tmurataさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ぶあいそうな手紙(2019年製作の映画)

3.6

期待しないで観たということもあるけど、割と面白かった。ノンビリと言うか、ゆったりと言うか割と独特のペースなので、それがOKなら良いかな。
主人公のエルネスト目はほとんど見えてないけど、人の心の機微はと
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ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

3.8

buoyancyって英語の浮力のことか。絶対、人の名前だと思ってたから、主人公の名前と違うことに気づいた時にも全く単語の意味を思い出せなかった(笑)
しかし過酷な話だ。あまり情報入れないで観たので、少
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

うーん。正直、愚かな女の人のメロドラマを延々と見せられてる気持ちでうんざりした。
信念とされる核抑止力の話も展開が強引過ぎて、ちょっとなぁ、と感じた。
原作の小説のモデルとなった実在したスパイ、メリタ
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.2

シャイア・ラブーフが父親から受けた虐待によるトラウマを乗り越えるためのセラピーの一環で書き上げた半自伝的作品ということで、彼自身が抱える問題を解決できたという点は良かったと思う。
でも、「虐待するよう
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.8

正直、観る人を選ぶと思うが、俺は面白かった。
「マンディ 地獄のロードウォリアー」に続くカルト映画かと思って構えて観たが、良い方向に期待を裏切られた。
もちろんラブクラフトの原作からは多少変えてはいる
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少女ジュリエット(2019年製作の映画)

4.0

こちらもサム・フリークスVol.8で鑑賞。
いつも赤字なのに良い映画を紹介してくださるの、本当に頭が下がります。ありがとうございます。
ということで、感想。はみ出しものの映画祭の名にふさわしい素晴らし
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パパとマチルダ(1994年製作の映画)

3.6

サム・フリークスVol.8 で鑑賞。原題 A Simple Twist of Fate ってsimpleなのかなぁ(笑)
前半の子育てで素晴らしいなーと思い、後半の裁判でムカつくよなーと思うという、
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.8

ブルーって警官を意味する俗語なのね。知らなかった。だからタイトルのブラック・アンド・ブルーは主人公が黒人でかつ警官ということで、序盤で汚職してる警官に「お前はブラックというだけでアイツらの仲間なのか?>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

序盤は正直、くどいと感じたんだけど、キャラクターが確定して物語が動き出してからは面白かった。
でも名探偵、最後以外はあれ?って感じだったな(笑)
まあ、軽いミステリーで楽しめて良かったかな。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.2

舞台が元とは聞いていたので、あまり、驚かなかったけど、演技も展開の仕方もいかにも舞台な感じだったので、そこはもったいない気がする。せっかく映画にしたんだから映画の表現を模索した方が良かったんじゃないか>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.8

実は演劇の映画化というのが苦手で、そこが少し不安だったんだけど、この作品に関しては元々、短編映画として作られたものを長編化したということで、素直に面白かった。
舞台演劇だと許容できる設定が映画だと許容
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劇場(2020年製作の映画)

3.1

うーん。何だろうなー、悪くない気がするのに、ケチつけたくなる感じ(笑)
松岡茉優と山崎賢人を筆頭に俳優陣の演技は素晴らしい。話として共感できる部分(というより、元々狙ってる、誰もが自分自身を振り返った
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.8

王道のコメディ。色々みんな酷くて良い(笑)
カッチリ作ってるコメディはやっぱり面白い。そして、この時のタイソン見ると、今はもう少し演技上手くなってるし、体も絞ってるんだということが良く分かる(笑)

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.4

京大吉田寮の話を京宮大学近衛寮に置き換えたお話。
元々NHKのドラマだったものを映画化したらしい。悪くはないと思うんだけど、人物の掘り下げ方とか割とあっさり目な感じで、あまり深く刺さることはなかったか
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ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書(2019年製作の映画)

3.2

なんでこんな下らない邦題なんだろ?ってのは置いといて、コメディとしてどうなんだろ?正直、あんまり笑えなかった。
あのキリスト教社会の気持ち悪さとか、そこから抜けられない苦しさとかを笑い飛ばせるような強
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.9

実話なんでネタバレも何もないんだけど、バリバリ性差別がある世界で、数々の困難を乗り越えて、実力で勝利を掴み取るのは感動的で良かった。
最後に本人の映像が流れるけど、「女を見下してた人たちに」という言葉
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

4.0

前半のハマーショルド暗殺説から、殺害犯を探ってるうちに、ドンドン話が大きくなる感じ。(国連事務総長が暗殺されてる時点で相当大きな話なんだけど)
これはムー好きな人は観ないと!
って、これ陰謀論で片付け
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WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

4.1

ヒューマントラストシネマ渋谷のodessa上映で鑑賞。音響のおかげもあるけど、すごく面白かった。
インド映画らしくないマッチョ(脂肪もかっちり落としてるマッチョ)がアクションの出し惜しみなしで頑張るし
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

