めーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

めー

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ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

4.0

人との関わりの中の繊細な揺れ
友達多い人とか毎日遊んでる人ってすごいな、狂ってると思う(失礼)
みんななんでもないフリが上手いだけ?
こんな奇跡的な冷たさのある切り取りをやっておきながらラストの視点が
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ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画(2013年製作の映画)

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なんだかんだで監督らしさが出ていて目が離せなくて面白かった
ダムを爆破してからのその先の日常…みんな安心するんじゃない?そうだろって、社会に対してこのドライさよ!

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

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面白いなー荒野を彷徨い続けているだけなのに…それぞれの立場が変わっていくところが面白い。
そして相変わらずこのサバっとした距離感が絶妙
人生はこうなんだよ、と。信仰が必要だ。

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

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やきもきしたり折り合いをつけたり…関わった人や動物が勢揃いしカオス展開!そこでパッと鳩が飛ぶのきもちぇー
なんだか爽やかな終わり方
人々の交わりによるままならない出来事、主人公の感情が丁寧にかつコミカ
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

5.0

どうしようもない話
ひたすらに淡々と現実っぽさをうつしてくれて本当にありがたい映画だな。
彼女は稼ぎに行く。
こんな終わり方だけど、誠実で優しさがあると思う。
エーン!良かったな!

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.5

かつての友人と穏やかな寂しさに包まれる…
男2人、日常からのヒーリング逃避。
浄化されるような物語で良かった

悲しみは使い古した喜び

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

5.0

もっと情けない人間なので現実は謝って終わり。
だけど夜中に抜け出して飲みに行くbarは異世界で救い。

丹下左膳 昇竜の巻(完結篇)(1956年製作の映画)

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3部作のうちの3部め。
よかった!おもしろかった〜妖刀に魅せられた闇堕ちニヒル丹下左膳でした。上から撮る大人数のショット、人間が濁流のように門の中へ入るショットがよかった。そしてとにかくお藤こと月丘夢
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丹下左膳 坤龍の巻(1956年製作の映画)

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男に惚れた女たちがキーになる第二部!
三隅監督の大菩薩峠と違い、クリフハンガーがちゃんと効いてる系だった笑
ロードオブザリング的な感じで妖刀を持った者はおかしくなっていく…その様子がファンタジみがあっ
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丹下左膳 乾雲の巻(1956年製作の映画)

4.0

城主岩城主水正は乾雲と坤竜という2本の妖刀を求めて左膳に奪いに向かわせたが…
妖刀を奪おうとする悪役感が強い丹下左膳。狂気的な部分も感じられるのが新鮮!
火事の中での打ち合いは見応えあった。
さらに!
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東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

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腹違いの娘と久しぶりの食事。
娘が注いでくれたビールと取り分けてくれたお好み焼き。静かに2人で涙する。
こんな健気な動作にやっぱり感動してしまう…
そして頑固親父だった中村鴈治郎は過去を受け入れ、すっ
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やくざ絶唱(1970年製作の映画)

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カツシンのアクションはやっぱエンタメ性があっていいなぁ
兄妹の設定だけど共依存的な関係…一般的な子供から大人への成長過程や親離れ・子離れ的な感情をバイオレンスを入れたりしてドラマチックだった。
父親で
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近松物語(1954年製作の映画)

4.5

愛パワーを感じられてめっちゃよかった
やっぱ金や社会を越えてこそ
おさんの家族、きな臭過ぎてまじデコ助野郎〜
悲恋をこうして重厚感のある作品に仕立て上げるのすごいな。
奥行きがあって画面が幸せ!

赤線地帯(1956年製作の映画)

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売春禁止法が成立される直前の吉原の女たち。
生きることは常に矛盾があって、わかっていながらもこうであってほしいと願ったり、夢をみたり…現実は残酷でも、なんてことのない女同士の繋がりに救いが添えられてい
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続清水港/清水港代参夢道中(1940年製作の映画)

4.0

「森の石松」の舞台に向けて演出してる千恵蔵パイセン。うまくいってなくて怒り狂って寝て覚めたら突然タイムスリップして清水港へ…そしてオレッチてば石松になっちゃった〜⁉︎という話。
有名な浪曲にある通り
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森の石松(1957年製作の映画)

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カツシンの石松モノ
表情が豊かで喧嘩っ早いところは似合うな〜でも若いカツシンは細くて見慣れない笑
寿司くいねぇのターンはやっぱ面白い
マキノ版では次郎長親分だった小堀明男が適役!

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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アメリカン・ニューシネマなるものは、ほぼみたことがないが面白かった!
ロードムービーかと思ってたら急な暴力。ここまで除け者にされても自由に生き通す彼等をみるとロマンがあるなぁ。単純にかっこいいな〜と思
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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なんかすごい今っぽい
アクションシーンがスタイリッシュでよかった!

