tmurataさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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キング(2019年製作の映画)

3.9

暗そうだし、重そうだしと敬遠していたが、割と淡々と物事が進んでいき面白かった。逆に言えば何も残らなかった気もする。
2人のローマ教皇の時もそう思ったけど、これも劇場で観れば良かったなぁ。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.9

お気軽ゾンビ映画。悲壮感もないし、みんな癖が強いけどキュートで良い。そしてビル・マーレー(笑)
もっと早く観てダブルタップも観に行けば良かったな…

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

差別される対象であるゲイのカップルに、ダウン症の子供の家族の素直な愛情表現と、それを許せない世の人々との対比が心を動かす良い映画だと思う。
舞台が70年代ということで(現代から見れば)分かりやすい露骨
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.0

夏・秋編に続いて冬・春編。なので感想はほぼ同じなんだけど、最後はどうなんだろ?ちょっと微妙な感じが残った。
あ、そう言えば韓国版の春夏秋冬の方が親子関係とか友情とかのストーリーとかがしっかりしてた気が
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.0

基本は橋本愛が美味しそうなものを作って食べるだけ(というと語弊があるけど(笑))の映画。美味しそうだし、これはこれで良いかな。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.8

ビョークの音楽と演技は素晴らしかったけど、映画としての良さは全く分からなかった。確かに嫌な気持ちにはなるけど、それが大事なことなのかなぁ。
ラストはビョークが監督とぶつからなかったら、もっと救いがなか
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

政府とか米軍を徹底的に信用してなくて、家族の絆が一番強い韓国映画らしい韓国映画だと思う。割と評価高いようだが、ユーモラスな部分ととシリアスな部分のバランスとかが俺には合わなかった。あと怪獣映画として期>>続きを読む

あとのまつり(2009年製作の映画)

3.2

時間短いし中山絵梨奈の魅力で乗り切った感がある。そういうトコまで含めてヌーベルバーグ的な。古臭いような新しいような。
監督、「パークス」の人なのか。なるほど。何となく納得。

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.6

「寝ても覚めても」の濱口監督の短編。短い時間の中に、真面目さとユーモアがバランス良く配置されていて、安心して楽しめた。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.8

なるほどー。という感じ。これは家にこもって観るとイヤな気持ちになれる(笑)←笑えないけど
でもこれはコロナの予言ではないですね。今のコロナの流行状況から考えると、潜伏期間の短さと致死率が高過ぎるせいで
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失くした体(2019年製作の映画)

3.2

うーん。正直、何が良いのかよく分からない。ストーリーを追ってしまうからだろうか…
評価高くつけてる人のレビュー読むと右手が象徴してるものとか、成程と思うところもあるんだけど、イマイチ心に響かなかった。
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.1

途中で寝てしまったので、後で見直す…
2020/04/17
ということで酒を控えめにして、ちゃんと観た。いや、かなり面白い。
史実とは異なる部分を含んでて(というより、そこがこの物語を作る隙間なわけだ
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Hair Love(原題)(2019年製作の映画)

3.2

短いしネタバレじゃないと良いトコ書きづらいな(笑)
単純に父娘の話だけじゃなく、母親との関係、というか母親に対する娘の心づかいがとても良いです。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.4

知人に勧められたので鑑賞。色々切ないんだけど、そこまではまれず…
少し経つと感想が変わる気もするけど。
そうそう、終わった後に予告編観たらコミック原作なんですね。何となく納得。あとLykke Li の
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.2

しかるべきタイミング(それがいつなのかは分からないが)で観たら良い映画だったのかも知れないが、良い話にしようという説教臭さ(とは少し違う気がするが)が鼻についてダメだった。
しかし人に好かれる人は、人
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.2

一昨年の未体験ゾーンでスルーしたヤツ。思ってたより全然面白かった。設定倒れというレビューは良く分かるけど、B級映画だしなー(笑)
「半径15m以内、全員即死」はやっぱり素晴らしいキャッチコピーだと思う
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.3

現象自体に意味がなく理不尽な感じがちょっとストーカー(映画でなく原作)っぽくて良い。面白いかどうかは微妙かなぁ。美術が気に入れば良いんだけど、灯台の辺りの描写があんまり好きでなかったので。

愛讃讃(2018年製作の映画)

3.5

10分足らずの時間に詰め込んだいなくなった人の記憶。他者と分かり合えない理由。他者を求める理由。
素晴らしいと思う。

最期の星(2017年製作の映画)

