ときたまごsssさんの映画レビュー・感想・評価

ときたまごsss

ときたまごsss

フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.7

世界を代表するエンタメ映画監督の1人となったクリストファー・ノーランの長編デビュー作

本作は若い時だからこその作品だなとも感思いますが(上記作品情報を知っているからそう思ってしまうだけかもしれません
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

単刀直入に言えば完成度こそ高いものの絶賛されるほどの深みは持ち合わせていないと思いました

エターナル・サンシャインできていない(光が届いていない)というか、Past Lives/インニョンがさして効
>>続きを読む

愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.6

イメージ・フォーラムに観に行けず逃してしまった一作
Amazonプライムにて鑑賞

僕はこのタイトル"It Felt Like Love/愛のように感じた"がどうしても忘れられなくて、本作を観ていない
>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.7

青色の魂!!

魔法をかけようとするのではなく、魔法のような輝きを見えるようにしてくれる映画

本作に説得力を与えるニューヨークの街のアニメーションの美しさ!!🌃(現実の美しさと創造の美しさ)

東京物語(1953年製作の映画)

3.6

小津映画初鑑賞

「アリガト」

普遍的なものなんて(人々は平気でこの言葉を使うけれど、そんなものはなかなか見つけられない)何一つ描かれていなく、この時代のその瞬間が描かれている映画だなと思いました
>>続きを読む

ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.7

(『クラメルカガリ』に続き1日2作目の鑑賞)

観終わって登場人物たちが愛おしくなる
これぞラブコメ!!
序盤から、なんだかんだいって仲良しだから、それだけ互いに気を許せるのでしょ〜😏と言いたくなる2
>>続きを読む

クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.5

大正浪漫×メカニック(所謂スチームパンク?)

世界観は魅力的ですが、短い映画なので深みが足りない印象を受けました

僕はアニメのコード(お決まり)のようなものもあまり好きではないので、さらに独自の方
>>続きを読む

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.6

はっきり言って宗教なんてものは取るに足らないものなのだと突き付けてくれるほどのアイスランドの大自然
と同時に、他所から宣教なんぞしにくるまでもなく、ここははじめから神の土地なのだと言わんばかりの神々し
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

原作未読

おもしろい!!
エキセントリックで平凡な危うい女子高校生たちミーツ👽🛸🩶

緩急の付け方が良いなと思いました
主人公の1人おんたんの声をあてている あのちゃんは、今や引っ張り凧で様々な分野
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

前作で抱いた期待に応えてくれる大作!!
キャストが豪華!!

まずとにかく、この砂の惑星のスペクタクルな映像美を大きなスクリーンで観ることができることに感謝したくなります
前作の鑑賞は必須ですが、おも
>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

3.7

公開時に観に行けなかった一作

1955年イリノイ・シカゴ
14歳の黒人少年が、食料雑貨店の売り子少女の美しさに声をかけ口笛を吹いたことで、リンチ殺人を受けた史実に基づく映画

直近に観た映画が、中絶
>>続きを読む

コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.6

中絶が違法だった1960年代のアメリカ

法律よりも大事なこと
困っている人がいたら、たすけようと努力すること
"立派な大人"を目指している人ほど、凝り固まって、見失ってしまっているようなもの
藁にも
>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

中国の小説/ドラマ原作

サイコクライムムービー
社長令嬢の危険で麗しい夫
vs/& 危うい少年少女たち

岡田将生さんは世界の俳優を見渡しても他に類を見ないほど麗しい男性俳優だと思います
犯罪映画で
>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.7

2016年の中国/香港映画『ソウルメイト』の韓国リメイク
オリジナルは半年ほど前に鑑賞

個人的にオリジナルの方が好きですが、ストーリーに宿っている力の確かさはリメイク版でも健在でした
『ソウルメイト
>>続きを読む

ロッタちゃんと赤いじてんしゃ 2Kリマスター版(1992年製作の映画)

3.5

(『12日の殺人』に続き1日2作目の鑑賞)

『はじめてのおつかい』と比較してロッタちゃんの癇癪度合いと暴れん坊度が桁違いにパワーアップ!!
地団駄を踏んだり、奇声をあげるのは通常運転とはいえ、誕生日
>>続きを読む

12日の殺人(2022年製作の映画)

3.8

鑑賞時のFilmarksスコアが3.5だったので、あまり期待せずに鑑賞したのですが傑作だと思います

結末は、犯人探しにあらず。といった一流サスペンスのコードを丁寧に編んだ作品

班長ヨアンが一体どん
>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.7

『キングスマン』シリーズ未鑑賞

冒頭アクションシーンのB級感に雲行きの怪しさを感じたのですが、それもストーリーの内で安心しました笑

(面白味に欠けるという意味ではなく)きっと、こういった仕掛けなの
>>続きを読む

アバウト・ライフ 幸せの選択肢(2023年製作の映画)

3.8

(『ロッタちゃん はじめてのおつかい』に続き1日2作目の鑑賞)

