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訳あって小さい子どもと鑑賞。ほぼ20年ぶりくらいのコナン。映画は初めての視聴。
意外と面白かった。テンポ良く飽きさせない構成。自分が子どもの頃とは違い作品数やストーリー展開の関係か、怪盗キッドが正体>>続きを読む
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題材はすごい。ありそうでなかった。
地方のクソ田舎で育った自分の14歳の頃とどうしても比較してしまうのだが、舞台が首都圏ということもあり劇中には本当にまともな子が多い。
子どもたちの言葉の緻密さや観>>続きを読む
93年上映。一作目にして興行収入23億弱。
5歳児らしいしんのすけの挙動(結構ぼけーっとしてる)が可愛い。賢しらなことを言わないところも好き。近年のしんちゃんは良い子すぎるし作品を通してメッセージ性が>>続きを読む
クレヨンしんちゃん初期映画がなかなか面白く、そのノリで近年の作品で高評価の本作を選んだ。しかし時代が四半世紀ほど離れているせいもあり、構成が異なっており完全に対象年齢が下がっていた。あと映画版キャラク>>続きを読む
「しゃべるシロ」の印象から、幼稚園か小学校低学年の時に観ている。
SF。戦国時代へと飛ばされる単なるファンタジーかと思いきや、終盤ではタイムパラドックスが発生するあたり妙に凝っていて、この点も大人向>>続きを読む
ロードムービー。春日部⇒新宿二丁目⇒青森⇒お台場の移動。ラストが開発中のお台場なのは1997年という時代を感じさせる(なお『踊る大捜査線』も97年。)東松山よねが千葉県警成田署所属な点など含め、土地の>>続きを読む
100分弱あるけどテンポ良い。おっさんでも楽しい。むしろ小さい子では分からないのではというディテールが多い。しんのすけの子どもらしい喜怒哀楽の素直さが結構可愛くて、家族の温かさも感じる。
マカオとジ>>続きを読む
正しく理解されない天才について。嫉妬と羨望のバランス。
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実話を下地にした題材は興味深い。ネイティブ・アメリカン(本編では「インディアン」)はアメリカ史や現代アメリカ社会において腫れ物扱いされているように映るので、全く新しい物語だった。
しかし、長い。物理>>続きを読む
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冒頭は、『論語』 子路第十三 。
人口の多い豊かな都市に欠けていたのは、教育。
そう考えると、登場人物たちがチチを除いてどいつもこいつもわがままで動物的な生き方をしているのも納得感がある。
199>>続きを読む
長い悪夢のような物語。のめり込んだ。すごい映画を見た。
時代の変化と人間関係の移り変わりが重い。
レスリー・チャンのビジュアルが美しい。「どんな美女よりも美しい」という矜持のある人物造形がたまらない>>続きを読む
作り込みを感じる。
劇中劇、台詞選び、映像手法。そもそも汚れ役の女優業以前に、アイドルの輝かしい姿だって実像じゃない点も示唆的。当時のオタクたちの纏う、今よりも格段にアウトサイダーな感じと一種の選民思>>続きを読む
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難解すぎるし、難解なりに楽しいかと言うとそんなこともなかった。
ローコンテクストな鑑賞しかできていないのも事実だが、作中に難解なモチーフやメタファが氾濫しており、一消費者としては「視聴者に媚びなさすぎ>>続きを読む
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香港を舞台にした金城武とトニー・レオンのPV.ストーリーはあまりない。それがいいのかもしれない。
女性キャラクターへの共感が一切できないのも含めて楽しむべきかなぁ…これは時代的なものなのか監督の作風>>続きを読む
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一週間を一単位とするループ、主な舞台は広告代理店の小さな一室、別にループしてもしていなくても毎日が長時間労働で似たような日々、主人公がギミック上の「主人公」ではない点、ループに複数人が巻き込まれる点、>>続きを読む
評判から期待しすぎた。題材は斬新だが、展開や演出が凡庸。
お互いが本当の姿を知らずただイメージで決めつけているだけ、という主題はいいと思う。
予想以上に良作だった。
敵と言葉が通じてしまうこと、敵と殺し合わずに時間を過ごすこと。もともと同盟関係だった日英という二国が軸になっている点も良い。
同性愛とかBLっていう言葉で総括されるのは好きじ>>続きを読む
本作のモデルとなったアーナンド先生(アーナンド・クマール)が来日しており、一鑑賞者として同じ日にち同じ時間にシアターで鑑賞されていた。上映後は全員で拍手。すごくいい。
インド映画における無理な設定や>>続きを読む
監督×岸井ゆきの×空白ごっこ(主題歌+挿入歌担当)のトーク+空白ごっこのミニライブ付で鑑賞。
令和を舞台に人間の負の一面を切り取った物語。(若干の飛び道具は登場しつつも)全体を通してシンプルなストー>>続きを読む
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映像単体でいうと美しい。よい邦画のオーラがある。本編における変則的な時間軸での展開や、それを説明するカットなどは良く出来ている。正直、初見では即座に理解できない構成だけど、「20xx年」とか「〜年前」>>続きを読む
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・長女メグ:女優に憧れはあったが、社会的にそれが困難なことを理解していた。家庭を築く。
・二女ジョー:小説家になることを志し、努力と取捨選択を経てそれを実現する。家庭は築かなかった(と推測される)。>>続きを読む
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とにかく題材と主題が強い。
自分の生きる世界が造り物のフェイクだと気付く『トゥルーマン・ショー』と、同じ毎日をループする中でどのような生き方が善なのかを模索する『恋はデジャブ』のエッセンスを持ちなが>>続きを読む
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甘く見てた。名作とは知っていたが、予想の斜め上だった。
分かりやすいメタファーとSFの構図ではあるが、世界観の構築に抜かりなく、その背後に確かに存在するものを明るくポップに昇華しきっているディズニー>>続きを読む
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エンタメに舵を取ったことでアクション・バイオレンス要素は色濃くなったが、キャラクタが先行しすぎて警察・ヤクザという組織の持つリアリティが薄くなったので前作より減点。前作が良すぎる。
柚月裕子の原作小>>続きを読む
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良作。警察もの・ヤクザものの中では頭一つ抜けている作品。原作小説の完成度の高さを下地に、映画のキャストや演出によって更にクオリティを上げている。
アクションやバイオレンスは毎回強烈で凄惨ながらも、場>>続きを読む