Tちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

Tちゃん

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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

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どんどん吹っ切れていくテルマがかっこいい。ザ・ロードムービーな雰囲気の、乾いたアメリカの景色が美しい。トレーラー男に制裁加えるシーン気持ち良すぎ。
ラストは表現に時代を感じて残念なことに冷めてしまった
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

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古い作品なのに、「怒り」という感情に現れる、いわゆる男らしい振る舞いの愚かしさや哀しさがはっきりと否定的に描かれているのに驚いた。
場所はほとんど変わらず、アクションらしいものはなく、オチも大方想像つ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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予告編を見て「若い男女…恋愛ものか…興味無…」と思ってたけど評判を聞いて映画館へ。台詞も演出も演技もどこをとっても本当に繊細で、普遍的だけど現代的などこまでも優しい話だった。辛いシーンでも、心温まるシ>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

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運命の男と出会って人生めちゃくちゃになる男の話が好きで、「運命の男と出会って人生めちゃくちゃになる男の話があるよ!」と聞いて見始めて、中盤まで「ウヒョー!運命の男と出会って人生めちゃくちゃになる男の話>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

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出てくるヤツら全員可哀想すぎるけど笑った…!
けっこうグロめに人が大量に死ぬけど、あまりにもスピーディーに一気に死ぬし、その後のタッカーとデールの善良な反応がかわいそかわいいすぎる。画面一面血まみれな
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(2023年製作の映画)

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面白かった。緊張感で気持ち悪くなるくらいの瞬間もあるのに何か終始笑えた。あえて入れてるボケのシーンだけでなく、真面目っぽいシーンでも人間のどうしようもなさに笑う。

その場を、この男相手にどう生き抜く
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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決してハンサムじゃないのに色気がすごすぎるぞ、親父。

トットちゃんとこの映画が同じ年に公開になったことに運命的なものを感じる。
戦争反対。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

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電車が来る日のお泊まりや、「海のもの、山のもの」のような印象的な原作のエピソードは削りすぎずしっかり盛り込みながら、戦争の無意味さ、虚しさ、恐ろしさを描き、はっきりと反戦のメッセージを伝える真摯で誠実>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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鑑賞後数日経つが余韻が消えない。すごすぎる。
どのシーンもびしっとコントロールされた隙のない映像、京劇の歌と楽隊が奏でる印象的な音楽。レスリー・チャンの鬼気迫る演技にこの世からはみ出したような美しさ。
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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通常の上映回だったけど4DXかってくらい臨場感あった。配信待たずに劇場で、言うまでもなくデカめスクリーンで見るべき。
相変わらず脚本が荒々しくてちょっとでも台詞や場面を見逃すと何が起こってるのかわから
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アマデウス(1984年製作の映画)

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下品で無礼で低俗なモーツァルト。そんな蔑むべき男の生み出す芸術に、焦がれ続けた神の姿を見てしまうサリエリ。
彼の才能を最も理解し、最も憎んでいるサリエリ。
はい、最高のやつ〜。ありがとうございました。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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役者陣やプロデューサーのSNSを通じたフレンドリーなプロモーションきっかけで興味を持って鑑賞。
思えばホラージャンルの映画を映画館で見たのは初めてで、普通にめちゃくちゃ怖かったけどオタクの好きなバディ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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インディ教授が遺物保護の名目で遺跡をぶっ壊したり略奪したり保全活動にまったく興味なさそうなところに以前からだいぶムカついてたけど、2023年にもそのあたりのめちゃくちゃな行動についてなんのフォローもな>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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女のユートピアで創作者のユートピア、ある意味最もファンタジーに近いくらい理想的な世界。
スクールカースト上位の美人の子に理不尽に抱く葛藤や、イベント直前脱稿ハイからのイベント当日のローテンションなど、
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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原作既読なのでどうしてもストーリーや会話のはしょり具合が気になってしまった。そして他の方も書いている通り演奏シーンでの、音楽と手書きアニメパートの格好良さと比べた時のCGアニメパートの仕上がりのアンバ>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

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原作の小説を数年前に読んだ。映画内で主人公が執筆し続けている小説がまさに原作小説そのもの、といった語りの枠組みの組み替えが丁寧でわかりやすく、映画の後に原作を読むのも面白いと思う。
小説のほうは若者の
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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金銭的格差や「こうあるべき」という固定観念に塗り固められた人間関係が遠慮なしに描かれ痛々しいが、その構造がひっくり返ったことにより快感が
得られるかと思いきやむしろ新たな歪みが生じてしまい……と、とに
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RRR(2022年製作の映画)