丹下左膳(1958年製作の映画)

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百万両の壺を巡る物語
大友柳太朗(左膳)より、橋蔵サマがかっこいい笑
大友柳太朗は野生味と天然っぽさが入るからなぁ…
でも大河内傳次郎が出演してるのアツい
人情味溢れる大円団。相変わらずセットがデカい

トラック野郎 天下御免(1976年製作の映画)

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初・トラック野郎!荒唐無稽だけど笑って泣けて…デコトラカーチェイス…ストーリーも人物もすべて豪快な映画!文太にぃ好きからは観ない方がいいとか言われたけど笑、結構面白かった。昭和の良い娯楽作品!トラック>>続きを読む

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

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擬似家族の人情物語
粋な演出がちりばめられていて、愉快で気持ちのいい映画
矢場のおかみのヒモで親バカな左膳…でもめっちゃかっこいい!!!
壺を巡る人間模様はあまりにも自然で運命的であたたかさに満ちてい
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ヒート(1995年製作の映画)

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デニ郎✖️アルパチ
対立しながらも繋がりを感じる孤独な2人の漢気溢れるクールな映画だった
市街地の銃撃戦も最後の一騎打ちもスケールが違いすぎてとにかくすごかった笑
本作のデニ郎くんひたすらかっこいい
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

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アツい!豪華!良かった…
何度も映像化されてますが…私の初・忠臣蔵はフカサクとなりました。
あの耐え難い浅野即刻腹切の日から一年、大石を同胞たちを、みな信じあっての赤穂浪士討ち入り!からの切腹はかっこ
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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005年製作の映画)

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ジョニーキャッシュって意外とロックなんだな
内容はいつもの音楽伝記映画ですが、ジョニーキャッシュ(ホアキン)がゾンビ化したり笑、真実の愛的なところがあってハンクよりも多少見応えあり(多分)
ただ割とク
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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ゴジラのシーン、カメラがめっちゃすごかった…
ゴジハムしかみたことなかったが、面白かった!!!
ゴジラが神木隆之介の戦闘機を目で追うシーンがネコチャン🐈みたいでかわいー
たちばなの役が良かった!

博奕打ち 殴り込み(1968年製作の映画)

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博奕打ちのいのち札より良かったなぁ〜(総長賭博は人生ベストですが…)ヤクザ系はやっぱメロドラマ少なめが好みかも
なんてったってつるこーとカトダイの兄弟分な展開にウマみアリ!
そして鶴田浩二が何枚も上手
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博徒列伝(1968年製作の映画)

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なんてことのないストーリーですが、わかりやすくて役者が豪華。なんてったって喧嘩屋の鶴田浩二がカッコいい…
愚連ズの最初の横一列の描写がイカれたメンバーを紹介するぜ!的な演出で面白かった笑
女があんまり
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

幸福な時間
監督らしい映画!劇場でみることができてよかった。
プアーな中年2人の悲喜の中をたゆたう愛の物語。
言葉少ない代わりに歌が流れたり、綱渡的につながっている関係がすごくロマンチック
ピュアでい
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

ウッ…びっくりするくらい良かった…ありがとう…ありがとう…

彼のミニマルで厳選された世界が、人や物の一瞬の繋がりを愛おしくさせてくれる。

てなもんや三度笠(1963年製作の映画)

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先に2作目(続てなもんや三度笠)を観ましたが、やっと1作目…これはやっぱ面白いな〜ギャグ満載でテンポサイコー!
ハッタリかましてたまたま喧嘩に勝つあんかけが面白い。こっちも強いのか弱いのか分からなくな
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美貌に罪あり(1959年製作の映画)

4.5

めっちゃ良かった…
時代の変化の悲哀と再生なんですけど、みんな家に集まってからの素晴らしいシークエンス…日本人でよかったと思う表現にただただ涙した。
現実を受け入れることってこんなに切なくて美しいんだ
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

人間関係もうまくいかず、さらに解雇され、殺し屋に自分(アンリ)を殺すように頼むが…という話から始まる。

やっぱ自分には何もない(と思っている)人間は常に死を意識している。
自殺はできないから殺し屋に
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

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シュールなロードムービー
寂しい優しさで満ちていて幸せな気持ちになる…やっぱいいなぁ〜こんなんみんな好きじゃろ〜
ひょんなことからアメリカ横断し、いろんな音楽を吸収…めっちゃ貧乏なツアーみたいでよかっ
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ラーメン大使(1967年製作の映画)

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山川さんという人に恩を返しに日本に来た王さん(フランキー堺)。ドタバタ追いかけっこ映画
フランキー堺のカタコト系です、オープニングの中華っぽい格好の数々が面白い
最後のラーメン奉仕が可愛い…そして笑っ
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満員電車(1957年製作の映画)

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サラリーマン苦悩物語としつつ社会風刺が効きすぎててコメディ調なのにめっちゃダーク笑
初っ端から最後までずっと息が詰まるようなシーンばかり。学校教育からもうね始まってるんスよ、この苦しみは…ウッ
サラリ
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次郎長富士(1959年製作の映画)

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面白かった〜小話をはさみつつ、とにかく楽しい大映オールスター娯楽活劇!
笑いとほろりと恋愛と、切った張ったの大立ち回り、勧善懲悪の気持ちよさと義理人情のあたたかさ…これくらい単純に楽しめるのが好きだな
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