愛しているから相手の全てを受け入れられるかと言ったらそんなことはないし、受け入れないから愛していないかというとそんなこともない。
離れても別れても愛が消えることはない。
「うまくいかない人は運命の人じ>>続きを読む
正直に言うと環境活動家にいままで興味を持ったことがなかったし、なんならアートアタックが嫌いでネガティブなイメージすらあったので、理解したくて観た。
一人一人の動機や主張に目を向けると見える世界が変わる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
境界線は目には見えないけど、そこを超えてしまうともう会うことはできない。という類の話だった。(だと受け取った。)
生と死に限らずそういう境界線ってあるよなと思いながら観ていた。
男性と女性、という対比>>続きを読む
夜道をひたすら歩くのだけど恐怖はなく、遭遇する様々な事情を抱えた人たちとの交流が穏やかで優しい映画だった。
鑑賞2回目。
最初観た時は音や映像の心地よさにうとうとしてしまいストーリーを掴みきれず、今回リベンジしたけれどこんなに良い映画だったとは。
不安や悲しみで"自分の居場所"への自信が揺らぐようなことが>>続きを読む
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先にこの作品を観ていれば『クイーン・オブ・ダイヤモンド』に対する理解度ももう少し高かったかもしれないなぁ、と少し後悔した。
『エルスール』や『アフターサン』の父親に対して“ここにいるようでここにはい>>続きを読む
解釈を観客に委ねるような映画は好きだけどたまに受け付ける心の余裕がない時があって、カウリスマキ作品はそんな時でも観れる安心感がある。
久々に観たけど新たな発見としては光のさし方がきれいだった。雲が多>>続きを読む
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「バランス」がこの映画の全て、なのかな。
自分自身でもよく生活や心のバランスをとることが難しいなと思う時があるけど、それは「上流から汚水を垂れ流す」ような他人の言動に触れたり、または自分がしてしまっ>>続きを読む
スプリットスクリーンで映し出す画の対比が面白く、テーマがヘビーでも自分とは切り離して冷静に観ていられた。
人生で必ず体験する「死」をしっかりじっくり丁寧に描いていた。
実際は映画のような日々がただひ>>続きを読む
観るのを延ばしに延ばした結果好きな映画館で上映が始まったのでラッキーだった。
クリエイターが手がけた渋谷区公共トイレの登場のわざとらしさがこの映画を観る気を削いでいたのだけど、観てみるとむしろその異>>続きを読む
人生をつまらないと感じていた時の“ただここにいてやり過ごすだけ”という感覚をここまで思い出させてくる映画はいままであったかなと思って、凄いなあと思いながら観ていた。もはや自分自身の体験のような視点や時>>続きを読む
数年前、最初に観た時は内容をあまり咀嚼できておらず、星をつけていたとしたら3.5〜4.0くらいにしていたのではと思う。
先日いきなり家族が他界してしまった。
その日から今日まで、この映画を何度か繰り>>続きを読む
互いに惹かれ合い愛し合う人の存在って奇跡だよなあ。ってそれはこの映画とは関係なくいつも思うことだけど、観ていてまた思ってしまった。
音楽がなくて、それが良いなと思った。映画なのに身近な出来事のように>>続きを読む
ところどころあまりにも独特すぎて、笑うシーンではないのに観ながら笑ってしまった。
いろんな意味での面白さがあった。
この映画が観せたいものと、予告編を観て自分がこの映画に期待していたものが微妙にマッチしなかった。ゆえに自分が悪い。
結ばれるだけが"縁" ではないのだなと学んだ。
ベッドで夫婦が語り合うシーンが穏やかでとても良かった。