「GIFT」で粗筋を把握して「あれ、もしかするとこれは自分には合わないかも」と思いつつも、ちゃんと映画作品として観たいと思い鑑賞。結果、同じような感想だった。いろいろ想像、推測はできるけど、自分の中で>>続きを読む
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・なにこの雑デザインの人工知能と思ってたらすごい機能性を発揮するの関心した
・しかもめっちゃいい奴
・1つめの惑星で20年だか経ってしまったときのクーパーの表情すごくて泣きそうだったな……
・序盤わり>>続きを読む
時系列無視の場面転換ですべてを語るのたまらん。スリル感と驚きが満載で70分とは思えない満足感。クリストファー・ノーランは難しいという人にも楽しめそうな尺でよい。
思ってた以上に軽快&愉快な会話劇で楽しめた。登場人物それぞれに感情移入もしやすくよくできた物語だと思う。「お母様は?」「一人いるわ」と、終盤のミシェルの主張が好き。ラストシーンの数秒で劇中の地味〜なで>>続きを読む
ニューヨークの話が一番好きだった。深くは語られないがのっぴきならなそうなヘルムートがおせっかいなヨーヨーとその家族とのコミュニケーションを通してだんだん楽しそうになっていくのがあたたかい。しかし現実は>>続きを読む
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何にならなきゃいけない、何をやらなきゃいけないということはなるべく考えないようにしている。自分はストレスに弱いことを知っているからだ。この話を観ていると、体も心も、思っているよりも思い通りにはならない>>続きを読む
なんてことない、不器用な男女の恋愛模様なんだけど、不思議な安心感を持って観られてよかった。
マウステテュトットのライブシーンが謎に差し込まれるけど楽曲のパワーとアーティストの異質なビジュアルで捻じ伏せ>>続きを読む
正体を隠す葛藤、親子仲、運命からの脱却とか、いろいろテーマがあって盛り沢山な映画だった。テーマに負けじと音楽、映像が目まぐるしく変わっていくのでスーパーなエンターテインメントだった。
グウェンとホービ>>続きを読む
映画館で黙ってみるには苦しすぎる映画だったのでなんだこのパワハラDV先生は〜と笑いながら観られてよかった。最後のカタルシスはすごい。
映画館で横に座っていた人とか、電車で隣に立っていた人とか、毎朝箒で葉を掃いてる人とか、トイレ清掃の人とか、そういった隣人たちがふといなくなっても、代わりになる人がいて、何も変わらないんだろうな。と思え>>続きを読む
東京フィルメックス2023にて。(関係ないけど進行がグダグダでひどかった)
映画としての評価はしないほうが良いのかなと思いスコアはつけずにおく。音楽も映像も不穏さを隠そうともせず、かつ美しいものだった>>続きを読む
アルヴァとアイノの往復書簡が想像よりドラマチックなので楽しめた。そうならなかった二人の姿についての手紙で締めるのがなかなか素敵だった
田舎の狂いそうな閉塞感とそれだけが現実のように感じてしまう音楽とインターネットっていう組み合わせが多くの人間の感情を揺さぶるんだろうなと思った。
BGMの使い方がよかった。ドビュッシーと、沖縄民謡と、>>続きを読む
「ハッピーアワー」というタイトルと、つらい日常シーン、有馬への旅行シーンから、この作品は日常と非日常について描いていて、一体そのどちらがハッピーなんだろうなと思いながら途中まで観ていた。第三幕、公平の>>続きを読む
若者のエネルギーとやらを描いてるにしても、何もわからなすぎたな。まともじゃないと思った。
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笑えるシーンもあれば真剣に見入ってしまうようなシーンもある落差が楽しいストーリーで、映像的にも情景を見出させられる美しさのあるすげー作品だった。
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役所のエレベーターでミンがチチを怒鳴るシーン、想像>>続きを読む
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表題曲と不朽の名作ということだけ知っていたから、観てみたらコメディなことにまずびっくりした。「雨に唄えば」のシーンは期待した通り良いものだった。
一方で、終盤までリーナが別に悪いことしてない(どころか>>続きを読む
前向きに生きていこうという気持ちをちょっとだけくれるあたたかい映画だった。貴船に行ってみたくなった
原作なにもわからないまま観に行った(なおバスケもそんなにわからない)。ところどころ妄想力で補完する必要はあったけど、試合展開のアツさ、音の気持ちよさで楽しめて全く問題なかった。ゴール決まるたびに思わず>>続きを読む
観る前から予感はしてたけど、謎をためてためて最後に種明かしをする作品の性質上、時間の長い映画だと期待や妄想が膨らんで勝手に肩透かしを食らう可能性は上がってしまうなと思いました。
原作知らず、中盤まではふーんなかなか王道の展開だなと思って冷静にみていたし、音楽にもそこまで心打たれていなかった。だが終盤、それまでで積み上げたストーリーと、同じ曲を聴かせておいたからこそわかるアレン>>続きを読む
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冒頭からタイトルロゴまでで完成度が高く、ロゴがどーんと出てくるところにあ〜〜そういう話なんだ、楽しみ〜〜となれる。
なんていけ好かねえやつなんだ!やり返したれ!→ナートゥをご存知か?