3.4

豪華な俳優陣の演技を楽しむ映画かな。石橋蓮司の名人芸のクシャミとかトヨエツとか(笑)
正直ストーリーはもう一捻りあっても良かったのではないかと思う。私は何も考えずに観てて心地良かったけど、面白さを求め
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

マ・ドンソクのファンなので甘めなスコア(笑)
マ・ドンソクって、橋本真也っぽい説得力だよなぁ、と思う。体型とかでなく、実際に強いかどうかは別でパンチとかキックが重たそうな、相手が吹っ飛ぶの分かるなーと
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.7

シャーリーズ・セロンを堪能する映画。続編も作るぞー!という終わり方だったので、未回収だったトコも含めて期待して良いのかな。何となくマーベルを目指してる感がある。
アクションは良かったけど、アトミック・
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.6

今日は二本ともB級映画だったな(笑)
話は地味ながら(地味だからこそ)良かったかな。絵も美しくて良かったし。
音は…どうなんだろ、不穏さを出すのが和楽器なのは、少し違和感があった。そんなに悪くはないん
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

3.5

原題がkomaかcomaなので昏睡という意味で、邦題とは全く違う。もちろん原題の方が映画の内容表してるんだけど。
昔のソビエトSF映画はSFを隠れ蓑にした何かで、金が無い分、無理やりなセットとかで頑張
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

予告と違って出だしから割とハード目なスタート。と言っても、ちゃんとポジティブに、コメディ要素で上手くコーティングしていて、面白かった。
怒りの葡萄、あらすじは知ってるけど、読んだことないんだよなぁ。あ
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おばけ(2019年製作の映画)

3.2

観てる時は正直、意味が良く分からなくて上映後の中尾広道監督と白石和彌監督のトークショーでようやく理解した。
作り手の方からの評価が高い理由についても。
仕事場に貼られてる「映画に愛をこめて アメリカの
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

あまり期待しないで観たんだけど、なかなかの見つけものだった。
前半、仲違いした俳優と再び喧嘩するわ、ドラッグに手を出すわで、これはどう転がしてくんだろうな、と思ったんだけど、後半は人生再生というか、ひ
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.8

シリーズ中で一番面白かったか。太極拳との試合も良かったし、最後だと思うとね。
しかし相変わらず空手悪いなー(笑)今回は極真ならぬ極天空手。何故かアメリカでは空手が一番強いマーシャルアーツで、白人が空手
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透明人間(2019年製作の映画)

3.4

大昔からリメイクされまくってる透明人間、良く頑張ったかなと。
もちろんホラーなんでツッコミ所は満載なんだけど、透明化の方法もビジュアルも割と好みだったし。エリザベス・モスは相変わらず良い表情するし。
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

青と赤で彩られた映像が美しい。音楽はどうだろ?不安感を煽ってる時は良いけど、あんまりピンと来なかったかなぁ。
テーマは普遍的なものだし、話も悪くは無いと思うんだけど期待値が高過ぎたかな。妹役の役者さん
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.6

直前に短編の方を観てしまうと、少し退屈な感じになってしまった。
面白くないわけじゃないし、そもそも実話を元にしてるから、大きく外すことは出来ないとは思うんだけど。刺青を消す工程とか、カルトなネオナチの
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

長編の方と併映してたので鑑賞。長編よりこっちの方が衝撃的!
短いからこその切れ味で良かった。嫌な気持ちになるけど。

トップガン(1986年製作の映画)

3.4

30年以上ぶりに鑑賞。何も考えずに観れていいね。
久しぶりに観たらアイスマンいいヤツだし、マーベリックはイヤなヤツだな。天才だけど(笑)

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.4

外伝のマックス・チャンより、こっちの方がカッコいい気がする。やっぱりドニー・イェンとの試合のおかげかな。
タイソンは色々な映画に出てるけど、映画の中では負けないんだよなぁ。契約うるさそう(笑)

在りし日の歌(2019年製作の映画)

3.9

3時間超という長さに尻込みしてたけど、ようやく鑑賞。所々、時系列が分からなくなったり、中盤、少し眠かったりしたけど、観て良かった。
人生の長さを丁寧に描くために時間使ってたのが良く分かったし、虚無感を
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ポネット(1996年製作の映画)

3.7

子供たちの子供同士の謎論理とか、大人達のキリスト教的な正しさの押し付けとか、脚本も良いし、それ以上に子供達の演技が凄くて。どうやって演技つけてるんだろ?
やっぱり名作と呼ばれる作品は観て損は無いな。面
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.8

ボルダリングを一所懸命やっている女の子を見てる子達が良い方に変わっていくお話。すごく面白いとかはないけど、好感が持てる。
ボルダリングしてる姿を見た女の子が言う「何かわかんないけど泣けるじゃん」という
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