナの夢(2023年製作の映画)

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セバスチャン国際映画祭 最優秀バスク映画賞受賞
第36回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品

1905年にインドで出版されたフェミニスト小説「スルタナの夢」に触発され、女性たちの理想郷「レデ
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西湖畔に生きる(2023年製作の映画)

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前作『春江水暖~しゅんこうすいだん』が日本でもヒットし、今年の東京国際映画祭でも黒澤明賞を受賞したグー・シャオガン監督の最新作です。

中国・西湖のほとりの茶畑で働く母タイホアと息子ムーリェンは、とあ
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パワー・アレイ(2023年製作の映画)

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選手権の前日に望まない妊娠が発覚した17歳のバレーボール選手が周囲に巻き起こす波紋を描く。多様な人種が入り乱れるブラジルのLGBT社会も活写される。カンヌ映画祭批評家週間で上映。

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シュリ デジタル・リマスター版(1999年製作の映画)

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日本大衆文化開放25周年特別上映

要人暗殺事件を捜査中の韓国情報部員、ユ・ジュンウォンとイ・ジャンギル。犯人と目される北朝鮮の女性工作員を追跡するふたりに、強力な破壊力を持つ液体爆弾の脅威が迫る。1
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白日の下(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品

香港で実際に起きた、介護施設での虐待事件について女性新聞記者をフォーカスし、描かれている。その介護施設の施設長は、元々目が弱いため自分のよ
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耳をかたむけて(2023年製作の映画)

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かつて脚本家を目指していたが、志半ばで挫折し、今は弔文を書く仕事をしている中年男性が、人の死に触れているうちに自らの心も変化していく…というお話。

前半は弔文を生業とする男性の仕事ぶりが描かれて、故
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ペルシアン・バージョン(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭コンペティション部門出品

アメリカに移住したイラン人家族の物語。母親と娘との葛藤もありつつ、家族の温かい絆も描かれている作品です。

観る前は歴史的、文化的なストーリーなのかな
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アートカレッジ 1994(2023年製作の映画)

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第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品
第36回東京国際映画祭アニメーション部門出品

現在は大学で講師を務めるリウ・ジエン監督が、自身が学生だった1990年代初頭の中国で美術学校に通う学
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愛は銃(2023年製作の映画)

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第80回ヴェネチア国際映画祭 最優秀新人監督賞受賞
第36回東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門出品

ヴェネチア国際映画祭で最優秀新人監督賞を受賞したリー・ホンチーが主演も務めた作品。

刑務所
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犯罪者たち(2023年製作の映画)

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第76回カンヌ国際映画祭ある視点部門出品
第36回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門出品

アルゼンチンの銀行に勤める平凡な銀行員・モランは、ある日銀行の金を盗み出し、同僚のロマンに金を預け、刑務
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開拓者たち(2023年製作の映画)

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20世紀初頭のパタゴニア地方を舞台に、先住民を殺害することを目的として旅する白人のグループの行動を、白人と先住民の間に生まれた若者の目を通して描く。チリの歴史の中で埋もれていた事件に光を当てた作品。>>続きを読む

タタミ(2023年製作の映画)

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【スポーツと政治の関係性を描いた力作】
女子柔道の世界大会に出場したイラン代表のレイラは、順調に勝ち進んでいくが、このまま勝ち続けると、イスラエルの選手と対戦する可能性があるため、イラン政府から負傷を
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ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ(2023年製作の映画)

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イーサン・ホークとペドロ・パスカルというハリウッドの大物俳優2人を主演に迎え、スペインの巨匠アルモバドル監督がメガホンを撮った30分の短編です。
アメリカ西部の荒野を舞台として、保安官のジェイクがかつ
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静かなる男(1952年製作の映画)

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「西部劇の神様」とも呼ばれる巨匠ジョン・フォード監督による作品。フォード監督のルーツであるアイルランドを舞台として、アメリカから自分の生家に移り住むことを決めた長身の男ショーンが、赤毛で気が強く美しい>>続きを読む

父ありき 4Kデジタル修復版(1942年製作の映画)

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長らくオリジナル版のフィルムが見つかっていなかったものの、今年復元作業が行われたことにより完成した、小津安二郎監督の戦時中唯一の作品です。

あらすじは、妻に先立たれた父親が、一人息子を立派に育てるた
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭
ガラセクション『ポトフ』

19世紀のフランスを舞台に、本作品で第76回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したトラン・アン・ユン監督が描く、料理人と美食家の愛と料理の物語。

ここま
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小学校~それは小さな社会~(2023年製作の映画)

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東京都のとある小学校の一年に密着したドキュメンタリー映画。入学したての1年生と卒業を控える6年生の両視点から描かれている作品である。


泣いてしまった。約10年前の小学校生活を懐かしく思ったのと同時
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白い小船(2023年製作の映画)

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第36回東京国際映画祭ユース部門
第76回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された、中国の女性監督ゴン・ズーハンのデビュー作。

親に環境を左右される15歳の少女が、偶然出会った歳上の女性との出会いにより
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ライフ(2022年製作の映画)

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第35回東京国際映画祭
コンペティション「ライフ」

『ハーモニー・レッスン』(13)で鮮烈なデビューを飾ったカザフスタンの異才エミール・バイガジンの監督第5作。企業経営に失敗し、全てを失った男の彷徨
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

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第35回東京国際映画祭
黒澤明の愛した映画『隠し砦の三悪人[4Kデジタル・リマスター版]』

黒澤明監督作品
1959年ベルリン国際映画祭銀熊賞最優秀監督賞受賞作品
1959年ブルーリボン賞受賞作品
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ファビュラスな人たち(2022年製作の映画)

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第35回東京国際映画祭
コンペティション『ファビュラスな人たち』

イタリアを舞台に、トランスジェンダーの女性たちが亡くなった仲間の無念を晴らそうと数年ぶりに集まるところから話は始まります。
無念とは
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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第35回東京国際映画祭
ワールド・フォーカス『エドワード・ヤンの恋愛時代』

心に空虚感を抱えた都市の若者たちの姿を二日半の短い時間に凝縮して描いた辛口の青春群像劇。『牯嶺街少年殺人事件』(91)に続
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