まごーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

街の灯(1931年製作の映画)

5.0

久しぶりに見たら、普通に泣いてしまった。ラブコメ史に残る名作。

めちゃくちゃ笑えるのに、ちょっとかなしいんですよね。

盲目がゆえにチャップリンをお金持ちだと勘違いした花売りの少女。
彼女に恋をし、
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結婚哲学(1924年製作の映画)

3.8

不倫すれ違いコメディ。
エルンスト・ルビッチはいいぞ。

淑女は何を忘れたか(1937年製作の映画)

4.0

戦前の小津喜劇。
大阪弁モダンガール桑野通子が最高にイケてて可愛くて最高。惚れた。
歩くシーンが良い。

倦怠期夫婦をモダンガールがかきみだす家族コメディ。
大事なのは逆手なのだよ。

桑野通子、すご
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.8

人生だ……。
それも至高の人生だ……。
良すぎた……。

魅惑の巴里(1957年製作の映画)

3.9

ジーン・ケリー主演。暴露本の中身を巡り法廷が開かれるが、三人の証言はあまりにも食い違ってて真実は薮の中。という羅生門パターンの法廷ミュージカル。

結局、ジーン・ケリーは、嘘だろうが何だろうが劇中で三
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.9

久しぶりのベルトルッチ。

暗殺された反ファシストの英雄である父。主人公は父の愛人だったという女性にタラという村に呼び出され、父の死の真相を突き止めてほしいと頼まれる。気が乗らない主人公だったが、次々
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.9

遺伝子で人間の能力を評価できるようになった近未来。遺伝子を偽りガタカに就職した主人公は夢の宇宙飛行士まであと一歩。しかし殺人事件が発生、捜査官はガタカの従業員のなかに「身分を偽ってるものがいるのでは?>>続きを読む

トラベラー(1974年製作の映画)

3.8

サッカーの試合をどうしても見たい田舎の少年が、旅費とかチケット代欲しさに、後先考えずにひたすら周りから奪ったり騙しとったりして集めるという話。

キアロスタミ監督。
少年の取りつかれたような執念と、一
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.8

狂言自殺と、知らない人の葬式に行くことが趣味の少年が、葬式で出会った変なおばあちゃんを愛し合うようになる。

ショッキングな自殺シーンに、
やたらにでかい屋敷と、うざすぎる母親。
意味不明な精神分析医
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アリス(1988年製作の映画)

3.8

ストップモーションアニメ。
ヤン・シュヴァンクマイエル覚えた。

食べるシーンのおぞましいことこのうえない。ハサミは首をちょん切るためにある。
不思議の国のアリスのイメージ塗り替えられてしまった。

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.0

最高かよ……。
あっという間だった……。
これで最後だなんて寂しすぎる……。
最高かよ……。
放課後ティータイムは最高だわ……。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

4.7

大好きな先輩たちは卒業してしまい、黄前久美子らも二年生に。新しい後輩たちたくさん入ってきたけれど、どうコミュニケーションをとったらいいか。なんだか色々面倒くさそう。

そんな感じの部活あるあるからはじ
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血と砂(1965年製作の映画)

4.7

すでに日本軍は全滅。それでも取り戻さなければならない要所があった。その奪還の命を受けた三船敏郎。しかし、彼に与えられた仲間は銃すら触ったことのない軍楽隊の少年たちであった。。。

トランペットにトロン
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.4

響けユーフォニアムシリーズの映画。

胸がぎゅーーーーーんとなる。たまらない。のぼせる。

親友同士ののぞみとみぞれ。卒業という別れが近づきつつある二人は『リズと青い鳥』という曲を吹くことに。しかし、
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君も出世ができる(1964年製作の映画)

4.0

東京オリンピック間近、高度経済成長まっただなかの日本で戦うサラリーマンが主人公の和製ミュージカル映画。

表題曲と、アメリカでは!の二曲がご機嫌で素晴らしい。
特にアメリカでは!のシーンは長尺をものと
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.8

期待の清原果耶案件。
ラストに、不覚にも感動。LiSAはずるいな。
ストーリー知ってるのに面白い。
すごい良かった。
藤木直人良すぎ。
清原果耶の正統派美少女感も最高。

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

4.0

絶望的なラスト。

ダンブルドアに頼まれて、
かつてヴォルデモートの教師だった男の記憶を探ることになったハリー・ポッター。
一方、ハリー・ポッターはその教師の授業を受ける過程で『半純血のプリンス』と書
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.2

