ロックンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ロックン

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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

ドナルド・マクドナルドの笑顔が、悪魔の微笑みに見えてきた笑

今のマクドナルドという「帝国」の建国の背景には、創業者の壮大な野望とマクドナルド兄弟との熾烈な争いがあったことなんて、ほとんどの人は知らな
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ネットワーク(1976年製作の映画)

3.0

1970年代の米国テレビ業界の作り手達の狂乱ぶりが、恐らくだいぶ誇張されて描かれる。どいつもこいつも短気で、すぐ怒鳴り散らして、マジな顔で過激な発言や発想を繰り広げる。シリアスなタッチで描かれているん>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.0

オープニングの疾走感は好き!過去のスパイダーマン作品にはない設定、世界観を持ち、アニメの強みを生かしたユーモアやアクションをふんだんに取り入れた作品。なんでもあり感が勢いを増し、途中からやりすぎ感に変>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.0

「おじいちゃん頑張れー」と応援したくなるような映画、悪いことしてる人なんだけど。人生の終盤になって、ひょんなことから麻薬の運び屋に成り果てた老人男性が、長い人生の中で培った機知やユーモア、冷静さを駆使>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

マイノリティであることの壁を乗り越えるべく、NASAで奮闘する黒人女性たちの物語。人類の技術が結集するNASAという最先端、最高峰の組織であっても、黒人や女性に対して、本作で描かれているような差別があ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.0

タイムスリップは受け入れることができたけど、天気を操る超能力はどうも受け入れることができなかった。。。映画の構成は、『君の名は』に非常に似ていて、同じ形のお弁当箱のそれぞれの仕切りに、違うおかずを入れ>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

畜産について、考えさせられる映画。ファンタジックな内容なんだけど、食糧問題が世界的な課題である現代において、あり得そうな話。

多くの人は、畜産による食物を食べるのが普通である。その普通なことが、果た
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

12年間お疲れ様でした!4人が苦悩しながらも、大人も子供も、人間として成長していく姿が3時間弱の長尺で描かれている。同じ俳優が演じているというのもあり、なんだか凄く感情移入してしまい、みんな幸せになっ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

いや〜、ベイビーカッコよかった!ロックのミュージックに合わせながら、テンポよく描かれるシーンの数々、脇を固める豪華俳優陣+レッチリのフリーのカメオ出演、アクションあり、恋愛あり、笑いありで、見ていてス>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

韓国映画を好きになったきっかけとなった本作、数年ぶりに2回目の鑑賞。なんとなくストーリー覚えてたけど、素晴らしい作品は素晴らしい!殺人鬼系とか、闇社会系とか、韓国のダークサイドにスポットライトを当てた>>続きを読む

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.5

いつも思う。「ビートルズが10年で解散せずに、その後も一緒に活動していたら、もっと沢山の素晴らしい作品が世に出てただろうな」と。でも、この映画を観てわかったことは、何十年も同じ仲間でバンドをやり続ける>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.0

先生のススメで、リーダーシップを学ぶために視聴。パディントンは「人の良い所を見る。だから、周りの人を幸せにする」、「人の良いところは探そうと思えば必ず見つかる」、「親切な人にみんなは優しい」、、、クマ>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.5

デ・ニーロの怪演が凄い!彼の作品は色々と観てきたけど、これ程まで狂ったやつを演じてるのは初めてかな恐らく。キング・オブ・コメディの売れないコメディアン役とか、マフィア役とかももちろんヤバイ奴らなんだけ>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

アジア系アメリカ人が主役で、行ったことのあるシンガポールの名所が沢山登場するので、洋画ながら、非常に親近感が湧く映画で、楽しめた!

見た目は同類でも、考え方や価値観などの内面が異なるアメリカンチャイ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

また素晴らしい日本映画に出会えた!最近見る日本映画は外れが無くて嬉しいな。恋愛モノとかコメディ系は外れが多く、見てらんなくて途中退席したくなることが多い笑

一方!
本作は、俳優陣の演技も、衣装やセッ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

DUよ、20世紀FOXよ、これぞエンターテイメントだ!と言わんばかりのスパイダーマン作品史上最高傑作!観客をエンターテインさせることに関して、とどまることを知らない。観客の想像や期待の上の上の上をいく>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

前半は、変わり者の独身ちょいワル洒落乙おじさんレイノルズの変わりぶりと、仕立て屋の仕事への情熱と没頭ぶりが、淡々と描写され、正直、「どこが面白いんだこの映画?」と思ってしまい、観るのを止めることさえ考>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.5

MCU作品と比べると、ストーリーに奥深さが無さ過ぎて、何の真新しさも無い、ただただ光線飛び交う、ありふれた作品の一つになってしまった。サノスのように、ヴィランにも彼らなりの正義があり、必ずしもそれを否>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.5

