tmurataさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.2

正直、良くも悪くもなくというのが感想かなぁ。ニコール・キッドマン観に行ったようなものだから、それはそれで正しい気もするけど。

おもかげ(2019年製作の映画)

3.4

導入部分のワンカットで子供が行方不明になることを説明する部屋の中のシーンから、子供の面影を見出す少年を映し出すロングショットが見事で、映画に引き込まれた。
息子に対するものか、異性に対するものか判然と
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ビューティフル ドリーマー(2020年製作の映画)

3.0

うる星やつらのビューティフルドリーマー観てない(なんとなく内容は把握してる)し、正直、押井守もそんなに好きじゃないけど、小川紗良ファンなので鑑賞(笑)
終わらない学園祭というプロットをそのままに、うる
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.8

1990年代、アルジェリアの暗黒の10年と言われる時代の話。この映画の時点ではまだ内戦までは至ってないのか(どこからが内戦なのか?)分からないけれど、日常にテロが起こる世界というのがどういうものか?そ>>続きを読む

地球はお祭り騒ぎ(2017年製作の映画)

3.6

これで渡辺監督の映画は全部観たはず。
この映画は渡辺監督の創作の源泉の一つ、お祖母様をフィルムに焼き付けるという面では、ある意味の集大成の映画だったのかも知れない。
ポールマッカートニーの日本公演の時
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八月の軽い豚(2007年製作の映画)

3.0

学生時代の映画ということで大田原愚豚舎の映画とは毛色が違う。割とストレートな昔の日本映画という感じを受ける。
ただ、やはり田舎の変わらない日常を憎んでいる人と、それを憎んでいるかも知れないけど、そこで
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そして泥船はゆく(2013年製作の映画)

3.5

渋川清彦、役にハマりすぎてて怖い(笑)実際はそんなことないと思うけど。
デビュー作ということだけど、繰り返される日常とそれに対する憎悪は読み取れる。コメディ要素は割と入っているが、渋川清彦が演じると生
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七日(2015年製作の映画)

3.8

噂には聞いていたけど、ホントに何も起こらない(笑)
渡辺監督の映画の中でも究極の方だと思う。これを観ると、やはり田舎の日常の繰り返しに憎しみを抱いているのかとも思えるのだが、他の作品と比べるとそうでも
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旅愁(2019年製作の映画)

3.4

少しぎこちない部分もあるが、好きなタイプの映画だし面白かった。
修了制作とは思えなかった。はっきりしないセクシュアリティがテーマというわけでなく、「旅愁 Travel Nostalgia」と言うタイト
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.7

ポスト・ジブリって誰が言ってるの?全然別物だし、絵本のような絵とCGが融合した素晴らしい出来のアニメーションじゃん。
ストーリーは単純と言えば単純だけど、イングランドとアイルランド、キリスト教とケルト
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

予告を観るとサスペンス色が強そうな感じがするが、どちらかというと親子のあり方に焦点を当てたドキュメンタリーのような物語。
脚本も絵もしっかりと作られているし、役者の演技も素晴らしいのだが、特別養子縁組
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アリ地獄天国(2019年製作の映画)

3.5

2017年ブラック企業大賞に輝いた(笑)アリさんマークの引越社の、まさにエントリー理由となったシュレッダー係にまわされた方のドキュメンタリー。
噂には聞いていたけど、かなり酷い内情で、正直、こんなの株
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わたしは元気(2020年製作の映画)

3.5

渡辺監督の映画に何度か顔を出している女の子を主人公にした映画。
繰り返される日常に差し込んでくる可笑し味という意味では、お馴染みな感じであるが、初めてお祖母様が出演していない、カメラを監督が回している
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叫び声(2019年製作の映画)

3.5

何も起きないのに、ずっと不穏な感じが続く。プールサイドマンのように不穏なニュースが流れているわけでもないが、豚舎の豚の鋭い鳴き声や、いつもの道を歩いてる時の音楽等が、その雰囲気を作っている。
併映のわ
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.4

ミッドサマーの元ネタと言われてるカルト映画。今回、フィルムが見つかったということで長尺版が出たんだけど、まあこんなもんかな。ミュージカルな雰囲気とか、あんまり不穏な感じじゃないトコとか独特な感じで、面>>続きを読む

彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

3.6

ストーリーも読めるし、まあ思い出補正がかかりまくってるであろう、おじさんがノスタルジーを感じるための映画かなぁ、と思う。と書くとあまり評価してないように聞こえるが、不思議と心地良い映画だった。
あと挿
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

原作は途中まで読んでいた。星里もちるっぽくないと言われてた(確かにそうなんだけど)けど、実写を観ると、やはり絵柄や間で漂白されていたのだということが分かる。
深田晃司がテレビドラマを撮ると、ちゃんと深
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瞽女 GOZE(2019年製作の映画)

2.5

うーん。正直かなりひどいと思う。
NHKのEテレとかでやってれば許されるのかもしれないけど、映画としてはまるでダメ。
あと、最後に「この生き方を見れば、今のイジメなんて」みたいなナレーションが付くと、
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スーパーミキンコリニスタ(2019年製作の映画)

3.2

正直、苦手なタイプの映画。何が苦手かというと、勘違いしたヤツが偉そうにして失敗する展開が目に浮かぶのがいたたまれないところ。この手の展開がとうしても好きになれない。この映画に共感する人達もそこは変わら>>続きを読む

レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.7

フローレンス・ピューの長編デビュー作ということで鑑賞。
マクベスの翻案かと思ったらレディ・マクベスという原作があるのね。
しかしフローレンス・ピューすごいね、圧巻の演技力。4年前の作品だから丁度20歳
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スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.3

マ・ドンソク成分の補給に(笑)
スタートアップというタイトルや、序盤の展開から起業する話かと思ったら、そういうことはなくて、それぞれ親子関係に何かしら問題がある人達のハートウォーミングな物語だった。
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.6

2000年代頭の映画なのか。観てる時は80-90年代の雰囲気の映画だと思っていたが。
最初から最後までベタベタで、そこが良いところであり、また限界でもある気がした。
ベトナム派兵に触れられてる(という
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