街中でいるはずのないデスイーターに襲われたハリー・ポッター。呪文で事なきを得たが、ホグワーツ外で禁止されている呪文を使ったことを問われ、魔法省により審問にかけられることになる。デスイーターはことごとく>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.3

いろんなことがありすぎて、大混乱。
キスシーンが一番ビックリした。
きっとなにか深い意味があるんだと思う。

ファーストオーダーのスノークよりももっと強くて偉い悪玉がいることがわかる。それはなんと死ん
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.3

感情揺さぶられた……。
前半の思春期~!からの後半の深刻な展開。揺さぶられたなー……。

魔法学校対抗試合が開催される。あまりに危険な試合であるため、魔法省は17歳以下の生徒の代表選手への立候補を禁じ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

パイロット志望のやんちゃな青年ハン・ソロが、チューバッカとミレニアムファルコンに乗って敵と超金になるエネルギー源コアクシウムを奪い合う。

スターウォーズの音楽にアガる。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.9

ハリー・ポッターがホグワーツに戻ると話題はアズカバンを脱獄した殺人犯シリウス・ブラックでもちきり。話によるとホグワーツからそう遠くない場所に身を潜めているそう。そんなあるときハリー・ポッターは、シリウ>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

夏休みを過ごすハリー・ポッターのもとにドビーが訪れ、決してホグワーツに戻ってはいけないと告げる。夏休みを終えホグワーツに戻ろうとする彼だったが、9 3/4番線への扉はなぜか閉ざされており汽車に乗り遅れ>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.5

小学生のとき以来、十何年ぶりに見るのにめちゃくちゃ覚えてる。
ワクワクが止まらん。

正直、この子供たちのちょっと背伸びした冒険って感じが大好きなので、
シリーズ進めるに当たって、
成長して核心に近づ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.9

追い詰められたレジスタンス。居場所は筒抜けで、燃料切れは間近。敗北は目前だった。
ポーとフィンは状況を打破すべく敵機に乗り込みブレーカーを落とすことで追跡を逃れようと作戦をたてる。
一方、ルークと接触
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ファニー・ガール(1968年製作の映画)

4.3

ウィリアム・ワイラーのミュージカル映画。
主演女優の魅力がすごい。
表情歌唱すべてが素晴らしい。
納得のアカデミー主演女優賞。

ストーリーは、
田舎の決して美人とは言えない女優志望の女の子が、その才
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ダウンタウン物語(1976年製作の映画)

3.8

小さな恋のメロディーのアラン・パーカーが監督したチビッ子ミュージカル映画。

禁酒法時代のNY、ハリウッドを夢見るショーガールに恋する色男がギャングの抗争にのめりこんでいくというストーリー。

出演者
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毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

3.7

見たことあるのに、登録されてない。
なぜだ?
ブラックすぎて笑えるやつ。

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.5

字幕の評判が良いほうのDVDを買って再チャレンジ。圧倒的に面白さの解像度が上がった。

ただ一部、ストーリー展開にスムーズに納得できないところもあったりするのと、
改めて見て思うのは、この映画政治的な
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ブロードウェイ(1941年製作の映画)

4.0

大好きな裏庭ミュージカル。
これで見るのは三本目。

裏庭ミュージカルの定番要素てんこ盛り。

・子供たちがお金集めのためにミュージカルの上演を企画、大人たちを説得して実現させて認められるというストー
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

5.0

本当に面白いな……。
何回見ても面白いな……。
天才……。

これ以上の脚本はない。世界最高のロマンチックコメディ。小道具、洒落たセリフ、惹かれる展開、ここまでくるともはや美しい。そして何度見ても面白
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ベニイ・グッドマン物語(1955年製作の映画)

4.0

ベニー・グッドマンの伝記ミュージカル映画。
とにかくフィルムに乗せられた音楽の素晴らしいこと。良い音がひたすら鳴り続ける。
ときにうっとりして、ときにノリノリになり、そうこうしてるうちにあっという間に
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デュバリイは貴婦人(1943年製作の映画)

3.6

売れる前のジーン・ケリーが出演したミュージカル映画。
せっかくジーン・ケリーが出てるのに……もっと踊らせてくれよ……と消化不良に陥る。楽曲はコール・ポーター。なので決して悪くはない。
そしてトミー・ド
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

3.5

ずっと見たかったやつ。
キュンキュンできた。
有村架純かわいいなー。

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

3.7

スクリューボール・コメディの傑作。
ハワード・ホークス版『フロントページ』。

ラスト30分のおかしさったらたまらない。
特ダネを前にイカれにイカれきった新聞記者たちのマシンガントーク。
やっぱり面白
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