ビームがバイクに>>続きを読む
笑ったし泣いたしどこを切り取って感想とすればいいか見失うくらいカオス。でもそれを期待してたので最高だった。
人生を見失って、やり直したくなったりしたときにまた観たい。
ジョイちゃんがかわいい!ウェイモ>>続きを読む
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タエちゃんの理解力がこんな人いないよ!ってレベルで高すぎた。ラストの電話の「どこに行っても孤独を手放さずにいられるよ」は観客視点でもなかなか出てこないよなあと思ったので、すごい人だな、よかったな、とは>>続きを読む
なんでだかはよくわからないまま泣いていた。いまもよくわからない。
雨だれが石を穿つように、小さな積み重ねが大きな変化をもたらすこともあれば、ちょっとしたきっかけで世界が大きく変わることもあるなと思った>>続きを読む
「普通」っぽいことなのに、主人公視点だと違和感があるとか、気持ち悪いとかの描写がうまい。当然のように受け入れられている通念、受け入れられつつある新しい常識、そこからも漏れてしまった非常識が今の世界には>>続きを読む
文字で予告だけ見て、エンタメ的なSFかと思って観に来たので、「実はお母さんもアンドロイドなんでしょ」「やっぱなんか後ろ暗いことしてたんでしょ」という展開をはじめ予期してしまっており、ヤンのメモリ再生を>>続きを読む
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「手に入れる」ことと「手放す」ことの話だと感じた。今泉力哉監督の描く、人間模様によって変わったり気付かされたりする感情というのがとても好きなので、今回もよく楽しめた。主人公は嘘がとても嫌いで常に素直で>>続きを読む
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同じ一週間を繰り返す広告代理店の社員たちの話。タイムループなので同じ展開が繰り返すのだけど、ちょうどいい端折り具合で見ていて気持ち良い。要所要所のユーモアも好みで何回も笑った。停電中オタ活するシーンと>>続きを読む
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何もかも壊れている友人が、せめて死ぬ前に何ができていたなら、と最初思っていたが、取り返しがつかなかったのはいったいいつからだったんだろうと。マリコのきれいな思い出しかなくなっていくことを恐れるシーンが>>続きを読む
中田青渚さん目的で観たけれども、良い結論に繋がる良いストーリーでした。結婚式で終わるのかと思ったけど、そこからまた更に一捻りあるのが良い。めちゃくちゃどうでもいいことをめちゃくちゃ直尺で見せられるの、>>続きを読む
主要人物だけ同じの4部立て構成みたいな感じだった(ので、中身に対してちょっと長い)。笑える要素が盛々だったが、意外と主演二人の気持ちを真面目に考えても楽しめそうでオトクな作品かもしれない。
序盤の丁寧なサブカル趣味の描写からは「君たちは誰も特別じゃない」というメッセージがガンガン叩きつけられてきて痛いほどだった。
麦くんが余裕をなくしてきてからは、いやそんなに簡単に脱サブカルできるかな?>>続きを読む
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終盤ソヨンが全員に生まれてくれてありがとうというシーン、シーン自体は美しかったのだが、キャラの掘り下げ(特にサンちゃん)が足りなく感じたせいで共感しきれない部分があった。
ところどころのソヨンとドンス>>続きを読む
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恋愛は結局グロテスクな自意識の押し付け合いにすぎないということを描いている気がする。東雲さんもぽろっと言っていたようにそこには確かな醜さがあり、それだけに全体的なストーリーも本当はドロッとしたものであ>>続きを読む