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一番最近できた神話?
ってほど力強くタフで崇高な肉体と魂を持った男二人の友情が気持ち良い。
十分ごとにクライマックスがあると聞いていたのだがまさにその通りで、それが映像としての動きだけでなく一枚の絵と
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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原作は既読うろ覚え。
ラスト30分からエンディングが終わるまで体内の水分全部排出されたかと思うほどオエオエ泣いた。ただ、その理由がうまく説明できない。特に原作にもキャラにも思い入れはなく、リョータ君の
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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粋で変な日本描写×スピード感ありそうなドタバタ展開を期待して楽しみにしていたけど、ネタなのかベタなのかわからないジャパンっぽさがあまりにクドくて間違い探しみたいな感覚で見るだけになってしまい、さらにビ>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

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傾いた店を立て直すため悪戦苦闘する様子が健気で面白くはあるんだけど世知辛くもあり、時々共感生羞恥できつかった…。
そんなきついリアルを描きつつ一方で、
紳士服の仕立て屋がそんなにすぐ婦人服仕立ての技能
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ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

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入れたいシーンを繋げるためにあるセリフや展開が破綻気味。ツッコミどころだらけなところにエディ・マーフィー演じる主人公が本当にツッコミを入れることでお茶を濁してばかりでどうもお粗末な話に思えた。セルフツ>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

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ご都合主義な能力や人間ドラマの薄さを映像の迫力で押し切っているところはあるが見応えはばっちり。特にドクターストレンジが多元世界にはじめて放り込まれた時のサイケなシーンが面白かった。映画館の大画面で見た>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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ディカプリオ演じるロミオが初登場する海辺のシーンの美しさに脳がドロドロになった。
台詞は古典的なのに舞台をそのまま現代に移したチグハグさを押し切る派手な映像と演出で、いつも過剰に賑やかなバズ・ラーマン
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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トニーの吹替声優の宮野真守がトニー役で出演していた舞台版を見ていたので、あらすじも脚本も知っての通りでのんびり鑑賞。
世に一目惚れの瞬間を写した映画は数多あれど、音楽・踊り・演技、全てが一体となったこ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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「無言の誓い」を立ていつも達観しているポーズで生きていた思春期ど真ん中の兄があるきっかけで吹っ切れ、海辺で新たな決意を語るシーンの砕けた表情と会話と海風の質感がとても美しかった。
のんびりしたテンポだ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

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死という選択肢を持つ・選ぶということに対しては肯定的な考えを持っているけれど、国家がそれを「善きこと」として後ろ暗さを感じさせない爽やかなキャンペーンを展開し実行する、その恐ろしさと閉塞感のあまりのリ>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

性格も能力もおとぎ話のプリンセスそのものの女の子を現代のNYにつれてくるという発想でもう完全勝利確定。
冒頭の「忙しい人のための5分でわかるここが変だよディズニープリンセス」みたいなアニメが面白すぎた
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

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星に願いをかけることや恋に落ちること、真実の愛のキスというものへのロマンや憧れを少しずらして茶化しつつ、最後は見事に全肯定の大団円に持っていく夢と魔法に溢れた素晴らしいお話だった。ディズニープリンセス>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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一体何が起こっていてどうなってしまうんだ…とドキドキし、この監督ならさまざまな寓意が込められているな違いないと頭をグルグルさせ、特に前半はめちゃくちゃ疲れた。後半は凸凹チームが敵を迎え撃つチームものの>>続きを読む

デート&ナイト(2010年製作の映画)

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トラブルに巻き込まれた一般人が火事場の馬鹿力でなんとかなれ〜〜〜ッッ!!し続ける話、大好き……!トラブルの規模はそこまででかくないけれど、カーチェイスもあってアクションシーンもばっちり。
ダメになりそ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

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オタクの好きなやつ!!いきなり戦場にぶち込まれたパニック状態のシーンが迫力満点。主人公が繰り返しまくる時間をどのように描くか、またどこを描かないかのチョイスが素晴らしく、サスペンスな展開も楽しめる。ド>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

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名優vs名優の名演技頂上対決。主演二人のこれまでの関係について具体的な説明はないんだけれど、旅の中での会話や出来事を見せる中で、あるカップルが歩んできた道のりの長さや互いを思い合う優しさが自然と伝わっ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

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女の子が抑圧を振り切って自分らしさを発揮できるよくになるまでの成長ストーリー。保護者と別人格を持ち、自分の道を選ぶことの必要性だけでなく寂しさや苦しさもしっかり描き、夢物語になりすぎていないところがい>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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これまでの人生ネタバレ踏まずに生きてこられてラッキー。ゆったりしたテンポの話でストーリーやキャラクターの感情にあまり入り込めなかったけど、古い時代のリッチな列車旅はロマンが溢れていて、豪華キャスト・美>>続きを読む

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