めーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

めー

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人生とんぼ返り(1955年製作の映画)

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リアリティのある殺陣への変遷に苦心する殺陣師の話。後半はかなり悲劇的な展開へ傾倒していてウル🥺しつつも個人的にはちょっとアツすぎたかな…
左幸子との、五十鈴との、すだれ越しの会話が良い。森繁×五十鈴め
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次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港(1953年製作の映画)

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メンツ揃った!前半はなんだかのんびりした感じだけど、後半ググッと面白い。林の中での描写の不穏感めっちゃいいな〜ほんでお仲も斬るん!?すごすぎる、女渡世人もカコイイ…
「生まれは別だが死ぬ時は同じ」って
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次郎長三国志 第三部 次郎長と石松(1953年製作の映画)

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バタバタの中、久しぶりの映画鑑賞!次郎長と別れた後のまさかの石松回。森繁久彌が演じる石松は、吃音で動きや表情がかなりクセになる良いキャラクター。バカ素直な石松かわいいよ、愛したいよ…と、人気キャラなの>>続きを読む

次郎長三国志 第二部 次郎長初旅(1953年製作の映画)

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個性的な仲間が集まってくる。キャラをみせつつ盛り沢山の人情味話を入れて、チャっとまとまってるのすごいな〜博打で負けてからの半裸旅になる展開やばすぎだよね!?見せ方すご…マキノ雅弘すご…最高の旅がはじま>>続きを読む

次郎長三国志 第一部 次郎長売出す(1952年製作の映画)

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はぁ〜キャラだちがしっかりしててすごいな〜。子分たちの方がキャラが立っているようだけど、だからこそ次郎長が懐の深いオヤブンとして成り立っているんだな〜
もっと荒唐無稽な暴れん坊の話かと思ってたけど、な
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続てなもんや三度笠(1963年製作の映画)

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コメディ時代劇!なんだこの演出〜の連続で常に笑いを入れてくる笑。古さと新しさ、日本語と英語、という言葉遊びがかなり爆笑。
フル口上してそれを"オーソドックスなるご挨拶"って笑
そうやって東で仁義切った
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黒の試走車(テストカー)(1962年製作の映画)

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コテコテの会社同士の情報争い、産業系ヤクザと化す。表面をなぞってる感じでただの社会人チンピラのゆすり合いにみえる、文太にぃを見習って出直してホヂ🥺たまに社会人チンピラ(客先)が台風の目のように暴れ始>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.0

リリー回!めっちゃいいですねぇ〜ストーリーの気合いを感じてより面白い。神回というやつですか?
フーテンと在宅勤務(100%)の良さってこれ!大切な人のそばにいれることだよね。
沖縄では幸福な描写。この
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男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979年製作の映画)

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約一年ぶりに再開!その間、チャリで柴又へ行き、とらやでダンゴを食べたりなどした…
今回はトラの分身が活躍…それも外国の人!まさかのさくらへ…そんな日米映画でした笑。お約束展開の安定とした面白さとじんわ
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暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

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渡瀬また運転頑張ってた!ミチという女に囚われて…こういう甘さとダイナミックさが健在でフカサクらしい。
相棒が亡くなって室田日出男が出てくる展開良かった、室田日出男が終始不気味でよい。最後は混沌カーチェ
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現代やくざ 与太者の掟(1969年製作の映画)

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こういう系はいつメンってだけでみたくなっちゃう体質に…。説明的なので笑、みやすいっちゃみやすい。義理人情で動きにくくなっていくストーリーは哀しくていいですね。文太が不器用すぎてめっちゃ笑える。今回のト>>続きを読む

血煙高田の馬場(1937年製作の映画)

5.0

2回目ですが良すぎじゃないですか?
良すぎるので1回目の投稿削除して2回目の投稿です。
2回目みても素晴らしすぎて泣いた…アマプラで見た時よりも聞き取りやすかった気がする。
バンツマの一挙手一投足にみ
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江戸の悪太郎(1939年製作の映画)

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戦前版!
なんか、傘のくだりえっちすぎん?🥺
途中の不幸が不穏だけど、市井の人のための映画だ…こういう情緒ある勧善懲悪がクセになるくらい好き!
オレの幸福がここにある…

極道(1968年製作の映画)

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やっぱトミサブめっちゃいい〜唯一無二ってる!
ウチらの好きメンツ★→ノブオ仕事してる〜ぅ✌︎('ω'✌︎ )文太にぃしゃべんないけどオラオラする役。鶴田浩二は堂々たる特別出演。や、もうね登場人物でスト
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

4.0

結婚というものは夫婦の情熱と理性の上に立つ社会的・生理的結合!
良い〜!なんて野心的な作品だろう、結婚のすべてを見せられます。
時代を反映したようなスピード感と多様な結びつきの中で、自分なりの結婚の真
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私の殺した男(1932年製作の映画)

4.0

やはり見事なルビッチ的修復技術!
コメディ無し。愛と悲しみがあって、感情ぐちゃぐちゃになった。戦争さえなければ、ウォルターの喪失に対してきっと誰もがこんな重い赦しや助けを求めずに済んだのだろう…
繊細
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鉄と鉛 STEEL & LEAD(1997年製作の映画)

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暗い描写が続く、ハードボイルド。気のせいか分からないけど、時々ウォンカーウァイみを感じる画wバディものとしてもよかったし、設定のおかげでテンポ良く進んで面白い。てか渡瀬恒彦の渋い抑揚に惚れる!
佐藤蛾
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

