たっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

たっきー

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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画の冒頭で物語の結末、つまり戦艦大和の完全な敗北が描かれているが、
それは未来の日本に向けた第一歩だった。

完全で美しい戦艦大和をつくったのは勝つためではなく、負けた日本が誇りを取り戻せるためって
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

久しぶりに観た!
当たり前が更新されて積み重なっている今って泣けるほど幸せなのかも

酔いどれ詩人になるまえに(2005年製作の映画)

4.0

目的が必要になって徹底的にやる
それ以外のことはどうでもいいやっていう
放棄した先に生き様がある

酒!タバコ!女!

こんなにクズなのに、たまにちょっとだけ美しい詩を書いちゃう

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.1

場面展開が気持ち良いし、名セリフが飛び交ってとてもいい映画なのだけど、何よりアルパチーノの演技が凄まじい。
純粋な演技力で感動が増幅するほど。

バーレスク(2010年製作の映画)

4.0

もう少し泥臭い描写を挟んで、ショーの華やかさを強調してもよかったのかも
ミュージカルで表現されていたが造詣深くないから、まぁ普通にいい映画

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全く似合ってない喪服に靴を履いていない片足で歩く後ろ姿に涙です

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

淡々と進んでいくことで、現実味を帯びてスリリングを増大させる

アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.8

たけし映画特有の沈黙の演出が生み出す不協和音によって
第三者視点というよりも当事者に近い形でヤクザの空気感や物理的な暴力を感じられた

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ばかやろう、まだ始まっちゃいねぇよ」

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

安全とか承認とかに対する欲求を知的好奇心はしばしば超えるわけです

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.4

音楽に罪はなく、常に音楽は人間を超越したアートとして存在している。
でも、それを生み出すのは人間なんだよなぁぁああ

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.6

ちっぽけな話なんだけど、微妙にチクチク感じる、蚊みたい。もはやこの映画関係ないけど全て破壊したい衝動に駆られてしまう。

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

全編を通じて音のない時間が長すぎるほどに存在するが、その空白を用いて暴力、哀愁、愛情を痛々しいまでに表現している
ヒロインは最後シーンしか話さず、「ありがとう」「ごめんね」の二言だけだ
そのあとに二発
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

伏線の改修っぷりが気持ちいいけど、
ネタバレになる感想しか書けない映画だな

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テクノロジーが人間を超越する存在になるのはまだ先ということね
最後は殺さずに自殺するっていうところは尊厳を感じた。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

スターウォーズファンに特化しすぎ感ある
エピソード7以降は、別作ですね

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

エンジン音が、鳥肌どころか血液の流れまで逆流させる。
緊張感を核に爆発寸前の大興奮が味わえる映画です。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.1

フランスで養蜂場を営む父から送られてきた、蜜蜂というギフトが気づかせてくれた、遠雷というメタファーは直接的な現象

天才ホフマンの天才へのギフト、つまり故天才が鳴らした世界

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

カッコ良過ぎるオープニング
スリリングな会話劇
最後の衝撃的な展開

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

この映画では終始、強烈な二項対立が描かれている

トーマスウェインの息子とブルースとアーサー

シンメトリな階段を登るアーサーと、ジョーカーとして躍動しながら階段を降りるアーサー

泣きながら自分の手
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.8

これ系の映画観ることないと思ってたけど、明石家さんまがべた褒めしてたから鑑賞

浜辺美波のヒロイン演技力が高過ぎ
小栗旬の悲しみの演技もかなり好き

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

自撮り棒持ちながらコロッセオ、トレビの泉、ベネチア行ったのはまさにおれ
アムステルダムってクラブの街なのか笑

男だけの旅行の描写がリアルすぎる

クライマックスのテロシーンが途中でちょいちょい差し込
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.8

雰囲気的に感じられる埼玉千葉の性質を、過剰に顕在化しきっていて面白かった

シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

キューブリックの原色アートはやっぱり美しい
狂気じみた音楽がすごい怖かった

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

確かに冒頭でジョズエのナレーションであるように、
悲しみ、驚き、幸せに溢れる映画であるが故に
凹凸のあるストーリー展開ではあるが、
連なりを感じさせるシークエンスの切替で見事な編集だった。
そして最後
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アメリ(2001年製作の映画)

3.8

赤と緑の絵画的な、いかにもフランス映画っぽかった。
ガラスの骨じゃないんだから、臆病さを捨てる赤になる。

登場人物を「好きなもの」で、ユニークに紹介するのが、言い得て妙だし、
テンポの緩急がよかった
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.2

パプキンの真っ直ぐさ、行動力
シーンが変わってジェニーが人混みの中食事しているのに誰も騒がない、それはパプキンの妄想だった。

シーンの切り替わりが目覚ましい。
会話は続いているのに場所が変わる。
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.7

家の中も、着ている服も、
ピンク、赤、黄色、青、原色で鮮やかだけど浮いてない。
バーバリーの地味目なコートの色が逆に目立つ。

最後のシーンが全て。
幸せ。と答えた男は家族と戯れているが表情は映らない
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娼年(2018年製作の映画)

3.3

多分、原作は結構面白そうな雰囲気があった。
映像化しちゃうとただのavになってしまう(一つ一つの性行為に、違う意味があるんだろうけど)

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

きゃりーぱみゅぱみゅが流れる本格的な路上寿司屋に突っ込まざるを得ない

前作までで固めた世界観そのままに、その延長線上をつくり上げられてて、期待通りの作品

まだ続くんかーい!

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.1

前半は時系列がおかしいし、壮大なストーリーが見えてくるわけでもないのだけど、
全く退屈せず、時間が過ぎるのがとても早かった。
この映画もまたセリフがいい。聖書の引用部分暗記したい。

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

愛を振りまくと愛に包まれる、
ほっこりとした幸せを感じられる作品

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

途中眠くなったけど、ラストスパートは一瞬で過ぎ去っていった。
最後はお互いが見合う表情で、ぐあぁぁっていう感情になってのジ・エンド笑
セッションの時もそうだけど、余韻を作るのが上手いな