音楽とその音のイメージを映像として表現した画面のつくり込みが際立った映画。
演奏時、人の描写がぬるぬるしていて、はじめは気になったが、それも後半では慣れた。漫画は未読だったので、ストーリー展開にも飽き>>続きを読む
邪気のない天才を演じる東出さん、ハマり役だった。個人的に裁判ものがとても好きなので、非常に楽しめた。
示唆に富み、見る人によって捉え方が変わるような、余白のある映画。羅生門、ダンケルクのように視点が切り替わる構成で、少なくとも、もう1回は見返したくなる。俳優陣の演技も素晴らしかった。
女性に振られた青年の心理描写がよく描かれていた作品。
作品全体を通して、一つ一つの言動に生じる間や、言葉のぎこちなさが、こちら側に気まずさすら感じさせ、青年が成熟しきっていないその心身を右往左往させる>>続きを読む
恐怖で体が震えた映画。映像から伝わってくる自然の美しさと脅威、それを前にした時の途方もない絶望感を追体験できるリアリティが素晴らしい。
実話を元に作られた映画と知っていたが、事故の顛末を知らなかったた>>続きを読む
そつのない無難な映画。個人的にこの街界隈に所縁もあったので、そこに住む若者たちの日常には共感。中盤に大きな展開もありそこまで飽きずに見れました。「この年代の若者」感はわかるが、そんなに音楽の主張がなく>>続きを読む
2人の逃避行が空っぽに見えた。女性の献身に根拠がないように思ってしまい、最後まで共感が出来ませんでした。そこがあれば、もっと引き込まれた気がします。
演技は最高。終盤、夢を見ているような、文化祭の劇を見ているような雰囲気。展開は嫌いじゃないけど、CGを使った妙に飛躍した演出が好みではなかった。
楽しく観ました。素頓狂な両親が奇妙。実は全てを知っていると想像してみると面白い。
パラレルワールドの世界観が、もともと自分がイメージしてた考え方と近かった。哲学的な示唆があって面白かった。