シナリオが難解だから集中しないとと思ってだけど、いつの間にか惹き込まれてしまった。暗く地味な展開だけに、ラストのフリオイグレシアスのラメールで鳥肌、やられた。素晴らしい。
「あなたは弾く前に一度こうやって手を止める。誰かを待っているみたい。何かに敬意を払っているようにも見える」この台詞かなりぐっときたんだけど、まさかそれがラストシーンに繋がるとは、やられた。
音楽ってや>>続きを読む
これを観てあなたは恵まれた環境で恵まれた人生を送っていると思うかもしれないが、ほんとうに恵まれてると思うかい?と問われてる気がした。ラストの2人の笑顔がぐさりと刺さった。
シアーシャローナンをいかにかわいく美しくかっこよく見せるかにものすごく執着して作られたに違いないw
ケミカルの音楽もいいし、北極圏からモロッコ、スペイン、ベルリンとロケーションも萌える。ケイトブランシ>>続きを読む
ここ数年、音楽の世界は80'sがちょっとしたブームで、それを映画でもやってみたて感じかなぁ。New OrderのBlue Mondayに始まり、Queen&BowieのUnder Pressureで終>>続きを読む
クリントイーストウッドの映画は使われる音楽がとにかく素晴らしい。本作の"You are my sunshine"然り。
飛んだにしても落ちてたにしてもなんだかハッピーエンドに思えてしまった。
ワンカット長回しはいいアイディアでニューヨークの空気感もすごく出てたけど、それ以上にマイケルキートンとエドワードノートンの演技、>>続きを読む
映像が素晴らしい、特に色彩。エンドロールで撮影監督がクリストファードイルと知り納得。
メニーは内なる別の自分ではなかったのかと思ったら最後涙腺が緩んだ、あのラストシーンで涙腺が緩んだ自分は変人か?と内なる別の自分に問いかけてみた、なんちゃって。
作品で語られるバードもそうだけど、ハービーだってグラスパーだって天才とは言われるけど死にものぐるいで練習してるんですよね。
極めるというのは命がけで戦いでもある、それを称してセッションなのかと。
ある>>続きを読む
ジョーカーも人だし、アーサーをジョーカーにしたのも人だし、自分も人だし。だからジョーカーを認めてはいけないけど、心から拒絶はできないし、理解はできるというかわかる、と思ったら涙止まらなかった。
大好きなトリオのHappy Talkが使われててやった!て感じ。最後の公演を蹴って黒人が入れるレストランでジャムるシーンは泣けた、最後のドロレスのセリフも。
映画にも出てくる非線形の概念がそのままシナリオにも投影されてるのも素晴らしいけど、なんだかものすごく優しくて悲しい映画だった。