tjwattさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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映画ってマジで劇薬なんだけど、結局やめれないんだよね。ということで両親亡くなったし、俺と映画の出会いから話すね。

相変わらず中毒状態でした。

作品はネタバレして観ても、キャラクターも愛おしくて最後
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

土曜日の夜に見て、日曜日の朝にもう一度観る。

1度目は考えすぎてしまったように思う。これは何を表しているのか、この台詞の意味はと考えている間に、どんどん舞台が変化して追い付くのに疲れてしまった。
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

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誰にも弱さを見せれずに、孤立するフィルの秘密を知ったピーター。そこから親密な関係になることに疑問はない。

カウボーイとしての生き様と医学への探究心。どちらも何かに没頭して囚われている点で通じている。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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最初のトンネルに向かう前、家の庭先のトンネルをくぐるシーン。カメラがバッと反転してゾッとする。

トンネル、教会のアーチ、鹿の目、ドアのポスト、穴という穴を意識させるカットが多い。

男性の味方をする
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日本侠客伝 斬り込み(1967年製作の映画)

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まさかのハッピーエンド。

敵味方が二転三転する脚本は新鮮だった。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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共に走って、すれ違って、追いかけて、追い越して。間違いを繰り返す2人に勇気をもらえる映画。

後ろ向きにトラック爆走もあった。

関東緋桜一家(1972年製作の映画)

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Wikipediaに載っている、藤純子の結婚式の逸話が面白い。東映ヤクザ一家。

怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

羅生門スタイルで一つの事象を各視点から描いていく。

学校内の問題かと思わせる前半と、少年たちの心の葛藤に着地していく後半。

安藤サクラ視点のパートでは、息子の顔をよく見せない。見えないながらに、勝
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.0

4/25 U-NEXT

「同じ人を愛したこと」不倫という社会契約上の過ちではなく、ただ同じ人を愛しているという現実だけがある。
地上600m、2人がギリギリ立てるほどのスペースでは社会性は失われる。
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

人食は禁忌であり、業であると。テーマとしてショッキングだが、現代社会においても常識だとか当たり前だとかで片付けられるものはこちらが気が付かないだけで沢山ある。

パンケーキを食べる姿から、人食の目的は
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.7

田舎のモールでは、ついに吹替版しか観れなくなってしまった。そもそも海外作品の比率はどんどん減らされている。映画館を守ろうと言われても、守る映画館がない地域もある。

字幕がないので、ファンタジー特有の
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

現場維持に疑問を抱かず、毎日同じ時間に友人とパブに行くことが唯一の楽しみだった主人公。その日常に突然疑問を抱き、強引に変化を求め出す、その友人。

変わらないでと引き留めようとすること、指を犠牲に無理
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.2

公開直後にネトフリで。前半30分くらいはちひろさんが宇宙人のようで身が入らずに止めては観てを繰り返す。

スーパーヒーロー映画だとわかってからは一気に最後まで見続けられた。

善悪の二元論に収まらず、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

なんだこのマルチバースは見覚えのある世界だ。世界に共通の認識は消えて久しい。今隣にいる人だって、何考えているかもうわからない。自分がどこにいるかもわからない。

マルチバースを飛び越える方法は、一見お
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呪詛(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

台湾ホラー映画。家庭用ビデオカメラに収められた映像が繋がっていて、ファウンドフッテージ方式で物語が進められる。

過去の業により呪われた一族がその呪いを継承していく。その継承がある意味信仰のように見え
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HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

バスケットのコーチ(兼スカウト)と選手がそれぞれの逆境から二人で抜け出すストーリー。しかも互いに補い合って、ってまあそれはスカッとするよね。全然何回でも見れそう。

とはいえ家族とバスケット、経営と現
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グレイマン(2022年製作の映画)

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アクションに全振りしてて最高に楽しめた。これはジェットコースターみたいなもの。何重にも絡んでくるストーリーなどはなく、逃げる、追う、倒すが世界の各地で繰り広げられる。

花火の下の格闘、暗い家で懐中電
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ロックオペラかとおもったら、普通のソーシリーズだった。

時間も2時間弱で、内容もあっさり。ソーシリーズ見ておけば、大体つながるし、観てなくても大丈夫なライトな仕上がり。

回想シーンで割とソーの過去
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

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妖艶でイリーガルなナイトクラブで金を稼ぎ生計を立てることは間違いなのか。「若さは金と女に溺れる」「30歳の男ストリッパー」という対になったセリフ。抜け出すにも抜け出せない状況でマイクは心理学者や医療事>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

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ショットガンの弾は確認しておくべきだね。

入口と出口が全然違うのに、ラストの夜明けのシーンの爽快感。

孫争奪ホラー映画。後半1時間ハラハラして面白い。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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ワンダビジョンはおろか、過去作観てないヤツ振り切るスタイルがガンガン進んでいて、心配になった。

サムライミがゴリゴリにホラー作ってて、ドキドキしつつ笑っちゃう。テクニック見せつけてきた。

ワンダ、
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人数の町(2020年製作の映画)

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得票数やネットのいいねという数になることで欲は満たされる。承認欲求というものは、自ら進んで数に変換されていくことでもある。

人が水着で「プール」されている場で部屋の番号を渡しあう様はさながら、マッチ
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

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人は道を踏み外したり、自分の思ってもいなかった方向に勝手に進んでいたりする。
その度に自分の大切なものや、信念を思い出して、自分が苦しまないように生きようねって映画。

心情の変化が怒涛のスピードなの
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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言葉はただの音。伝わったように思えることも違っていたりする。誰かが書いた言葉、発した言葉。

過去はただの事実。嘘か本当かということよりも、その事実の上に生活が続く。

狭い車内の沈黙と、繰り返される
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