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こんなに世界を作られちゃあ、没入せざるを得ないね。
上手な無国籍映画だな〜
阿片街の作り込みがよかった。ダークソウルなら即YOU DIEDだよ⁉︎
久しぶりに岩井俊二のエキス

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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ほんといつも素晴らしい映画ですね…
繰り返される喪失と生による浄化…人間の生涯はおしなべて美しい。寛大なる描写に感服です‼︎この上映時間と子供の配置によって、軽やかな情緒が込み上げる。そして、ゆるやか
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青髭八人目の妻(1938年製作の映画)

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前半、遊び心のある出会いからの結婚〜って思ったのに男は7人と離婚歴あるなんて〜という。後半はお互いのプライドの上でめっちゃゲームしまくってて面白い。華麗なやりとり、戦いを終えた感に笑い。最後まで女が強>>続きを読む

ラヴ・パレイド(1929年製作の映画)

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ルビッチ初のトーキー!ミュージカルぽい。ヒモをやるにしても才能が必要だったり、結婚に焦って男を作るなって、about100年前から説教されてる気分。いつも通り修正される関係と、軽やかな着地になんだかん>>続きを読む

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

5.0

さいこーでちた………

一等級に素晴らしい行き違い社内恋愛物語!
加えて冬の寒さに暖かさが添えられる、幸福なる再生ストーリー。

極楽特急(1932年製作の映画)

4.0

なんこれもう好き負けじゃん!ドロボーとロマンスの掛け算サイコー映画。あっけない恋の終わり…なのか?エンディングが粋だなぁ〜いつもそうやって美しく収まってくれるの、ルビッチらしい魅力だな。
彼氏から連絡
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恐喝こそわが人生(1968年製作の映画)

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松方弘樹含むゆすり屋メンツがくりなす、深作(松竹)のモダンな犯罪映画。
高度経済成長を笑っているかのような軽い映画。
なんかこういうの日活無国籍映画みを感じる。もうひと展開がほしーが、ラストのcool
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

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仲代達矢の顔芸と夏目雅子を堪能!
五社あるある(個人的見解)の全編通して漂う薄暗さと、花子の対比。よってこのタイトルってアイロニー?
極道の信仰と人間のままならなさの交わりによって、混沌と化していくス
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結婚哲学(1924年製作の映画)

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倦怠期夫婦の話、めっちゃ好き!5人の行き違う関係と勘違いがうまく働いて、大変面白いストーリーになっている。この移ろいを喜劇として表現されるのって軽やかさがあって映画的で良いですねー
小道具を使って物語
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天使(1937年製作の映画)

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コメディを期待してましたが抑えめで、華麗なる行き違いの三角関係!聞き返したくなるくらい素晴らしいセリフ。3人が集結するところはハラハラして、恋愛映画の域を越えた面白さ笑。ルビッチ映画は洗練されてるな〜>>続きを読む

生活の設計(1933年製作の映画)

4.0

サイコーきた!セックス抜きという紳士協定、結婚相談所の仮交際かよ!!って思ったけどあっさり壊されて、まーそんなもん???なんてね。ジルダはなんだ、この女性像は。めっちゃあげまんでなかなかの計画性、自由>>続きを読む

生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

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面白かった、キレキレのストーリー!初ルビッチ…
コメディというテイで反ナチ風刺的な映画。後半の怒涛の伏線回収ウケるし、劇団に救われまくりで笑った。これ分からなくなりそうで分かる!ってなるの絶妙だな。ハ
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(1961年製作の映画)

4.0

うわ渋いな〜好き…久しぶりにバッチバチ構図の映画みた気がする。乾ききった夫婦関係、一夜の非日常。先のことは分からない朝焼けの中、地べたに座ってその瞬間の愛をつぶやく…人間の孤独と寂しさが尽きなくて>>続きを読む

高校大パニック(1978年製作の映画)

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うおー面白かった
前半の疾走感が良い…銃を入手して初っ端ぶっぱなすところがきもちええ…しかしびっくりするくらい無差別だった笑
そこに死があっても、すぐに日常に戻らされる。結局、下の者に対する異常な軽さ
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反逆のメロディー(1970年製作の映画)

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男はつらいよの最推し佐藤蛾次郎氏が理想通りの良き役でした。
任侠道を添えた無軌道な人間、破壊的な人間、属さないことは強さかと思ったのに。高度経済成長ツヨ
シホンのイヌにもなれず、ヤクザもんにもなれねぇ
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

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「ワテや」をみた!女たちの惚れた腫れたの強さとか、極道のしょうもなさをただただ受け入れるしかない現実が美しい。
岩下志麻はもちろん良いけど、かたせ梨乃の“少女性”から“母性を内包した女性”への変化など
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陽暉楼(1983年製作の映画)

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とにかくカッコ良いOPから始まる。誰とも相入れない池上季実子は血縁者を求めているようでずっと寂しそうだった。浅野温子のキャラクターも気風が良くて気持ち良い。そんな2人の悲しい話。てか緒形拳めっちゃクズ>>続きを読む

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

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なんだか洋画みを感じる深作のアクション!ラストにかけて、廃車確定しまくりぐちゃぐちゃカーチェイスがやりたいホーダイで爆笑もん。気持ち良かった。よって3億予算が11億に膨れ上がったとのこと(wiki情報>>続きを読む

雲霧仁左衛門(1978年製作の映画)

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めっちゃ豪華な五社時代劇。仲代達矢チームのチーム感が良い。序盤、岩下志麻のおっぱいを吸う丹波哲郎。やっぱ丹波哲郎なんかエロい顔してるやだ〜あと松坂慶子はエロいな〜
最後はにゃ?って感じだったので思い返
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