deiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

2.0

パッとしない…DCが絶妙にイマイチな感じが色濃く出てしまっている…。キャラデザの部分も世間の流れに合わせて取ってつけたようになってしまっているハラスメント男性も(描写というより差し込み方)CGも、なん>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.7

女性たちの繋がりに、無意味な毒や偏見のない物語がようやく。

女性という言葉には今まであまりに過剰なイメージがつきまとってきた。女同士だから陰湿、女は感情的、女はしたたか。確かに女性自身でもそう言って
>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

たくさん素晴らしい映画がある中で、一番泣いた。作品の出来とかそういうこととはまた別に、未だかつてないほど覚悟し自分の幼少期から見続けた作品の最後を見届けたいという想いで中盤あたりからもう涙が止まらなく>>続きを読む

この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

2.0

元のアニメシリーズは大好きでした。でもこちらは笑いどころが最悪にセンスがない。序盤の女オークが男に飢えていて乱暴しに追いかけてくるとかキメラで両性具有で拒絶が笑いになるとか、正直そういう笑いの時代じゃ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

1.0

色々とダメだった。長澤まさみのポジションも色々な意味で酷いしそれを長澤まさみというキャスティングにしたのも良くない(長澤まさみさんは悪くない )。仲野さんは素晴らしい俳優だと思うけどこの映画にとって仲>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

自分が何を期待してたのかもはや分からないんだけどネズミアドベンチャーって感じの映画でした…。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

マトリックスもいいんだけどこっちの続編も作ってくれ〜。まだタバコやめられない設定で…。

スポンティニアス(2020年製作の映画)

2.5

悪くは無いけどメッセージが単純でそれに合わせて出来るだけショッキングかつポップでティーンを主役に据えた時のバランスを考えた設定が人間爆発です、という帳尻合わせ的なシチュエーションに終わっていた。何気な>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

2.0

こういう言い方もあれだけど、自国の危機をたった1人の英雄が救い、しかもその人は不器用で恋人を大事にしていて子供にも優しく遊び心があって、勇敢でカッコよく強く、というアメリカの国威掲揚がもう前時代的とい>>続きを読む

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

コズミックホラー好き。ホラーは理不尽じゃなくちゃ。でもあまりにも酷な展開に、最愛の人がこうなったら自分はどう思うんだろうと悶々と考えてしまった。早い段階から皆さん狂い始めてたので良かったんだけど娘さん>>続きを読む

ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.5

楽しかった!最近は予想外な超能力バトルものってミスターガラスやブライトバーンやドクター・スリープとかあると思うんだけど、これはX-MENシリーズながら限定的な世界での少年少女の心理を描いてる意味でそち>>続きを読む

ワインは期待と現実の味(2020年製作の映画)

3.5

家族の関係が絶妙。思っていることはあっても中々言えない父親って世界共通なんだな。でもいろんな状況が複合的に絡んでいるからこその父親の無言って重い。お金も未来の事もあるけど何より子供がやりたい事にどれだ>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

ちょっと古臭いシーンや主演の未来的な、バンド・デシネっぽいルックス含めてリュック・ベッソンの色が強くて良い。とにかくこの人は女性への美意識がすごくシンプルなのが良い。今回は「ご挨拶程度に頭ぶち抜いとこ>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.0

投資や証券に関して無知な人間の意見。あのストリッパーに話を聞いた時の観客やスティーブ・カレルのリアクションのように細かい経済活動に目を凝らしていけば破綻することは分かるはずなのにある名前が付き格付けが>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

007やスターウォーズなどのシリーズもののように、映画館でそのテーマソングやお決まりの効果音が流れただけで劇場に行った甲斐がある作品の一つ。しかもゴジラはその鳴き声だけで劇場に足を運んで良かったと思え>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.5

(まず率直に、小寺さんがめちゃくちゃ可愛い。)非現実的な"青春期におけるなにかしらの妖精"みたいな。そんな存在がいたら周りにどういう影響を与えるのか、みたいな、そういう実験をしたらという映画になってい>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

批判の的になりやすい日本の体育会系の象徴の高校野球をこんなふうにうまく使ってその対極にいる文化系とステージから降りたキャラの腐りかけた内面を映す。高校生たちの繊細さや捻くれた部分を青臭いど直球な流れで>>続きを読む

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.0

色々な映画で正体が見えてしまった時の失望というものや正体が見えないことによるコケ脅しみたいなもののパターンがある中で、あえて古典的なモチーフでここまで主題を美しく取り扱った作品はなかなか無い、そしてさ>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

犯罪映画の名作と言っていい作品。正直パラサイトよりこの作品の方が好き。

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.7

まだ未熟であり様々な背景や事情や個性を持つ彼らがいる場所では色んなことが起こる、嫉妬や尊敬や交友や恋愛、まさに当然の、当たり前のこと。
それでもそれはこんなにも美しく特別な、まるで人生でたった一瞬の奇
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.5

エリザベス・モスの表情とても良いですね。序盤から中盤にかけては大好きだったけど、なんか満たされない感じが…!なんだろ?不穏さに振り切れて欲しい部分もあったし復讐に振り切れて欲しい感じもあった。なんかこ>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

昨今ののアニメキャラクターランキングでヴァイオレット・エヴァーガーデンはめちゃくちゃ勝ち。圧倒的に1位。あと声優がめちゃくちゃうまい。今まで感情が希薄なキャラクターつてアニメ史の中では割と重要というか>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

スーサイドスクワッドが酷かったけどこちらはとても楽しい。女だからどうのとかそういう描写が多すぎもせず少な過ぎもせず、それが良かった。戦う中で「髪留めは?(必要?)」と聞くシーンや、暗殺者の女が敵を殺し>>続きを読む

キュア ~禁断の隔離病棟~(2016年製作の映画)

4.0

とても良かった!ラストがきちんと描かれていたのが好印象。アート系だったりホラーは飲み込まれて暗澹たるラストをむかえることが多いので。とにかく屋内の雰囲気や装置がめちゃくちゃ良い。