3.0

題名で三島由紀夫だと思ったら、宮沢賢治のシグナルとシグナレスで、最終的には銀河鉄道の夜だった。ガールズポップな映画に倒した方がエンタメ的には良いのかも知れないが、ポエミーでドロドロしててそれが良かった>>続きを読む

あさつゆ(2015年製作の映画)

2.9

絵作りは「恋は魔物」の「美しくってバカみたい」のPVと同じ系統の色使いで綺麗で良い。でもお話がピンとこない。「BEATOPIA」でも同じこと思ったけど、表現に対するモヤモヤを消化しきれていない気がする>>続きを読む

ひねくれてもポップ(2011年製作の映画)

3.2

主人公の女性、観たことがあると思ったらひかりの歌の先生役の人か。
コミュ障が痛くてどうするのかと思ったけど、優しい終わりで良かった。、

Love Letter(1995年製作の映画)

3.3

中山美穂が可愛くて、豊川悦司が演技が下手で…あ、違うなみんな演技下手だな(笑)でも、それってそういう演出なんだよな、多分。
中山美穂以外も酒井美紀も柏原崇も豊川悦司も(!)みんな若くて可愛くて、切なく
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

ちゃんと魔夜峰央らしさを実写にしてて笑った。でもガクトが美少年というには、ちょっと…
映画館で観たわけではないし、こんなもんかなー。

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)

3.2

相変わらず毒がたくさんで面白かったんだけど、今回の最後はちょっとモヤっとしたかなー。アレでいいのかな?と。

エキストロ(2019年製作の映画)

2.6

モキュメンタリー。始まって10分でダメだった。ドキュメンタリーって、こんな感じでしょ?こういうのが面白いんでしょう?という押し付けがひどくて、まったくハマれず。周りの人は笑ってたのでハマれば面白いのか>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

3.4

友人に勧められたので鑑賞。多少、鼻につく部分はあったけど、科学番組っぽい作りで割と興味深く観れた。
でも事業計画の内容とか、投資の回収は出来たのか?そもそも何年で回収する予定だったのか?働き手で給料手
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.1

最近のDCはエンタメ側に振っててかなりバランス良くなったと思ってたんだけど、スーサイド・スクワッドの頃に戻った感じかな。ワンダーウーマンと同じく女性を鼓舞する狙いは良く分かるんだけど、ストーリー展開、>>続きを読む

パラダイス・ロスト(2019年製作の映画)

3.4

正直、よく分からなかった部分が大きいですが、上映後の福間健二監督と町屋良平氏のトークショーで見えなかった部分が見えて来たので良かったです。詩も良かった。

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.6

イタリア映画だと思ったらフィンランド映画だった。良い意味で思ってたのとちょっと違ってて、なかなか面白かった。
オークションで落とすまでのサスペンス的なところではなく、壊れた家族の繋がりの再構築の話がメ
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もみの家(2019年製作の映画)

4.0

日常を積み重ねていくうちに、はっきり主人公のあやかが変わっていくのが分かる丁寧な心温まる作品。しかし南沙良は本当に良い役者ですね。

コロンバス(2017年製作の映画)

4.4

モダン建築物がたくさんあるコロンバスで、父親との関係が壊れた男と、母親との関係が壊れた女の子の話が静かに進んでいく。ラストはお互い立場が入れ替わったような終わり方で大変良かった。

踊ってミタ(2020年製作の映画)

3.2

ポエトリーエンジェルの岡山天音と武田玲奈コンビが主演なので。悪くはないけど、ちょっと弱い。

無敵のドラゴン(2019年製作の映画)

2.2

マックス・チャンとアンデウソン・シウバが出てる時点で観るしかない。でも、色々違うかなぁ。最後は笑うしかないし。

種をまく人(2016年製作の映画)

3.2

余韻とか余白というと言葉は良いが、色々、有耶無耶のまま終わった印象。後で解説っぽいのを読んだら、監督の意図と、俺が映画に求めていたものが異なってたらしいので栓なるかな。
あと、俺は種をまく人はゴッホじ
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ナンシー(2018年製作の映画)

3.0

予想してたものと違う癒しの映画で、思ってたより良かった。が、よくよく考えてみると、やっぱり納得いかないので。

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.2

ラストの解釈は難しいな。移民系のコミュニティにロマ、さらに警官自体も格差社会の底辺と言われる辺りに属してそうだけど、そこでの対立がどこから来て、どこから無視されて維持されてるのか。