探偵物ではないけど、結局オカルトな話で好き。ロケーションも良くて、冒頭の村に行くまでの道程のシークエンス、特に、八つ墓村に向かう山道で崖だけ映した、異世界トンネルみたいな映像が好き。
俳優が良い。テーマ曲の『愛のバラード』はすごく好き。展開は少し冗長な感じがしたけど、カメラークとコメディの塩梅がちょっとした刺激になってた。
汽車に飛び乗る終わり方がおしゃれ。
2006年版の田舎道>>続きを読む
岩下志麻というより岸田今日子の狂気を観る映画だった。芦田伸介と室田日出男が渋かった。
物語に必要ないからなのだけど、若い男が一切出てこず、ひたすら、なんか腹立つおっさんが出てくる映画。
日本人形と>>続きを読む
自然現象を神に見立てるのはよいとして、それを人間が事前に防止できるっていう構造がひっかかったまま終わった。
観ごたえしっかり。ただ、ノーランパワーと、扱っているテーマでやや評価底上げされてない?とは思ってしまった。
“映画み”を感じたのは、
・大学着任時のテンプレ的な展開
・悪天候の夜のロスアラモスの風景>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭の歪んだアニメーションの勢いにワクワク。
空襲の東京→いかにも異世界の入り口みたいな疎開先の豪奢な屋敷→洋館→南欧風の塔→異世界。これまでのジブリ詰め合わせみたいな感じ。(もののけ姫要素だけなか>>続きを読む