前作から7年、ファンからの熱いラブコールがあったのか、待望の?8作目。

死んだはずのジグソーをどうやって復活させるのかなぁと勘ぐりながら視聴。前作は見てないけど、一度完結させた話を掘り起こし、ストー
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

最高のエンターテイメント!誰もが孤独を抱えてる、それでも、誰にでも太陽は当たる!アメリカの批評家風にコメントすると、こんな感じだろうか。映画を見終わった後、幸せな気持ちで心が満ち溢れる、そんな映画!>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

貧乏だし、喧嘩も沢山するけど、レディバードの家族には深く根付いた愛がある。という理解で良いのかな。女の子ウケする映画だと思います!または、乙女心をよくわかる方も是非。鈍感な男性陣は勉強用に是非。

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

一作目程の新鮮さと快感は無かったけど(恐らく慣れであろう)、沢山のイェガーの登場で男子心くすぐられた!

こういうエンタメもんにありがちだけど、無理やりプロット作り上げた感がダダ漏れで気になった笑
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

本作は15年以上前に見たきり見ていないが、結末は大体覚えていた。それにもかかわらず、作品に飲み込まれるってことは、作品の魅力であり、デニーロに演技の力なんだと思う。

残忍な事件が起こる現実世界と照ら
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

2.5

現実を忠実に描写していたのだろうけど、沢山のswear wordsが飛び交い、見ていて耳が痛くなった(><)スパイク・リー監督は、本作に引き続き、2019年アカデミー賞で作品賞受賞を再び逃した際、結果>>続きを読む

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.5

お喋りでおっちょこちょいで黒髪のエミリア・クラークが見れる本作、『ゲームオブスローンズ』ファンには必見!

障害者の男性の介護・看護から始まるストーリーは、『セントオブウーマン』や『最強のふたり』で見
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

話したい!この感動をもっと沢山の人と分かち合いたい!!映画についてお酒飲みながら語り合いたい!!!でも、ファイギ社長や監督、キャスト、ファンにネタバレするなって、釘刺さされているから、しばらくはお口チ>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

また良い韓国映画に出逢えました!韓国映画見る時のあるあるだと思うけど、登場人物の顔と名前を一致させるのに四苦八苦した笑 幸いNetflixで見てたこともあり、巻き戻ししながら、複雑な人間関係や、ゴロツ>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.5

ゲイの黒人のお話。主人公シャロンの半生を、少年期→青年期→成人期の三部構成で描く本作青年期からのシャロンから成人期のシャロンの変貌ぶりが凄い。俳優が異なるから仕方ないとしても、違和感あり。

マハーシ
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.0

本作を構成する6つのストーリーは、全く違う話のようで、何か共通するものがある気がする。うまく説明できないけど。本作はコメディ映画ではないんだけど、アメリカ西部開拓時代を生きた者達の生き様が描かれる中で>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

『ディパーテッド』を先に見ていたので、ストーリーは大体理解していたものの、舞台が香港ということもあり、米国版とは違う面白さがあった!スコセッシ監督がリメイクしたくなるわけだ。

知名度は低いが、2作目
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.0

『インデペンデンス・デイ』的なSF映画を想像していたが、全く違った。難解で、考えさせられる映画。思考を凝らして、本作に隠された「メッセージ」を理解しないといけない。1回見ただけでは、「ん、何を伝えたか>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

ジョン・ウィックは不死身過ぎて、敵がアホ過ぎて、警察が来なさ過ぎて、全くハラハラしない、そんなアクション映画。1作目は、銃撃戦が快感だったんだけどな、2作目は慣れてしまったのだろうか、退屈に思えた。。>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

2.5

30年以上もの時を経て、続編が公開されたもんだから、大きな期待を抱いて見てみたが、正直ガッカリ。。。昨今の進化した視覚効果技術や洗練されたアクションシーンと比べてしまうからだろうか。1982年映画公開>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

スーパーマンの存在により、強さのインフレーションが発生して、光線やらなんやらなんでもありの世界になってしまったDC Universeでは、カッコよくて頼れるはずのバットマンが弱小化してしまい、ファンを>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

料理そのものや調理過程が映像だけでなく音でリアルに描写されるもんだから、お腹が空いてしまった!サンドイッチを三等分にするときのあのサクサクッという心地良い音が今でも耳に残る。

映画全体は、気楽に見れ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

3時間弱の長丁場のはずなのに、息を呑む展開が長尺を全く感じさせない!特に、ディカプリオ演じるカルビン・キャンディ登場からのドクター・シュルツ&ジャンゴとの駆け引きが緊張感ある。タランティーノ監督作品は>>続きを読む