まずはじめに、おそらく『アバウト・タイム』を連想させるための邦題なのでしょうが、このタイトルに設定した方は職員室まで来てください...
>>続きを読む

ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

3.6

自分に素直で世界と仲良しな5歳の女の子ロッタちゃん

彼女と彼女のまわりの人たちの日常劇

世界中の子どもたちが彼女のように自分自身でいられたら。そして彼女が彼女のままで大人になってくれたら。そう思う
>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.6

2023年
韓国国内で1000万人動員/興収換算100億円超えのメガヒット作

最強(暴力)刑事であり(自白強要)弁護士であり、つまりはヤク◯であるマ・ソクト≒マ・ドンソクが頂点に君臨する犯罪都市シリ
>>続きを読む

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

3.4

オーディション番組
PRODUCE 101 JAPAN をリアルタイムで観て、それからずっとJO1の活動を見守ってきた僕としては、白岩瑠姫君の映画初出演/初主演作を見ないわけにはいかないので鑑賞

>>続きを読む

ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.7

僕にとって初のタル・ベーラ作品鑑賞
所謂、"黙示録的"映画といって良いのでしょう

まだまだ浅い僕の映画鑑賞キャリアの中で、同じくイメージ・フォーラムで鑑賞したモノクロ映画の『マルケータ・ラザロヴァー
>>続きを読む

ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.7

おバカ青春映画
大切な人たちとホームパーティーなどをしながら観たい面白さ

そもそも、イケてないブサイクなレズビアンを演じているはずの2人と彼女たちの関係性が、はじめからかわいい

ただ一点リアリズム
>>続きを読む

コットンテール(2022年製作の映画)

3.6

94分という短さから期待していた通り、まとまりのある小品(と同時に本作の性質上ぼんやりと展開していく物語ではあるのですが)

寡黙な優しさや美しさが時には人生の邪魔をすることもあるので、話すべきことが
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

ずっと誰かが喋っている映画
スヌープのように黙りこむことができたなら?
いまいちピンと来ませんでした
ジュスティーヌ・トリエ監督の思惑通りなのでしょうが、僕はサンドラ(演:ザンドラ・ヒュラー)のような
>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

8ヶ月前に原作小説を通読

杉咲花さんと志尊淳さんが素晴らしい!

杉咲花さんが天使も悪魔も演じることができる凄まじい俳優であることは、今更言及するまでもないくらいの周知の事実であると思いますが、演技
>>続きを読む

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

上映規模が小さく見逃した一作

A24作品であることとキャッチーな設定によってSNSで注目を集めていますが、本作より他に観るべき映画は林檎の数ほどあるように思います

パートナーの男性に加害されたこと
>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

DOG↔︎GOD と人間

『ニトラム』で忘れられなくなったケイレブ・ランドリー・ジョーンズが本作でも凄まじい
彼を見ていると、自分が俳優として世界で活躍できたらどれだけ素敵だろうかと、スポーツ選手を
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.6

上映規模が小さく見逃してしまった一作
早くもAmazonプライムに登場

ナチス戦車小隊vs不屈爺さん

生命体が爆散して肉片になる描写が何度も出てくるので、苦手な方は注意してください。

終盤の一捻
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

彼女たちはツキ続けているから2人なら大丈夫だと思いたいのですが、このラストを受け止め切るのは難しいですね
リドリー・スコット御大と彼が呼ばれている所以を理解できました。

男であり、男であることを自分
>>続きを読む

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

-

『Here』同様、朦朧として登場人物やあらすじすらもわかりませんでした...

自宅で鑑賞できる機会を待とうと思います...

このハンバーガー、ピクルス忘れてる。(2023年製作の映画)

3.5

タイトルはサリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる』より

『違う惑星の変な恋人』が最高だったので、こちらも見たのですが、自分の期待とは少し違っていた作品でした(ただ、この日は少々寝不足気味
>>続きを読む

告白(2020年製作の映画)

3.5

公開当時シネマート新宿での"のむコレ"での上映くらいしか都内で機会がなく見逃してしまった一作

「からだのアザが消えるのは、内側に深く入り込むからです」

児童虐待をする大人は、その暴力を目の前の子供
>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.7

梟の特性

社会が荒廃すればするほど研ぎ澄ました心で世界を見つめることができる、そういった人間でいられなければならないなと思わされました

余談ですが、主人公ギョンスが宮廷に仕え始めたときから面倒を見
>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤は笑いながら見ていられたのですが、映画が進むにつれてボーがかわいそうでならなくて頭を抱えてしまいました😭😭😭

アリ・アスターとホアキン・フェニックスの恐るべき才能は疑いようがないと思います

>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

-

これまで映画館で数百もの映画を観てきましたが、本作鑑賞時ほど寝てしまった作品は数えるほどしかありません...
登場人物やあらすじすらもわかりませんでした

自宅で鑑賞できる機会を待とうと思います...

>|